※この記事は、とある架空の村で起こった、タイトルに絡んだ小さな出来事について書いております。著作権問題について調べている方にはあまり役に立たない記事だと思いますので、読まれる方はご注意を。
※この記事は著作権についてGoogleで調べた内容を元にして書いています。法律の専門家ではないため、間違いがあるかもしれません。間違いがありましたら、コメント欄などで教えていただけるとありがたいです。
※大変申し訳ありませんが、この記事で書いた物語の設定部分はてきとーに書いております。上記の※印で書いた著作権の間違いに関すること以外の「ふざけるな」「つまらない」「わけわかめ」「すべりまくっている」などの苦情は、申し訳ありませんが受け付けておりません。先に謝ります!すみません!
物語
むかしむかしあるところに、だらけかあさんという太っちょで目がギョロっと乱々(らんらん)したおばさんがおりました。
だらけかあさんは、「はてな村」の隣に数年前にできた「はてなニュータウン」という新興住宅地の片隅に住んでおり、他の華やかなはてな村やはてなニュータウンの住人に憧れながらも誰に注目されることもなく、地味にひっそりと暮らしておりました。
はてな村には、昔から伝わる「ブログを書く」という謎の風習がございました。はてなニュータウンに住む者も、この風習に倣ってブログを書いておりました。
ブログは各家庭の庭先に大きく貼られ、ブログを更新したと知らせる白い旗を掲げて人々に知らせておりました。
ブログを毎日決まった時間に更新する者、ブログを書き終わったらすぐに更新する者、年に数回しかブログを書かない者、ブログを書くのに疲れてはてな村を出て行く者、また戻ってくる者もおりました。
ブログの内容も、本や映画の感想、社会で問題になっていることへの自分の考え、人の役に立つ内容からにせ科学、日々の出来事についてなど、ブログを書く者次第でございました。
ただひとつ、「はてな村役場」が決めた規約に則ってブログを書く、という決まりがございました。
はてな村やはてなニュータウンに住む者の中には、はてな村役場によって定められた規約を守らず、はてな村役場によって追放される者もおりました。
追放された者のほとんどは「ワードプレス」という少し離れた町に移り住み、はてな村の悪口をブログで書き散らしている者もいる、なんていう噂もございました。
より住み心地の良い環境を求めて自分からはてな村を離れ、ワードプレス町に引っ越す者もございました。
はてな村やはてなニュータウンの住民はブログの書き手でもあり、他の住民のブログの読み手でもありました。
ブログは、はてな村やはてなニュータウンの住民以外の多くの方も読みに来るという、広く知られた風習でもございました。
だらけかあさんと同じはてなニュータウンの住民の中に、だらけかあさんが憧れるとてつもなく見目麗しい方がおりました。
その方のブログで書く言葉は人を照らすように明るく、ブログの内容は話を読む皆をおっと驚かせるような発想で溢れておりました。
その美しい方がブログを更新すると、だらけかあさんはブログを読むために慌ててその美しい方の家へ飛んで行き、ブログを読みながら感嘆の声を上げ、拍手をし、感想を述べたりしておりました。
だらけかあさんはその美しい方の才能に、嫉妬にも似たような感情が湧き上がることもありましたが、その負の感情以上の尊敬の思いをその美しい方に持っておりました。
そんな楽しい日々が続いたある日、いつものように美しい方の新しく更新されたブログを読んでいただらけかあさんは、美しい方のブログの内容にある違和感を覚えました。
ブログを読み終えた周りの人々が美しい方を褒め称え始めると、だらけかあさんは家にすっ飛んで帰りました。
慌てて家に帰っただらけかあさんは、おもむろにタブレットを取り出しぽちぽちと何かを調べ始めました。
だらけかあさんが美しい方のブログを読みながら感じた違和感。
それは、美しい方のブログの内容を以前タブレットの中で読んだことがあったからでした。
震える手で覚えている限りの美しい方のブログの内容を調べていくと、おっと驚くような捻りが効いた発想はすべて、とあるサイトに書かれていることでした。
美しい方はそのサイトの名前を紹介せずにブログに書いているのでした。
だらけかあさんはさらにタブレットで調べます。
「アイデアの著作権」について。
そしてわかりやすい説明が書かれているサイトを見つけました。
※「表現」と「アイデア」の違いを表にしてくださっているので、とてもわかりやすかったです。勉強させていただきました。ありがとうございます。
文章や写真などの「表現」には著作権があるが、アイデア(料理のレシピなど)には著作権がない。
美しい方はアイデアをパクりんちょしてはおりますが、文章や写真は自前のものを使っているのであら不思議。
著作権問題には引っかからないのでございます。
書き手のモラルの問題なのです。
だらけかあさんは美しい方にこのことを言おうとしました。
でも、自分の考えを押し付けることが正しいことだろうか、そもそも自分のブログの内容は自分が初めて考えた発想ばかりだとは言えないのじゃないだろうか。
自分のブログには、参考にさせてもらったサイトのリンクを貼るようにはしているけど…。でも…。
ブログなんて「パクりパクられパクパクれ」の世界なのかもしれない。
それ以降、だらけかあさんはその美しい方の人を驚かすような発想を含んだブログを読んでも、美しい方本人が考え出して書いていることなのか、他の方の考えを自分の言葉に変えて書いているのかを、つい考えてしまうようになってしまいました。
美しい方の姿を見ても、美しい方の明るい語り口のブログを読んでも、ただただ虚しく感じるだけになり、次第に美しい方のブログを読みに行かなくなっていきました。
その後、だらけかあさんは大して読まれていない自分のブログにそっと自分の思いを書きました。
「美しい方。あなたのブログは『こんなおもしろいことをやってみました』と書いてある。『こんなおもしろいことを他のサイトで見つけたからやってみました』と書いてあったとしてもすばらしいのに。」
今日も美しい方は人を驚かせるような発想を含んだブログを書き、多くの称賛の中で微笑んでいるのでございます。
あとがき
文章を書くのがへたっぴなので、物語がわかりにくかったらすみません。
はてな村のイメージ画像はPixabayで「村」「霧」で検索して見つけた写真を(てきとーに)貼らせていただきました。
物語の内容は、実際に私が見た内容と微妙に話を変えています。それを書いちゃうと美しい方が特定されてしまう恐れがありますので。
こんな記事を書いておいてなんですが、その方が誰かに責められることは全く望んでおりません。私もその方を責める気は全くありません。
アイデアをパクられた人は文句を言ってもいいでしょうけどね。
私ができることは、その方のブログを読むか読まないかを決めることだけだと思っています。
それでもブログに書いてしまったのは、井戸に「王様の耳はロバの耳!」と叫んじゃうくらいに、この気付きを黙っているのが我慢できなくなっちゃったからです。あほな理由で、すみません…。
また、私は美しい方がやられていること(ブログでおもしろいアイデアを自分のもののように書くこと)にはモヤッとしちゃうのですが、同じくブログを書かれている方はどう考えているのだろう、という気持ちもありました。
上の※印のところでは苦情は受け付けていないって書きましたが、ご意見がございましたら、コメント欄ででも書いてくださると嬉しいです。苦情は嬉しくないですけど!
本日は、ブログ運営1年記念!自分の性根の腐った部分をさらけ出していらんことをブログに書いちゃおう企画(今考えた)をお読みいただき、ありがとうございました。
好みじゃない、ですよね…。ほんとーーにすみません。
読み手丸無視、モラル低めのブログで申し訳ありません…。