だらけかあさんの楽観日記

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罠の戦争 第7話感想 鷲津(草彅剛さん)vs鴨井大臣(片平なぎささん)!片平なぎささんの目の迫力にやられた!

こんにちは。

2023年2月27日月曜日に放送された「罠の戦争」第7話の感想です。

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あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。

ストーリー | 罠の戦争 | 関西テレビ放送 カンテレ

 

 

蛍原さんと眞人のやり取りに癒される

蛍原梨恵(小野花梨さん)が誕生日を覚えていたこと、そしてしょうが焼き定食をごちそうしてもらったことに喜ぶ蛯沢眞人(杉野遥亮さん)がとてもかわいかった~。

蛍原さんの「キリッ」の言い方もかわいかった!

物語が終盤に入ってきてどんどんワナワナしてきているので、二人のかわいらしいやり取りにほっとしてすごく癒されます。お二人のシーン、大好きです。

 

鷲津が仕掛ける罠

今回は鷲津が鴨井大臣側に罠を仕掛けまくっていました。

鴨井大臣の息子に会いに行くと鷲津が言っていた、という蛍原さんと蛯沢の会話を鴨井大臣の秘書・小鳩(新原ミナミさん)にわざと聞かせて、鴨井大臣の息子・文哉(味方良介さん)の居場所を突き止めたり。別の日には蛯沢が文哉のアパートから帰り、誰もいないと思わせて買い物帰りの文哉を鷲津が待ち伏せしていたり。鷲津の息子・泰生(白鳥晴都さん)の事件の目撃者・鯨谷(冨手麻妙さん、クジラ登場)に協力してもらい、鴨井大臣を呼び出して犯人の帽子(本当は蛯沢の私物)を買い取ってくれと言って、事件の犯人が文哉であることを認めさせたり。

鷲津は罠を仕掛けまくり、鴨井大臣はおもしろいくらいに罠にはまっていました。

それにしても、鷲津は事件の目撃者・鯨谷に謝礼をたんまりと渡したのかな。鯨谷は簡単に協力しなさそうな人物だと思ったのですけども。

また、犯人が判明しましたけれども、第7話の最後に、事件の犯人が鴨井大臣の息子であると書いた記事を鶴巻幹事長(岸部一徳さん)に握り潰されていましたね。鶴巻幹事長は手強いわい。

 

鷲津vs鴨井大臣

いや~、第7話の鷲津vs鴨井大臣、すごかった。

第2話の鷲津vs虻川(田口浩正さん)、第3話の鷲津vs犬飼大臣(本田博太郎さん)、第6話の鷲津vs鶴巻幹事長も見応えがあってびりびり痺れまくりましたけれども、今回の鷲津を演じる草彅剛さんと鴨井大臣を演じる片平なぎささんのやり取りはまた今までとは違ってすごかった。

二人の会話の中で、途中から鴨井大臣の雰囲気がガラッと変わったのが印象的でした。

鷲津「贖罪?そんなの嘘だ。息子を守りたい、それも嘘

 あなたが守りたいのは総理を目指す自分だけ」

鴨井大臣「違う!」

鷲津「自分が一番かわいい、だから傷ひとつ付けたくない

 だから息子の罪を隠した

 ・・・(略)・・・

 全部自分の思い通りにしたいだけのくせに何が贖罪だよ、ふざけるな」

鴨井大臣「そうね、あなたの言う通りだわ

 自分が一番かわいい、傷ひとつ付けたくない

 だって、他に女性総理になれる人間いる?

 ・・・(略)・・・

 息子を告発したいのならどうぞ

 彼はもう25、立派な大人。私とは別の人格ですから

 こんなことくらいで私は潰れない」

セリフ引用:「罠の戦争」第7話

責める鷲津に鴨井大臣は最初は謝罪していたが、鷲津の言葉に(おそらく自分でも気付いていなかった)本性がついに露わになる。

「自分が一番かわいい、傷ひとつ付けたくない」

鴨井大臣は鶴巻幹事長に息子を取るか総理の座を取るかの選択を迫られていましたけど、鷲津とのやり取りの中で総理の座を選ぶ決心をする。

この時の片平なぎささん演じる鴨井大臣の目。

野心に燃えた赤く血走った目。

弱い者を守る政治をするために弱い者を踏みつける。狂った考えだとわかっていながらも総理になるためなら仕方がないと開き直る。

鷲津と鴨井大臣のやり取りの最後の「こんなことくらいで私は潰れない」という言葉にはぞっとしました。

自分の息子が中学生を歩道橋から突き落としたこと、事件を隠蔽したこと、そしてそれがバレそうになったら息子を切り捨てる選択をすること。

「こんなこと」なんて言葉で表してはいけないくらい恐ろしい行いを「こんなこと」と言えてしまう。「総理を目指す自分」だけを守りたい鴨井大臣の身勝手さ、傲慢さがよく表れた言葉だと思いました。

 

片平なぎささんの演技はどうしても2時間サスペンスの演技のイメージがあって。

2時間サスペンスって少しオーバーでそれでいて単調な演技を求められていると個人的に思っているんですけど(そこが2時間サスペンスならではの良さでもある)、第7話の片平なぎささんの演じる鴨井大臣、すごかった!!!2時間サスペンスの演技が~とかどうでもいいくらいすごかった!!!(全然関係ないけど、普通のドラマに出ている船越英一郎さんもすごく好き)

もっともっと片平なぎささんの演じる鴨井大臣が見たい。

なので、第7話で鴨井大臣が失脚しなかったことが正直嬉しかったです。

自分の野心を選んだことで一皮も二皮もむけた鴨井大臣と鷲津の闘い、楽しみです。

 

鴨井文哉が今後どう動くのかと演じる味方良介さんについて

第7話で鷲津の息子・泰生を歩道橋から突き落とした犯人が鴨井大臣の息子・文哉だということがわかりました。

Twitterなどでドラマの感想(考察)を見ると、犯人は別にいるんじゃないかという意見もあったのですけど、犯人のほくろと文哉を演じる味方良介さんのほくろの位置が一致しているので(画像をチェックしました)、犯人は文哉で間違いないと思っています。

また、待ち伏せていた鷲津との会話の中で「違う」と文哉は言っていましたが、

鷲津「殺してやろうと思った」

文哉「違う」

・・・(略)・・・

鷲津「事件の隠蔽を母親に頼んだ。7年前と同じように」

文哉「違う、オレは…」

セリフ引用:「罠の戦争」第7話

泰生を突き落としたけれども「殺してやろう」と思ったわけではない、事件の隠蔽を母親に頼んではいない、という意味の「違う」だと思っています。わからんけども。

 

第7話は、泰生を突き落とした犯人が鴨井大臣の息子だと暴いた熊谷記者(宮澤エマさん)の記事が鶴巻幹事長の手により握り潰されたところで終わりましたが、今後文哉はどうなるのか。

鷲津の「鴨井文哉、君の言葉が聞きたいんだよ」という言葉が届いて、自分の母親や鶴巻幹事長が事件の隠蔽に関わっていたことをばらすんじゃないかな、なんて思っています。なんてったって、文哉を演じているのは「味方」良介さんだし!(おばさんダジャレ)

 

味方良介さんのことは「教場」や「妖怪シェアハウス」で知りましたけど、最近はなんだかへんてこな役柄を演じていらっしゃることが多いですね。

個人的にはきれいな顔立ちの方が性格に難ありの役や気味の悪い役を演じるのはとても好きなんですが(直近だと「警視庁アウトサイダー」第3話の犯人役も気持ちが悪くてステキだった)、一人のドラマファンとしましては、味方良介さんにはもっともっとドラマの中で主要な役を演じてもらいたいと思っています。

味方良介さんのこれからの活躍も楽しみです。

 

鷹野は鷲津の敵となるのか

そしてついに鶴巻幹事長から「鷲津亨を潰せ」という命が鷹野(小澤征悦さん)に下されました。

鷹野は怖い顔で「わかりました」なんて答えていたけど、どうなるのかな。

鷹野にはずっと鷲津の味方でいてもらいたい!

鶴巻幹事長の命令に従いながらも最終的には幹事長を裏切って鷲津の側についてくれるんじゃないかなと期待しつつ、鷲vs鷹をちょっと見てみたくもある…。

ワナワナしますな!

 

終わりに

はい。ドラマがおもしろすぎて感想を長々と書いてしまいました。

「罠の戦争」も7話まできましたが、嬉しいことに11話まであると公式のTwitterで発表されました。

そしてここからが本当の「罠の戦争」、全面戦争勃発とのこと!

手強い鶴巻幹事長とどんな罠を仕掛け合うのか。竜崎総理(高橋克典さん)がどう絡んでくるのか。泰生も目を覚ましそうですし、ワナワナしますね!楽しみ~。

 

それでは、主題歌の香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」でお別れです。


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香取慎吾さんがめちゃくちゃかっこいい。

それでは、また。

 

 

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