だらけかあさんの楽観日記

だらけた日々にしあわせを

ドラマ「silent」第2話感想 「想くん」「知ってる」など

こんにちは。

ドラマ「silent」第2話をやっと見たので感想を書きます。

www.fujitv.co.jp

あらすじは書いていません。

※不親切ブログ運営をしております。

また、感想部分にネタバレが含まれますので、まだドラマを視聴されていない方は読む読まないの選択をなさってくださいませ

 

第2話も良かったですね~。

※第1話の感想

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第1話の感想はスピッツの曲とのリンクについて主に書いたのですが、今回はドラマのシーンの感想をてれてれと書きたいと思います。

もしよろしければ、今回も第2話で少し流れたスピッツの「魔法のコトバ」を聴きながらお読みください。


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スピッツの曲に合う文章を書けてはいませんが…。

 

第2話の最初の高校生の頃の紬(川口春奈さん)と想(目黒蓮さん)のシーンに入るナレーション。

どうでもいい話ばかりしてた

あの時あの場所でしなくてもいい 下らない話ばかりしてた

ただ好きな人と話している その時間に意味があった

ナレーション引用:「silent」第2話

ここのナレーションでは、第1話、第2話で流れたスピッツの「魔法のコトバ」の歌詞を思い出しました。

君と語り合った 下らないアレコレ

抱きしめてどうにか生きてるけど

歌詞引用:スピッツ「魔法のコトバ」

ナレーションの言葉、ステキですね。

ドラマの中で紬と想の高校生の時のシーンが出てきますけど、こういう何気ないやり取りから二人の繋がりや関係がうかがえます。

 

高校卒業後に公園で紬と想が会うシーンはすごく切なかった。

別れる間際、想が「名前言ってもらっていい?」と紬に言う。

紬「つむぎ」

想「知ってる」

ここのやり取りはカフェで紬が覚えたての手話で話すところでもありました。

紬が手話で自己紹介をして、想が「知ってる」と手話で答える。

同じようなやり取りが8年後のシーンでも出てきてとても微笑ましかったです。

2回目のカフェのシーンはこの後泣きっぱなしでした。川口春奈さんも目黒蓮さんも涙が自然で美しい。

想から紬に送った「好きな人がいる。別れたい」というLINEは、「好きな人が新しくできた」という意味ではなくて「好きな人」は変わらず紬のまま。好きな人・紬を悲しませたくないから「別れたい」という意味でした。

 

また過去の公園のシーンに戻ります。

想の「名前言ってもらっていい?」の意味がわかった紬がなんともかわいらしい笑顔で言う「想くん」。

紬の「想くん」を噛みしめるようにじっと聞く想。

スピッツの「楓」の歌詞、

さよなら 君の声を抱いて歩いて行く

歌詞引用:スピッツ「楓」

を思い出しました。

想は紬の「想くん」の声をずっと大切な思い出にして生きてきたんじゃないかな。

最後に好きな人に自分の名前を言ってもらう。なんて悲しい別れでしょうか。書いているだけで涙が出ちゃいます。

 

あと、風間俊介さん演じる手話教室の春尾正輝はなんであんなに「過去に何かがありました」という雰囲気を出しまくっているのでしょうかね。

第1話では「なんか人が良さそうですもんね」と言っただけの湊斗(鈴鹿央士さん)を謝らせていましたし…。

春尾は手話ができる聴者ですが、過去にろう者と何かあったっぽいですよね。夏帆さん演じる桃野奈々と何かあったんじゃないかと思っているんですけども。違うかな。

第1話で紬と想が再会した時に想が声を使わなかったことについて疑問に思った人が多かったみたいですが、その疑問の答えが春尾のセリフで出てきましたね。

失聴だけが理由で発声できないことはないと思います。でも、聞こえなくなって話したくないって思う人はいるかもしれません。

セリフ引用:「silent」第2話

この後の春尾の質問があまりに急でちょっとびっくり。

はじめから出会わなければ良かったって。

この人に出会わなければ、こんなに悲しい思いしなくて済んだのにって。思いません?

セリフ引用:「silent」第2話

風間俊介さんのどこか狂気をはらんだ真っ黒な目で急にこんな質問をされたら、思っていなくても私だったら「はい…思います」って言っちゃいそう…。

紬の答えは

好きになれて良かったって思います。思いたいです。

セリフ引用:「silent」第2話

紬は想のことを思い出して言っているのでしょう。

春尾は誰を思い出して言っているのか。そのうちに春尾の過去も描かれると思うので、楽しみにしたいと思います。

 

おまけなんですが、第2話で好きだったシーンをあと一つ。

紬が藤間爽子さん演じる親友の真子に想と再会したことを話した後の短いシーン。

テーブルのコーヒーを紬に進めながら真子が言うセリフ

(テーブルのコーヒーを紬の近くにして)

飲みな。冷めるから

(泣きそうな顔で笑う紬を見て)

笑わなくていいから

セリフ引用:「silent」第2話

※()内は私が加えた説明です。

人が落ち込んでいる時にかける言葉って本当に難しいですよね。

文字にするとぶっきらぼうな印象ですけど、すごく温かい優しいシーンでした。

 

はい。

第2話で想が紬に送った「好きな人がいる。別れたい」のLINEの理由がわかって、二人がまた楽しく会話できるようになったところで、湊斗。

紬に「パンダ 落ちる」の動画を見せて落ち着かせたりコンポタを用意していたり新しいスカートに気付いたりハンバーグにいつもライスなのをばっちり知っている湊斗。

来週の予告を見た感じだと、怒らない湊斗が想に感情を爆発させているみたいですね。楽しみにしたいと思います。

それでは、また。

 

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