こんにちは。
2022年11月9日に放送された「相棒 seeason21」第5話「眠る爆弾」の感想です。
あらすじは書いていません。
感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。
相棒21の第5話「眠る爆弾」は、大学の研究室の予算不足問題やクラッシュ・シンドローム(挫滅症候群)が取り上げらていました。
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城南大学の学生・平山翔太(山本涼介さん)が、学生・森原真希(大坪あきほさん)の実験中の事故死に疑念を抱き復讐しようとするストーリー。
平山の准教授・三沢龍之介(山崎潤さん)への復讐方法がまた残酷で。
森原の死は、実験中の爆発によって天井や棚の下敷きとなり、3時間近く経ってから救出された後にクラッシュ・シンドロームが起こったことが原因なのですが、救出したのは平山でした。
自分が判断を間違ったせいで森原は死んだ、さらに警察に殺人の疑いをかけられてどれだけ平山は辛い思いをしたか。
その後、三沢が森原を殺したと思った平山の怒りや憎しみはどれほどのことだったか。(ドラマではそこまでの描写はありませんでしたけど)
平山は三沢の足を圧迫し、三沢の妻(松下恵さん)に助けさせてクラッシュ・シンドロームを起こさせて殺そうとします。
三沢の妻まで巻き込んで、三沢を妻の手で死に至らしめようとする復讐の手口が恐ろしくて。ぞわっとしました。
爆弾による爆発の後にクラッシュ・シンドロームを起こさせる。(それぞれの場所は違うけど)
森原の死をなぞるように三沢を殺そうとするところに平山の憎悪の深さを感じて恐ろしかったです。
このブログのタイトルに書いた森原の一途さ。
たくさんの人に迷惑をかける実験中の事故を装って研究室の予算不足を知ってもらおうとすることは「一途」なんて言葉で片付けちゃいけない気もしますが。
森原が暴力的な行為によって問題解決を試みようとしたことがさらなる悲劇を生んでいます。
森原自身は死に、平山は大切な研究仲間を失った上に殺人を疑われ、さらに復讐のために犯罪者となってしまう。
右京さん「あなた方のやったことは間違っていたとしか言いようがありません」
セリフ引用:「相棒 season21」第5話
暴力では何も解決できない。
平山の復讐が未遂に終わり、殺人を犯さずに済んだのが唯一の救いです。
最後の「こてまり」での4人の会話は楽しかった。
薫ちゃんと和やかに会話している時の右京さんの笑顔が本当に楽しそうで。
特命係の一途な二人にこれからも走り続けてもらいたい!
「相棒21」第5話はTwitterで「マコト兄ちゃん」がトレンド入りしていました。
平山翔太を演じた山本涼介さんは「仮面ライダーゴースト」(2015)で「仮面ライダースペクター」に変身する深海マコト(マコト兄ちゃん)を演じられていました。
「相棒21」
— 山本涼介 (@ryosuke_y_515) 2022年11月9日
ありがとうございました!
爆弾犯でした。ドカン。
おいまたトレンドにマコト兄ちゃんおるぞ pic.twitter.com/e6YCZNLo0e
以前にも「マコト兄ちゃん」がトレンド入りしていたみたいです。
山本涼介さんといえば「マコト兄ちゃん」なんでしょうね。おもしろい。
最後に、伊丹さん(川原和久さん)の亀山薫語録を。
ばかめ(亀)
セリフ引用:「相棒 season21」第5話
ばか亀の略が出てきました。好き。
だから首をつっこむな。甲羅にしまっとけこのヤロウ
セリフ引用:「相棒 season21」第5話
亀だけに。好っき!
「相棒21」の第6話もおもしろかったのでまたブログに感想を書きたいと思います。
感想を書くのが遅れまくっているのでがんばるぞ。
それでは、また。