だらけかあさんの楽観日記

だらけた日々にしあわせを

罠の戦争 第5話感想 選挙ネタと鷲津の二つの涙

こんにちは。

2023年2月13日月曜日に放送された「罠の戦争」第5話の感想です。

www.ktv.jp

あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。

ストーリー | 罠の戦争 | 関西テレビ放送 カンテレ

 

 

対立候補 有馬保奈美

民政党の候補となった鷲津亨(草彅剛さん)がいるにもかかわらず、竜崎始総理(高橋克典さん)は無所属のフリージャーナリスト・有馬保奈美(真田麻好美さん)を後押しする。

鶴巻幹事長(岸部一徳さん)vs竜崎総理に鷲津が巻き込まれた形でした。鷲津の息子・泰生(白鳥晴都さん)の事件は関係ないっぽかったです。たぶんだけど。

「罠の戦争」では主要な登場人物の名字に生き物の名前が入っていますが、今回の有馬保奈美は「馬」でしたね。鷲津の対抗だけに。ダジャレ…かな?

 

選挙ネタ

選挙時のタブーってちょろっと聞いたことがありますけど、今回ドラマでいろいろと知ることができておもしろかったです。

選挙違反になること

熊谷記者(宮澤エマさん)が鷲津の選挙事務所に来た時の、蛍原梨恵(小野花梨さん)と蛯沢眞人(杉野遥亮さん)の会話が特におもしろかった。

蛯沢「おにぎりも出せないって厳しーっすね」

蛍原「選挙運動中はお客さんに飲食物を提供しただけで違反になるからね。お茶とお菓子だけはOK」

蛯沢「ケーキは?」

蛍原「だーめ」

蛯沢「バナナは?」

蛍原「バナナはおやつに入りません。果物はOK」

蛯沢「小学生の遠足みたいですね」

セリフ引用:「罠の戦争」第5話

この二人のやり取りがかわいらしくて。二人の会話のテンポが良くて楽しいシーンでした。

他にも、蛯沢が友達に牛丼をおごったことが問題になったり。

それでいて、市議会議員に票を集めてもらうために(黒に近い)グレーなお金の使い方をしたり。このお金を鶴巻幹事長が「実弾」なんて物騒な言い方をしていて怖かった。

選挙あるあるなんですかね。よくわかりません。

選挙違反に関してはWikipediaにも書かれていました。

選挙違反 - Wikipedia

公職選挙法も載せておきますので、もっともっともーっとお知りになりたい方はチェックしてみてください。

hourei.net

私も少し読んでみたんですけど、わけわかめでした。法律難しい。

 

スパイ!

蛯沢がスパイか!?なんて疑われていましたけど、小林きな子さん(髪型がお団子でメガネのかわいい方)がしれーっといたので誰がスパイかすぐにわかってしまいました!

そしてスパイだとわかった後もきな子さんはそのままいて、鷲津の当選にも大喜び。おしゃべり好きな方が利用された、ということだったみたいですね。

鷲津亨を演じる草彅さんもツイートしていました。

なんともステキなお写真!そしてお二人のステキなポーズと笑顔。

選挙中でも罠の仕掛け合いがちょこちょこあっておもしろかったです。見応えがありました。

 

貝沼さんの都市伝説

秘書仲間の間で噂される都市伝説「落選したらガサ入れ、当選したら見逃してもらえる」という貝沼さん(坂口涼太郎さん)の情報も出てきましたね。なんか聞いたことがある。

選挙事務所の前をゆっくりと走るパトカー。鷲津の当選のニュースが流れたら、パトカーはささーっと走り去っていきました。

これまたあるあるなんでしょうかね?よくわからん。

 

貝沼さん、張り切っている

犬飼(本田博太郎さん)の事務所で虻川(田口浩正さん)寄りだった貝沼さん。

鷲津に政策秘書になってくれと言われて張り切っていました。張り切りすぎて動きが大きい貝沼さん!

貝沼さんを演じている坂口涼太郎さんはダンサーもされていて、罠ダンスの振り付けをされていたり、

香取慎吾×SEVENTEENの「BETTING」に合わせてキレッキレのダンスを披露されたりしています。

第5話では鷲津に命じられてグレーな仕事をこなしたりと、鷲津の黒い部分の補佐をこれからもっとしていくことになるのかもしれません。汚れ仕事もやってくれるから鷲津は貝沼さんを政策秘書にしたんだと思うし。

貝沼さんがこれからどういう仕事をしていくのか。楽しみです。

 

鷲津の二つの涙

選挙演説で流した涙と病室で流した涙。

駅前の選挙演説では地方経済の復興と再開発について語ってほしいと鰐淵(六平直政さん、今回はにっこにこで六平直政さんのかわいらしさがもりもりだった)にお願いされていたのに、別のことを語る。

大きな力につぶされそうになっても、声を上げ知恵で乗り切る

弱くても強い代議士に私はなりたい

力をください

それを糧に腐敗した権力と闘います

ここにいる一人一人の小さな暮らしを守る、必死で守る

そのために私に力をください

鷲津セリフ引用:「罠の戦争」第5話

と、弱い者として選挙に立っている、そして息子に誇れるような父親になりたいと涙ながらに訴える。

このシーン、じーんときたんですけど、この後に泰生の病室での鷲津と可南子(井川遥さん)の会話で演技だったことがわかる。

長年犬飼をそばで見てきた鷲津の同情を誘う嘘の涙のパフォーマンス。

これは視聴者への罠だったのかな~ばっちり引っ掛かった~。演説で言ったことすべてが嘘だとは思わないけれども。

 

そして、病室で可南子に見せる鷲津の本当の涙。

亨「泰生、お父さんさあ、全然かっこよくないよ」

可南子「泰生のためでしょ。選挙に勝っても負けても私たちは絶対に諦めない」

亨「ああ、相手が総理でも」

可南子「十分かっこいい。でも私にだけは嘘つかないで。気付いちゃうと思うから」

セリフ引用:「罠の戦争」第5話

権力に抗うために力を得ようとしたことで、犬飼の指示だからとやっていた(黒に近い)グレーなことを自分が人にやらせる立場になってしまう。

鷲津の弱さや狡さ、苦しさをしっかりと受け止めて励ます可南子の強さと美しさ。

今までの戦争シリーズは、味方はいても主人公が人にここまで弱さを見せることってあまりなくて、可南子の存在は鷲津の苦しみだけじゃなく、それを見ているこちらの辛さも緩和させてくれているし、ドラマの中ですごく大きな存在になっていると個人的には思っています。

また、今までの戦争シリーズの中での大杉漣さんの役割を井川遥さんが担ってくれていると思っています。

 

黒幕は鶴巻幹事長か

当選した鷲津が警察幹部に会いに行くと、黒幕は鶴巻幹事長だと匂わせまくっていました。

黒幕は鶴巻幹事長で決定なのかな。

鷲vs鶴よりも鷲vs竜を見たかったもので、竜崎総理が黒幕だと睨んでいたんですけど違いました~。

鶴の強さってどうなんだろうとちょっと調べてみたら、結構攻撃的なようです。

karapaia.com

鷲vs鶴も見応えがる闘いになりそうですね。

 

終わりに

思いのほかあっさりと当選した鷲津。

ドラマも中盤に入ってきましたが、鷲津の息子・泰生の事件の真相はまだほとんどわかっていません。

竜崎総理が鷲津のことを使えるかもと言っていましたが、息子の事件の真相を明らかにするためならなんでもやる鷲津を、目の上のたんこぶ・鶴巻幹事長を失墜させるために利用しようとしているっぽいですね。

また、蛍原さんが鷲津が受けた蛯沢の兄の陳情についての用紙を机の引き出しに隠していました。シュレッダーにかけずに取っておくってことは、蛍原さんも迷っているのかな。

蛍原さんがどう動くのか。泰生の事件の真相と同じくらい気になっています。

 

ついに代議士となった鷲津がどう敵と闘っていくのか、これからの展開も楽しみです。

それでは、また。

 

 

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