だらけかあさんの楽観日記

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相棒 season21 第1話感想 亀山薫の変化

こんにちは。

2022年10月12日水曜から放送が始まったドラマ「相棒 season21」の第1話の感想です。

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あらすじは書いていません。

また、感想部分にネタバレが含まれますので、ドラマをまだ視聴していない方は読む読まないの選択をしてくださいませ。

 

 

杉下右京(水谷豊さん)の初代相棒・亀山薫(寺脇康文さん)が帰ってくるということで、相棒21の第1話はわくわくしながら視聴しました。

第1話を見て一番印象に残ったのは、やっぱり「亀山薫の変化」だと思います。

この変化をこんなにもくっきりとはっきりと意識させられたのは、相棒21の第1話前夜に相棒7「レベル4」の放送があったから。

相棒7「レベル4」についてはこちら↓の記事に書きました。

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上の記事で好きなところとして書いたのですが、もう1回書きます。

薫ちゃん「大丈夫ですよ。右京さんの判断は間違ってませんから」

米沢さん「どうしてそんなことが言い切れます!?」

薫ちゃん「何年、あの人相棒やってると思ってんすか」

※シーンの説明を書かなくてすみません。不親切ブログ運営をしております。

このシーンの杉下右京と亀山薫の二人の絆を見て何度泣いたことか。相棒21が始まる直前に見ることで、二人の絆を再確認。

そして、相棒21第1話の二人の再会シーン。

「右京さん!」と薫ちゃんの声はすれど姿は無し。隠れてにやにやしている薫ちゃんに冷めた対応をする右京さん。

感動の再会にならないところが二人らしくて、「ああ、変わってないな」と思わせといての、、、

 

右京さんのサルウィンからの飛行機は無事に下りる、「静観する」とした判断を薫ちゃんは信じられず、さらには「小賢しい推理なんか要りません」とまで言う。

一つの命と150の命、どちらを取るかのトロッコ問題への薫ちゃんの答えは一つの命の犠牲。

右京さんの判断を信じて疑わず、命は比べられない、全員助けると言ってくれたであろう過去の亀山薫はどこに行った~と思ったのは私だけじゃないはず。って、このトロッコ問題は話題になっていましたから、多くの人が同じことを思ったんじゃないかな。

私自身、亀山薫が右京さんの判断を疑問に思うところやトロッコ問題に対する答えを聞いた時は胸がずしーんと重くなって、「自分が知っている薫ちゃんじゃない…」となんだか悲しくなりました。

治安の悪いサルウィンに14年間住んでいた中で、亀山薫はたくさんの苦しい選択をしてきたのかもしれない。14年という長い歳月で亀山薫も変化したのでしょう。それは当たり前のことでしかたがないのかもと、今は納得しています。

 

ただ。

相棒21の第1話の脚本は相棒の生みの親・輿水泰弘さん。

11日に放送された相棒7の「レベル4」を書いたのも輿水泰弘さんです。

過去の杉下右京と亀山薫の相棒としての絆を11日に見せることで、今回の亀山薫の変化を強調したかったのではないか。

今シーズンの相棒は同じ亀山薫でも「初代相棒」と呼ぶのではなく、14年間サルウィンで過ごして変わった亀山薫だから「5代目相棒」なんじゃないかと思っています。全然違うかもですが。

そしてこのシーズンを通して、また違った二人の絆がつくられるんじゃないかと期待しています。薫ちゃんが前の薫ちゃんに戻っても嬉しいですけどね。

 

セリフのテンポの悪さとか、緊迫感の無さとか、アイシャ(サヘル・ローズさん)をあっさり自害?させちゃうところとか、まあ気になるところは少しありましたけど、杉下右京と亀山薫が並んでいる姿はしっくりとくるし、美和子役の鈴木砂羽さんがまたかわいらしくて帰ってきてくれてめちゃくちゃ嬉しいし、伊丹さん(川原和久さん)の「元特命係の亀山~」からの「サルウィン亀」は伊丹さんが生き生きとしているのが見ていてたまらなく楽しかったので、season21もしっかりと堪能したいと思います。

 

第1話後半はどうなるのでしょうか。

私は配役から犯人を考えちゃうのですが、日本語の脅迫文が翻訳ソフトを使ったものだとするとサルウィンの人間が怪しいので、犯人はミウ役の宮澤エマさん!

って言いたいところですが、それだとわかりやすすぎるので、尾栗江威子役の菊池麻衣子さんが犯人だと思います!根拠は全くありません。

※第2話を見ての追記

犯人全然違いました!※追記終わり

それでは、すばらしいドラマライフを~。

 

 

第2話の感想を書きました。

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