こんにちは。
2022年11月16日水曜日放送の「相棒 season21」第6話「笑う死体」の感想です。
あらすじは書いていません。
感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いいたします。
「相棒 season21」第6話は、杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)の相棒の二人が、酔っ払いから財布を盗んだ置き引き犯を交番に届けたところ、殺人事件が絡んできて、という相棒の王道パターンでした。こういう流れ、好きです。
第6話のゲストは、伊藤真琴役で阿南健治さん、和田紗矢役で池谷のぶえさん、置き引き犯・大谷敏夫役で有薗芳記さん、ご本人役でおぼん・こぼんさんが出演されていました。
浅草の演芸場での相棒の二人の聞き込みのシーン、おぼん・こぼんさんの出演シーンはもちろん、演芸場の支配人の方との会話もテンポが良くて聞いていて心地よく、おもしろかったです。
阿南健治さんと池谷のぶえさんが演じた伊藤真琴と和田紗矢の夫婦漫才コンビ「マコサヤ」はかつみ♥さゆりさんのお二人みたいな雰囲気でした。
マコサヤを右京さんが「しらべーる」というサイトで調べていましたが、相棒版のWikipediaかな。(しらべーるは今まで相棒の中で出てきているとは思いますが)
マコサヤは1995年結成、2005年解散とのことです。(しらべーる調べ)
しらべーるとか、新聞とか、何気なく見ているドラマのシーンの中にもたくさんの小道具が出てきていて。
ドラマをつくるのって本当にたくさんの方が関わっているんですよね。しらべーるを見ながらそんなことを改めて感じました。
ドラマに携わっているすべての方に感謝。楽しい時間を本当にありがとうございます。
話がそれてしまいましたので、ぐいっと戻しまして。
第6話の薫ちゃんは、千葉県警とバチバチにやり合ったり、伊丹さん(川原和久さん)がニヤッと笑いながら死んでいる姿を空想してキャッキャしたり、右京さんも笑う死体と同じように道端に寝そべっちゃったり。
伊丹さんの「特命係嘱託の亀山ああ!」も聞けて、大満足の回でした。
また、出オチのストーリーなので、2回目を見ると右京さんの言葉の意味なんかがわかっておもしろかったです。
そして最後の大笑い。
ヨネクラシステムが良い仕事をしてくれます。泣きながら爆笑しちゃいました。
阿南健治さんが演じた伊藤真琴の人生を考えると、お笑いでは売れず、詐欺まがいのことを仕事にしてさらには金庫のお金を盗み、最後は元相方に殺される、という悲惨な人生なんですけど、自分に子供がいたこと、そして最後の最後に笑いの神様のいたずらか、命を懸けた笑いが生まれる。
池谷のぶえさんが演じる和田紗矢が泣き笑いしながら言うセリフ
あの人らしい最期
セリフ引用:「相棒 season21」第6話
そして、ステキなストーリーの終わり方だと思いました。
亀山薫が相棒に復帰してから、薫ちゃんの感情の豊かさ、表現の豊かさに影響を受けて、見ているこちらも感情を揺さぶられることが多いように感じています。(歴代相棒、全員好きですけどね)
相棒、やっぱりおもしろい!
それでは、また。