ぶりっ子をお好きな方、お嫌いな方、いらっしゃると思います。
イメージとしては、ぶりっ子といえば女性の敵!(たぶん)
私はしょぼくれ人生の中で、3回も「ぶりっ子だね」と言われたことがあります。涙
1度目は中学生の時。
好きな人にだけかわいーい声をつくってしゃべっていたら、ほんのりと友だちの女子に「ぶりっ子だね」と言われました。
好きな人に少しでもかわいいと思われたかったのじゃ。恋する乙女心なのよ。
当時はガビョーンっとなり、その後好きな人とうまく話せなくなりました…。悲しい思ひ出…。
で、2回目と3回目は一度は「ぶりっ子」と言ってきた方が、「ごめん、ぶりっ子じゃなかったね」とわざわざ謝ってきたお話です。
それでは、だらけかあさんの「ぶりっ子じゃなかった?伝説」はじまりはじまり〜。
「私、けっこう食べるんだけどね」
私は子供の頃から若い頃までは、めちゃくちゃ痩せ細っていました。(今は、でぶっちょ中年♡)
幼少期と小学生の頃は少食の偏食、中高生の頃は今みたいにたくさん食べるようになったのですけど、ほっそりー。
中高生にもなると、痩せているのを羨ましがられたり、嫌味っぽいことを言われたりして、痩せているのがコンプレックスになっていました。胸もぺしょんこだったしね。
高校に入学したばかりの時、クラスのがっちり体型の女子が嫌味っぽく言ってきました。
「痩せてるよねー、ごはん食べてる?見た目を気にしてダイエットしてるの?」
「私、けっこう食べるんだけどね」
「『私、たくさん食べます〜』って言ってどうせたいして食べないんでしょ。それって、ぶりっ子じゃん」
チーン…。
「ぶりっ子じゃないよ!ほんとに食べるんだよ!」なんて言ってもしょうがないので、「そんなんじゃないんだけどね〜」と言ってその場は終わりましたが。
私は高校生の時、お昼ごはん(お弁当を持っていってた)の時間まで空腹すぎて待てず、2限目終わりの短い休み時間(高校の時、◯時間目じゃなくて◯限目だったよね?違ったらすんまそん)に、でっかいおにぎりを持っていって食べていました。
お昼のお弁当もでっかいおっさんのようなお弁当。
でっかいおにぎりとでっかいお弁当を食べている姿を見られるよりも、お腹がぐーぐーなる方が恥ずかしかったのです。
毎日毎日、でっかいおにぎりを早弁、お昼にはでっかいお弁当をぺろっと食べているのを見た先ほどの彼女。
わざわざ、
「痩せているのによく食べるね。ごめん、ぶりっ子ってわけじゃなかったね」
と謝ってくれました!
その後、彼女とは仲良く…はなりませんでしたけど!
「お酒を飲むと顔が真っ赤になっちゃうんです」
これは大人になってから。仕事場ではじめての飲み会。
飲み会の場所に行く途中で、お酒が強い弱いの話になった時の職場の女性との会話。
「お酒、強そうだよねー!」
「あ、私、お酒めちゃくちゃ弱いんです。お酒を飲むと顔が真っ赤になっちゃうんです」
「うわー、ほんのり頬を染めてお酒弱いふりするやつ?ぶりっ子だねー」
チーン…。
まぁ、反論してもしょうがない。実証するしかありません!
まずはビールでカンパーイ!で、ちょいっと飲んだら…。
顔、真っ赤っかです。ほっぺがほんのりとかじゃありません。
よく「ゆでダコ」と言われます。顔全体が真っ赤っかです。
それを見た先ほどの女性が
「うわ!大丈夫?ぶりっ子で言ってたわけじゃなかったんだね。ごめんね。無理しないでお茶飲みな。ウーロン茶一杯お願いしまーす!」
とゆでダコの私を引き気味で心配してくれました。
この方とは10歳くらい歳が違ったけど、けっこう仲良くなりました。口は悪いけど、やさしい方で。
で、この方、好きな人の前ではぶりっ子でした!職場に配達に来るヤマ◯の方に恋をしていた♡
彼が配達に来ると、ぴゅーっと飛んでいって上目遣いでしばらくおしゃべり。仕事そっちのけー!中学生の頃の私よりもやばいよ、やばいよ。
ま、でも、ぶりっ子ってやる人によってはかわいいなと思いましたね、はい。
おそらくですけど、、、
「ぶりっ子」って面と向かって言ってくる方って、サバサバしている方が多いので、わざわざ「ぶりっ子」と言ったことの訂正をしてくれたのだと思います。
みんなは陰で「あいつ、ぶりっ子」と言うもんですからねーーー!
そして、何度も「ぶりっ子」と言われてるってことは、私はそこそこーのぶりっ子ヤローなのだと思います…。悲ちい…。
おしまい