だらけかあさんの楽観日記

だらけた日々にしあわせを

ドラマ「silent」第6話感想 奈々の気持ち

こんにちは。

2022年11月10日木曜日に放送されたドラマ「silent」第6話の感想です。

www.fujitv.co.jp

心に残った、好きなシーンについて書いています。

あらすじは書いていません。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いいたします。

 

 

もしよろしければなんですが、スピッツの「正夢」を聴きながら読んでいただけると嬉しいです。スピッツの曲に見合う文章は書けていませんけれども。


www.youtube.com

スピッツ 正夢 歌詞 - 歌ネット

「silent」第6話は、佐倉想(目黒蓮さん)の耳が聞こえなくなってきた時に支えてくれた桃野奈々(夏帆さん)がメインの話でした。

スピッツの「桃」を載せようかとも思ったんですが、スピッツの公式のYouTubeがなくて。(たぶん)

第6話で印象に残った奈々の夢のシーンから「正夢」にしました。

後ほど少し書きますが、奈々の夢は正夢にはならないわけで。

夢が現実になるという意味の「正夢」という言葉がタイトルの曲を6話の感想ブログに載せるのは無神経なことかもと思ったのですが、「正夢」という歌は「どうか正夢になってほしい(正夢にはならない)」という歌だと思っているのと、歌詞の世界観とも合うと思ったので選びました。

「silent」と関係ありませんが、スピッツの「正夢」はミムラさん主演のドラマ「めだか」の主題歌でした。このドラマも好きだったなあ。

めだか - フジテレビ

無駄に前置きが長くなりました…。

 

「silent」第6話 心に残った、好きなシーン

第6話は実らない片想いを経験したことがある方なら号泣の回だったんじゃないかなと思っています。少なくとも私は第6話が今までで一番泣きました。おばちゃんの涙腺はすでに崩壊しているのでいつも号泣していますが…。

想の難聴が進行した辛い時期に出会い、想を支えてきた奈々。

夏帆さん、なんであんなにかわいらしいんでしょうかね。

夏帆さんは映画「箱入り息子の恋」では視覚障がい者(子供の頃は見えていた)の役を演じられていました。

www.hakoiri-movie.com

「箱入り息子の恋」での夏帆さんも本当にかわいらしくて美しかったです。

夏帆さんはやっぱりすごい役者の方ですね。なんだか偉そうですが、第6話の1時間、夏帆さんの表情やしぐさに感情を揺さぶられっぱなしで、改めてそう感じました。

夏帆さんについてもっと書きたいのですがこれくらいにして、本題の心に残った、好きなシーンについて。

 

想と奈々の筆談

「ろう者・難聴者対象就活支援セミナー」で出会った想と奈々。

想と奈々の筆談(ほぼ奈々が書いている)のやり取りが温かくて。

私は生まれつき耳が聞こえない

でも、幸せ

音がなくなることは、悲しいことかもしれないけど

音のない世界は、悲しい世界じゃない

私は生まれてからずっと悲しいわけじゃない

悲しいこともあったけど嬉しいこともいっぱいある

それは聴者もろう者も同じ

あなたも同じ

奈々の言葉引用:「silent」第6話

想が奈々から教えてもらって初めて覚える手話が「同じ」。聴者もろう者も「同じ」。

ただこの後すぐに、「同じ」という言葉に救われたはずなのに、想は奈々がろう者の友達を紹介しようとすると、聴者とろう者の線引きをしてしまう。

そして奈々も。

人と人が分かり合うのって本当に難しいですね。だからこそ、分かり合えた、通じ合えた相手やその時間を大事にしたい。

 

奈々の夢

奈々が見る、実現できない夢。

想と電話で話し、手をつないで声で話して並んで歩く、声のない夢。

静かで幸せな、でも泣きながら見る、胸が締め付けられるような夢。

届くことのない思いを抱えて何度も同じ夢を見る。奈々の片想いに号泣。

 

紬と奈々のカフェのシーン

青羽紬(川口春奈さん)を手話教室の前で待っていた奈々が、「桃野奈々」の名前を表す時の「桃」の手話がかわいかった。桃の形を手でつくってふるふるしてました。かわいかった~。

カフェで紬が想から手話を教えてもらっていると知った奈々の言葉。

プレゼント使いまわされた気持ち

好きな人にあげたプレゼント

包み直して他人に渡された感じ

手話の字幕引用:「silent」第6話

奈々にとって想に教えた手話は想へのプレゼントみたいなものだったんですね。

耳が聞こえなくても人とつながることができる、思いを交わすことができる手話というプレゼント。

奈々が紬に言う、想の声はどんななのか、想と電話したことがあるのか、叶わない夢と叶わない恋のこと。

このシーンの夏帆さんの手話、瞳や目線の動き、手の震えとか、叶わないとわかっているけれどもあふれ出てくる想への思いが伝わってくる表現に号泣。夏帆さん、天才。

 

想と奈々の図書館のシーン

想「奈々と手話だけで話せるようになるのを目標にして手話覚えた」

奈々「まだ全然下手だけどね

想「奈々にだけ伝わればいいから」

セリフ引用:「silent」第6話

想の「奈々にだけ伝わればいいから」は恋の告白とも取れると思うのですが!

この言葉を聞いた奈々の嬉しそうな弾ける笑顔を見て、この言葉で奈々は想に恋をしたのかななんて思いました。

 

奈々がスマホを耳にあてるシーン

想からかかってきた電話に、奈々がスマホを耳にあてるシーン。

夢と同じように電話で話したり、想の声を聞きたいという奈々の届かない思いに涙が止まりませんでした。

 

 

紬と湊斗(鈴鹿央士さん)との別れも2話使って丁寧に描いた「silent」。

奈々の想への思い、二人の関係も丁寧に描いてくれています。

奈々は想への片想いから意地悪なことを言ってしまうこともあったけれども、ステキな女性でした。

 

それでは、スピッツの「正夢」2020年「猫ちぐらの夕べ」のライブバージョンでお別れです。(スピッツをただブログに載せたいだけ…)


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それでは、また。

 

 

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