こんにちは。
2023年7月23日日曜に放送されたドラマ「VIVANT」第2話の感想です。
この感想ブログには第2話の感想+疑問点と、考察なんてかっこいいものではない、ストーリーの流れから考えた空想のような妄想のようなことをてれてれと書きました。的外れなことばかり書いているかもしれません。でも、書いていて楽しいからいいのである。読んで楽しいかどうかはわかりません…。
書きたいことが多すぎて約6000字と長くなってしまいましたので、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。
ここからはネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。
※第1話の感想
- 「VIVANT」第2話 感想+疑問点
- 「VIVANT」の意味は「別班」
- テロ組織「テント」
- 乃木憂助と野崎守
- 乃木憂助と柚木薫
- 第3話で明かされる「モニター」は誰か
- おまけ バルカ共和国の国旗
- 終わりに
「VIVANT」第2話 感想+疑問点
第2話の詳しいストーリーは、TBSの公式サイトが更新している「アフターVIVANT」第2回を読んでいただくとわかりやすいと思います。
後半のアド砂漠のところが書かれていませんが、簡単に要点がまとめられているので、すごくわかりやすいです。
第2話 感想
第2話は79分スペシャルでしたが、第1話と同様、少し長く感じました。
日本大使館の秘密の地下トンネルでのやり取りやジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzulさん)の看病、そして死の砂漠・アド砂漠での旅路。
そして最後のシーン。ラクダに柚木薫(二階堂ふみさん)が乗っていない…。これ、野崎守(阿部寛さん)が止めても乃木憂助(堺雅人さん)が絶対に探しに行くでしょう。
第2話でバルカ共和国からの脱出までが描かれず、第3話でもまだ逃亡劇の流れが続くのか…と思ってしまったため、視聴後に長いなと余計に感じたんだと思います。
ただ、広大な景色や砂漠に沈む夕日は本当に美しかった。すごかった。
第3話の予告を見ると、日本に着いているようですね。濱田岳さんは公安の協力者かな。柚木薫も自分の意思で消えていないならきっと見つかるでしょう。
第3話は69分スペシャル。
誤送金の犯人がもうわかるみたいです。楽しみ。
あとは第2話で疑問に思ったことを少しだけ。
疑問点1 乃木がワニズを見てびっくりしていた?
駐バルカ共和国日本大使・西岡英子(檀れいさん)がバルカ共和国外務大臣・ワニズ(河内大和さん)と話をしている時、乃木がびっくりしたような顔をしていて。ワニズか西岡英子の後ろ姿を見て、かな?
それか、ワニズと西岡英子の間に何かがあると感づいていたか。
何にびっくりしていたのかはわかりませんでしたが、「え?」と思う理由がきっとあったんだと思います。ワニズの髪型にびっくりしていたわけではないと思う…。
疑問点2 西岡英子(檀れいさん)が裏切った理由
爆発の犯人だという確たる証拠がない中で、乃木憂助と柚木薫をバルカ共和国に引き渡せば日本から叩かれる、でも、バルカ共和国に対して強気になれない理由が西岡英子にはあって。
バルカ共和国からの脱出時にバルカ警察に捕まってしまった(引き渡したわけではない)ということにしたかったのでしょう。
西岡英子がバルカ共和国側にどんな弱みを握られているのか。気になります。
疑問点3 誤送金の話でナジュム(Bruce Taylorさん)にいじられた時に、強気な乃木の人格がなぜ出てきたのか
今までは人前で強気な乃木の人格は出てこなかったと思いますが、今回はコントロールできなかったのかわざとなのか、強気な乃木が出てきてナジュムを怒鳴りつけていました。
※乃木の二つの人格は解離性同一症(多重人格)というよりは、弱気な乃木と強気な乃木が乃木の中にいて、もう一人の自分と対話している感じかなと思っています。
こめかみのあたりを触ると強気な乃木が出てくるようですが、おどおど乃木が自分でこめかみを触ってわざと強気な乃木を出しているのか、強気な乃木がおどおど乃木の手を動かして自分を出させたのか。
第1話ではおどおど乃木は話しかけてほしくないと言いながらも、こめかみに手をやって強気な乃木が出てきていたので、コントロールができていないのかな。
それとも、野崎守の前であえて出したか。
うん、わからん。
「VIVANT」の意味は「別班」
第2話でもうタイトル「VIVANT」の意味が判明しました。
「VIVANT」は「BEPPAN」、自衛隊の陰の諜報部隊・別班のことでした。
ドラマを見ている時は野崎の推測の域を超えていないと思っていたのですが、上の方で紹介したTBS公式サイトの「アフターVIVANT」に
ついに第2話で明らかとなった「ヴィヴァン」の意味。
と書かれていたので、「VIVANT」は「別班」と言う意味で確定なのでしょう。
だとすると、今からでもタイトルを「BEPPAN」に変更したらいいのに、とか、「VIVANT」は「BEPPAN」の発音違いの聞き間違いタイトルだ、とか少し思っちゃう。
それに、タイトル「VIVANT」の本来の意味がドラマのストーリーとは全く関係ない、なんてことがあるのかな。
このままだと、「What time is it now?」というタイトルのドラマを見たら「掘った芋いじるな」という内容だった、みたいな感じになっちゃう…。
まだ第2話までしか放送されていないので、後々「VIVANT」が元々もつ「生者」という意味も出てくるかもしれません。
どうなるかな。
テロ組織「テント」
世界を巻き込む大きな渦と言われている、新手のテロ組織の名前も出てきました。
その名は「テント」。
テロ行為後に主義や主張の声明を出すことはなく、ただある「マーク」を掲げるのみ。
思想や主義が見えない得体の知れない組織。
乃木憂助の親友・CIAのサム(Martin Starrさん)が追っているのもこの組織のようです。
野崎守が追っているのがテロ組織で、サムが追っているのが「VIVANT」だと思っていたのですが、違ってた。
「テント」なんてかわいらしい名前ですが、どういった組織なのでしょうか。
「テント」の意味をちょろっとだけ考えてみました。
綴りがわからないので、「tent」と「Tento」の二つ。
tent
キャンプなどで使う「テント」そのまま。
定まったアジトを持たない、世界中に移動・活動可能な組織ってことかなと。
Tento
「天道」の意味。お天道様、太陽神。
ドラマの一番最初のセリフが「天照大神」だし。
テロ組織の名前にした意味は全くわかりません…。
「VIVANT」と同じで違う読み方とかがあるかもしれません。わからん。
Twitterにて、テントの掲げるマークが乃木憂助の父親役の林遣都さんの家紋?と同じ、という内容のツイートを見ました。
ドラマの原作と演出を手掛ける福澤克雄さんは「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンと仰っていたので、テロ組織「テント」乃木の父親 vs 対テロ組織「別班」乃木憂助、なんてことになるのかな。
『VIVANT』の見どころは? 監督が目指したのは「あっという間に観ることができるドラマ」|Real Sound|リアルサウンド 映画部
まだまだわからないことだらけ。これからの展開が楽しみです。
乃木憂助と野崎守
もう一つの人格・強気な乃木が、野崎が乃木に気があるんじゃないかと言っていました。
ここはそんなわけないよ~あるかな?となるところかと思いますが、乃木と野崎には繋がりがあるんじゃないかなと思っていて。根拠のないただの妄想なんですけれども。
アル=ザイール(Erkhembayar Ganboldさん)の自爆後、病院で乃木が目を覚ました時に野崎が覆いかぶさるように乃木を見つめていました。
これ、乃木が幼い頃、武装した組織に誘拐された時に額から血が出ていましたが、この時にできた傷跡を見ていたんじゃないかなと。
そして、野崎も子供の頃に誘拐されてあの場にいたんじゃないかなと。
乃木を演じる堺雅人さんの実際の年齢は49歳、野崎を演じる阿部寛さんは59歳。(2023年7月現在)
役の方の年齢がちょっとわからなかったので(見落としているかも)、第2話の偽造パスポートの生年月日から大体の年齢を考えてみました。
乃木(偽造パスポートの名前は八木壮太)は、1981年4月5日生まれとなっているので、乃木は大体41歳くらいかな。
野崎(偽造パスポートの名前は宮田)は、1973年1月21日生まれとなっているので、大体50歳くらい。
9歳ほど離れていますが、誘拐された時の乃木の年齢が3~5歳くらいだと思うので(演じる岩本樹起さんは現在4歳)、他に誘拐されている子供の中で、大きい子供の年齢が12歳~14歳だったらあり得るかと。
最初は、二階堂ふみさんもあの中にいたのかも、と思ったのですが、二階堂ふみさん(28歳)演じる柚木薫の偽造パスポート(名前は福田結奈)は1992年11月18日生まれとなっているので大体30歳くらい。
そうすると2歳で誘拐されても阿部寛さんが22歳でもう大人なので、この妄想は却下。残念。
野崎も乃木もお互いに実は気付いていて。
野崎は乃木の経歴を調べても怪しいところがひとつもなかった、でも実際は誘拐されていた過去がある、ということから、何らかの力が働いて乃木の経歴がいじられたということがわかっただろうし、このことから乃木が別班の人間だと確信したんじゃないかなと思っています。
乃木は乃木で、普通のサラリーマンを演じているから自分から過去を明かすわけにもいかず、でも野崎のことは気付いていて(お顔ですぐにわかりそう…)、ジャミーンの家で「こんな幼い子を一人で置いとくなんて、あなたにできるんですか」という言葉が出たんじゃないかと。
子供の頃に恐ろしい体験をした野崎が、子供を見捨てることなんてできるわけがないという確信があったんじゃないかと。
まあ、妄想です。妄想楽しい。
乃木憂助と柚木薫
ジャミーンに対して柚木薫が「命に代えたって守りたいの。誰にだっているでしょう、そういう人が」と言っていた時、乃木は薫をじーっと見つめていて。
ここは自分の母親を重ねて見ていたんじゃないかなと思っています。
武装した人間たちに拉致され自分だけ別の場所に移される時、子供を助けようと車に駆け寄り、肩を撃たれてもなお手を伸ばしていた母。
自分の命を救ってくれたジャミーンのことを心配していた気持ちはもちろんあるけど、子を思う親の思いも守りたいと思ったんじゃないかなと。
そんな風に感じました。
第3話で明かされる「モニター」は誰か
GFL社に1000万ドルを送金すると知っていた丸菱商事の人間の中に、テロ組織「テント」のために自国で活動するモニター(スリーパーともいわれている)がいるようです。
エネルギー事業部2課・水上了(古屋呂敏さん)、エネルギー事業部部長・宇佐美哲也(市川猿弥さん)、専務・長野利彦(小日向文世さん)、経理部長・原智彦(橋本さとしさん)、財務部・太田梨歩(飯沼愛さん)の5人の中にご送金の犯人がいる模様。
第3話の予告で乃木が「まさか、あなたが」と言っていて、相手のことを「あなた」と呼ぶのは目上の人か近しくない人だと思ったので、水上了は除外。
小日向文世さん演じる長野利彦が怪しいと思っていたんですが、野崎が第2話でISなどのテロ組織に傾倒する若者について語っていたため、ここは飯沼愛さん演じる太田梨歩が犯人じゃないかと予想しておきます。
19歳の飯沼愛さんがこのメンバーの中にいるってだけで、怪しくもあるけど。
そして、太田梨歩を疑う理由があと一つ。
太田梨歩を演じる飯沼愛さんは、このドラマの原作・演出を手掛けている福澤克雄さんが演出したオーディション番組「TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日」Season1で1位になった方だから。
その後の飯沼愛さんの活躍はすごいです。
番組で1位になって「この初恋はフィクションです」の主演を務めた後は、「パパとムスメの7日間」でも主演を務め、日曜劇場「アトムの童」にはゲームカフェのアルバイト店員・杉野結衣役で出演されています。
また、2023年3月にNHKBS4Kで放送された「天使の耳~交通警察の夜」では、衝突事故者の同乗者で目が見えない高校生・御厨奈穂という、兄が信号無視をしていないことを証明しようとするかなり難しい役を演じられていました。
御厨奈穂役はすごかった。ぞっとさせるような思いを持った美しい天使を繊細に大胆に演じられていました。
飯沼愛さんが演じる役柄を疑うのは、福澤克雄さんが演出を手掛けた番組出身ということもありますが、飯沼愛さんがテロ組織に傾倒した若者役をどんな風に演じられるのか見てみたいという思いもあって。
飯沼愛さん、これからのドラマを背負っていく若手の方だと思っています。大注目の俳優の方です。
と、こんなに長々と書きましたが、予想が外れまくるような気がびんびんしています。でも、飯沼愛さんのすばらしさを少しだけど書けたのでいいのだ。楽しかった。
おまけ バルカ共和国の国旗
長くなってしまったのでちらっとだけ。
架空の国「バルカ共和国」の国旗がおもしろいです。
著作権的に大丈夫そうなバルカ共和国の国旗の写真が見つからなかったので、公式のTwitterにて、バルカ共和国の国旗がささったスパイシーチャイかき氷の写真を載せておきます。
さらに!
— 日曜劇場『VIVANT』第3話7/30よる9時 (@TBS_VIVANT) 2023年7月13日
🍧#𝐕𝐈𝐕𝐀𝐍𝐓×#ブランチパーク🍧
🐫劇中に登場するバルカ共和国をイメージした
"スパイシーチャイかき氷
〜VIVANT in BALKA"
🇯🇵日本をイメージした
"抹茶あずきかき氷 〜VIVANT in JAPAN"
をキッチンカーで販売します!
ご来場お待ちしています! pic.twitter.com/qrnQX1pL4U
心理四原色と呼ばれる「赤」「青」「緑」「黄」の4色に、真ん中に陰陽マークの太陽とその下にあるのはおそらく月。
ドラマの中でも太陽と月はよく映されているので、何かしらの意味があるんだと思います。
国旗からいろいろと考えるのもおもしろいです。
終わりに
長々と書いてしまいました。
他にも、ジャミーンが声を出せたことやテロ組織「テント」のマーク、赤飯おこわについても書きたかったのですけど、頭の中もこんがらがっているし、このくらいで終わりにしたいと思います。
あと、私が住む福岡にはNewDaysがないので赤飯おこわが食べられなくて悲しい。
こんな自己満足以外の何物でもないドラマ感想のブログを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。最後まで読んだ人はいないかもだけど、念のために書いておきます。
それでは、また。
※第1話の感想
※第3話の感想