こんにちは。
おすすめの2022年秋ドラマでは紹介していなかったドラマ「silent」。
こちら↓は個人の好みで選んだおすすめの2022年秋ドラマ紹介です。
ドラマ「silent」を見ようとは思っていなかったのですが、それは鈴鹿央士さん(22歳)は川口春奈さん(27歳)や目黒蓮さん(25歳)と同級生にするには無理があるなと感じたからでした。
※現時点での年齢です。
実際の年齢が違うのに同級生の役をやるのはドラマあるあるなのであまり気にならないのですけど、鈴鹿央士さんはかわいすぎる。
22歳になっても「MIU404」の時と変わらずずっと高校生みたいなお顔なのに(当時も20歳なので高校生じゃないけど)、26歳の設定の役なんて違和感を感じながらドラマを見ることになりそうだと思ったので、鈴鹿央士さんの演技は大好きですけど見るつもりはありませんでした。
それが、昨日(木曜日)の夜、何気なくTwitterを見ていたら、おすすめのトレンドにスピッツと鈴鹿央士さんが入っていて。
スピッツも鈴鹿央士さんも好きなのでなんだろうと見てみたら「silent」に関するツイートでした。
ツイートを見てみると、目黒蓮さんを推している方々が鈴鹿央士さんを褒めちぎっている、さらにスピッツの曲がドラマで使われたと。
そしてそのツイートの熱量がすごい。熱い!
ツイートだけでドラマを見た人のあっつい思いがひしひしと伝わってきて、ドラマがすんごくおもしろかったのがわかりました。
おもしろいならぜひとも見たいとTVerに直行。
そして号泣〜。
第1話でここまで感情を揺さぶってくるなんてすごいドラマですね。
あほな先入観で見るつもりがなかったなんて本当にあほだった。目黒蓮さん推しの方々、ありがとうございます。
鈴鹿央士さん、良すぎました。鈴鹿央士さんの演技力があれば、年齢のことなんて関係なかった。
目黒蓮さんも川口春奈さんももちろんすんばらしい。
最後の手話のところのお二人、本当にすごかった。涙が止まらなかった。
さてさて、ここからが本題です。前置きが長くなりました…。
あらすじは書きませんので、ドラマを見た人しかわからない、読み手への配慮なしのブログとなっております。
また、感想部分にネタバレが含まれますので、ドラマをまだ見ていない方は読む読まないの選択をなさってください。
もしよかったら、BGMにスピッツを聴きながら読んでくださいませ。
ボタンを押すと曲を聴きながらブログを読むことができると思います。できなかったらごめんなさい。
「silent」第1話で使われたスピッツの曲は「魔法のコトバ」と「楓」の2曲。
「魔法のコトバ」は高校生時代の青羽紬(川口春奈さん)と佐倉想(目黒蓮さん)がイヤホンを片っぽずつにして聴いていました。
ドラマの中で「魔法のコトバ」の歌詞を思わせる場面がありましたね。
紬と紬の親友・横井真子(藤間爽子さん)がカフェで想と会ったこと、そしてまた会えるんじゃないかと話している場面で、紬が「(会う)約束してなくても?」と真子に言います。
「魔法のコトバ」の歌詞に似たような文があります。
また会えるよ 約束しなくても
会えるよ 会えるよ
歌詞引用:スピッツ「魔法のコトバ」
「魔法のコトバ」の歌詞通り、紬と想は再び再会します。
縁がある人とは別れてしまってもまたいつか会えるものだと私も思っています。そういう経験ないけど。
紬と想が「約束しなくても」2回も会うきっかけとなったのが、湊斗(鈴鹿央士さん)と同棲するための物件探しなのがつらい。紬が手話を教わるのも湊斗が出会った風間俊介さん演じる春尾正輝だし。
また、紬が想の声を好きになったきっかけになった体育館での想の「言葉」。ここにもかかっているのかな。
想が書いた原稿用紙を紬が持っている理由は今後ドラマの中で出てきそうですね。思い出の品としてお菓子の缶(みたいなもの)に入れていたのがかわいかった。
「楓」は紬がバイト先のタワレコで聴いていました。紬さん、バイト中だよ。
「楓」の歌詞を引用します。
さよなら 君の声を 抱いて歩いて行く
ああ 僕のままで どこまで届くだろう
ああ 君の声を 抱いて歩いて行く
ああ 僕のままで どこまで届くだろう
ああ 君の声を
歌詞引用:スピッツ「楓」
歌詞を全文引用したいくらいですが、そうなるとやりすぎなのでこれくらいで。
「楓」の歌詞は紬にも想にも当てはまる内容なんじゃないかなと思っています。
紬が想の声が好きだったこと。
想は紬の声が聴こえなくなっていくのを怖がっていた。怖いと思うくらい好きだったこと。
役名もスピッツの曲と関係があるかもと注目してみました。
紬(つむぎ)は「つぐみ」からもじったのかな、とか。
「若葉」という曲には歌詞に「つなぐ糸」という言葉が出てくるからそっちかな、とか。
紬の苗字は「青羽」だから青葉。青葉は若葉のことですし。
想は「君が思い出になる前に」からかな、とか。ちょっと弱いかも。
「チェリー」にも「想像した以上に」と「想」の字が使われているけど。
「チェリー」はサクラ(佐倉)の木そのものを指すとウィキペディアに載っていたし。
湊斗は「みなと」でしょう。
スピッツの「みなと」は特に好きな歌です。
ぜひとも歌詞を見ていただきたいのですが、湊斗の役柄を思うと辛くなる歌詞です。
奈々(夏帆さん)は「ナナへの気持ち」かな。
奈々は第1話ではどんな性格かなどがまだわからなかったので、この曲の「ナナ」のイメージと合うかどうか。
こじつけすぎかもしれませんが、スピッツのこの歌から役名がつくられたんじゃないかと思われた方は、ブログの下の方にコメント欄がありますので教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです。私もまだ他にないか考えてみる。
他にも、佐倉想といえばそのまま「サクラソウ」。
花言葉を引用します。
サクラソウの花言葉は「少年時代の希望」、「初恋」、「自然の美しさを失わない」、「純潔」、「あこがれ」です。
サクラソウの開花期間が短いということが、美しいものでも長く続かないのだという感慨と重なって「少年時代の希望」や「初恋」という花言葉になったとされています。
花言葉を見ただけでもちょっと泣きそう。
こういうこと、無駄とも思えることを考えちゃうのもドラマがすばらしいからなんだな。そして、この時間がまた楽しい。
長く余韻を残してくれる第1話でした。
秋の夜長にぴったりのドラマ「silent」。
第1話の終わりで想が紬のイヤホンを返していないっぽいので、返すためにまた会うんじゃないかなと思っています。
想は湊斗とLINEで繋がっているからそこからかな。湊斗はどんだけ二人を結びつけるのか。脚本が鬼だ。違ったらごめんなさい。
第2話も楽しみですが、第2話の感想は書かないかもしれません。
スピッツの曲がまた流れたら書くかもしれませんし、第2話を見てみて「書きたい~!」と思うほど心がざわざわしたら書きます。
それでは、スピッツの「楓」でお別れです。
さいなら~。
※第2話の感想書きました。