私には3歳上の兄がいます。
兄に関しては許せない、と言いますか、もう関わりたくないと思う出来事があり、現在も実家暮らしの兄とは距離を取っています。
私と兄のいざこざに対して母は、兄をま~庇う庇う。母は兄を溺愛しておりまして、いつでも兄の味方でございます。
うまく書けるかわかりませんが、極力淡々と(書ける自信あんまりないけど)、私と母と兄との関係について書いてみたいと思います。
余談ですが、私の母はとある宗教を信仰しておりまして、私は軽めの宗教二世です。
※私は洗礼を受けていないので「軽めの宗教二世」と書かせていただきました。また、現在そのとある宗教を信仰しているのは家族で母のみです。
そのことをブログに書こうと思っているのですが、どう書いていいものやらと悩み中でして。
あんまり被害者被害者した感じでは書きたくないし、母は料理上手な愛情深い人でしたので、大変だったこともありましたが、愛してもらったとも思っています。
今回の記事では、母の宗教について書く前に、嫌悪感を抱いている母と兄の関係について淡々と書く練習をしてみようと思っています。
暗くなり過ぎず、ふざけすぎず、極力淡々と自分の身に起きたことを書く。
練習で兄のやっばいことを晒すのはちょっと兄に申し訳ない気もしますが…ま、いっか。
それにしても。
母や兄への恨み辛みが多いのか、5000字弱になってしまいました。どんだけー…。
男2人、女2人の4人兄妹
私は、兄、私(女)、妹、弟の男2人女2人の4人兄弟です。
今回は、3歳上の兄と兄を愛してやまない母について書かせていただきたいと思います。
現在の兄はいわゆる「子供部屋おじさん」。
兄は買い物に行くなど出かけるのは好きで家に引きこもってはいませんが、十数年前に仕事を辞めてからずっと仕事はしていないようです。
母が兄の現在の状況をあまり言いたくなさそうなので私も聞かないため、詳しいことはわかりません。
父と母と兄の3人で仲良く暮らしてはいるようです。
私は幼い頃から兄とはあまり仲良くありませんでした。
兄は私の存在が大変邪魔だったようで(母を盗られたように思ったのでしょう)、産まれたばかりの赤ちゃんの私に座布団をのせて隠したことがあったそうです。
母がすぐに気付いて座布団をどかしたので良かったのですけど、この時に死んじゃってたかもしれなかった(顔にも座布団がのっていたから)と母が笑いながら教えてくれました。お母さん、全然笑えましぇん。
そんな感じで、兄は私の存在を私が産まれた時から嫌っておりましたので、その後も兄にかわいがられるとか、仲良く遊ぶとか、そんなことはほとんどありませんでした。
私には1歳下の年子の妹がいて、妹と双子のように遊んで過ごしていたので、兄と遊べなくても寂しくはありませんでしたけどね。
兄の覗き
兄(当時大学生)は私が高校生になると、私の入浴後の裸や下着姿を見ようと、お風呂の脱衣所の扉を私のお風呂上がりのタイミングで開けるようになりました。
最初はたまたまお風呂上がりのタイミングで開けちゃったのかな、と思いましたが、兄が急に扉を開けて慌ててタオルで身体を隠した私を上から下までじろじろと見た後、「あー、ごめん」と扉を閉めたことに、おかしいな、と少し思っていました。
しかし、2日後また3日後と何度もやるので、わざとだと確信しました。
家に覗き野郎がいるというのは本当に怖かった。
急に部屋に入ってきて、「お前はいつも俺のことを悪く言っている!」(事実無根)と叫んだこともあったし。兄は当時病んでいたのでしょうかね。
私は兄と2人きりになるのを避け(4人兄弟だったから2人きりになることはあまりなかったけど)、2人きりになりそうだったら、昼間は近所の公園や自転車で10分かかるコンビニに、夜は家の近くにある自動販売機に避難するくらい、怖く思っていました。
※当時父は単身赴任で不在。実家は田舎の住宅街で、夜は自動販売機くらいしか近所に明るいところがなかったし、自動販売機を置いているお家は小さい電気屋さんだったので(店舗付き住宅、夜7時くらいに閉まる)、何かあったらシャッターをどんどんしようと思ってた。
兄の覗きが一向に収まらないので、ある日母に相談しました。
母は「あらー、ほんと?気をつけるように言っておくね」と言いました。
母は兄の覗きを認めようとはしませんでした。わざとじゃない、たまたまだと。
かわいい我が子が妹のお風呂上がりを覗いているなんて、認めたくなかったのでしょう。
その後も偶然を装ったお風呂上がりのタイミングで扉を開ける兄の行為は無くならず。
母は対応してくれないので、自分でなんとかするしかない。でも、兄に直接言うのは怖い。
ということで、対抗策としてお風呂場で身体を拭き着替えるようにしました。1分で!
兄に裸を見られるくらいなら、服が濡れてもその方がかなりましでしたから。
その後、兄は扉を開けても私が服を着た後だったことが何度かあって、覗きをやっと諦めました。1年ほどかかりました。
兄のキック
私が高校2年生の時、ある休日に当時付き合っていた男の子の家に遊びに行きました。
母は男女交際反対人間だったので、男の子の家に遊びに行くなんて言ったら、100%反対して面倒なことになるため「友達の家に行く」と嘘をついて。お泊りではないですよ。日帰りです。
高校2年生って、そんなもんだと思うのです。遅いくらい?
※母は異常に子供たちから「性」を排除しようと必死でした。だから兄の性衝動が私に向いたのでしょうけど。これは、母が信仰していた宗教の影響もあると思います。
で、電車で待ち合わせの駅に向かっていたのですが、私はあっほうなので待ち合わせの駅を乗り過ごしました。
田舎なもので電車の本数も恐ろしく少ないため、約束している駅に戻るのにも時間がかかり(一駅乗り過ごしただけだったけど)、約束の時間に30分遅れて到着。
当時は携帯電話がまだ珍しい時代で、私も彼も携帯を持っていない。
付き合っていた彼は私が来ないことを心配して家に電話をしていました。ここで、私が友達の家に行くとついた嘘が母にバレてしまいました。
嘘がバレちゃったけど、ま、いっかーとその後は彼と楽しく過ごし、門限の5時に間に合うように彼の家(といっても彼も高校生なので実家)を出ました。
実家の最寄り駅に着いて「今から帰るね~」と母に公衆電話から連絡。
ルンルンしながら家に歩いて帰り、玄関のドアを開けると、仁王立ちした兄と、よよよよよと泣き崩れた母の姿が…。
妙に演技がかった2人の姿を見て、あれ、ここは舞台上でしたでしょうか、これ、なんか(頭が?)おかしい、嘘をついて男の子の家に行ったことに過剰に反応してる…。
そう当時私は思ったんですけど、間違っているでしょうか。子供をもった今でも、当時のことを思い出すと、あの時の母や兄の反応はやっぱりおかしいと思う…。
兄「なんで嘘をついて男の家に行ったんだ!?」
母「しくしく」
私「こうなるからだよ…バレちゃったけど」
兄「何かあったらどうするんだ!お母さんを悲しませるようなことをするな!迷惑をかけるな!」
母「しくしく」
私「いや、こんなん高校生なら普通のことじゃない?そもそもお母さんが言うならともかく、お兄ちゃんは父親でもないのに私に言うのおかしくない?自分のことだけちゃんとしててよ。(心の声:妹(私)の裸を覗こうとするような人間に言われたくない。大学生なのにバイトもせずに親に車まで買ってもらって、自分は甘え腐ってるくせに偉そうなこと言うな)」
兄「口答えをするな!お母さんを泣かせるな!」
ドガーン。
兄は私のお腹を蹴り飛ばしました。
私は後ろに吹っ飛び、数秒間息ができませんでした。痛みと驚きでお腹を抱え呆然とうずくまっていると母の叫び声が…。
母「あんた(私)が悪いーーーー!」
玄関でうずくまっている私を置いて、兄は2階の自室へ、母は泣きながらリビングへ。
しばらくうずくまったままで息を整えた後、私は母を追ってリビングへ。
私「ねえ、おかしくない?私、そんなに悪いことをした?私に暴力を振るったお兄ちゃんの方が悪いよ。おかしいよ、お母さん。お兄ちゃんを怒るべきだよ」
母「お兄ちゃんもやり過ぎたけど、あんたが悪い!」
私「あんたたち、2人共、頭おかしいよ…」(お母さん、お兄ちゃんと呼べないくらい2人に嫌悪感を感じた)
それから兄とはほとんど話さなくなり、母の兄への愛情に嫌悪感をさらに抱くようになりました。
私は大学生になると、バイトとサークルで家には寝に帰るだけ、大学で出会った夫と卒業後すぐに結婚して家を出ました。
※22歳という若さで結婚したのは家を早く出たかったからではなく、夫を好きすぎて1分1秒でも一緒にいたかったからというあっほうな理由です。
実家を出てからの母と兄との関係
結婚後は実家に帰るのは年に1、2回ほど、いつも日帰り。長女を出産直後の3週間の里帰りをした以外は泊まったことはありません。
長女の出産後の3週間で、お互いにもういい大人だから少しは兄を許せるかもと普通に接しましたが、兄は全く変わっておらず。
授乳中でもノックもせずに部屋に入ってくる(私は授乳しているのを父や兄に見られたくありません。平気な人もいるけど)、夜中に寝ていると部屋を覗きにくるため、やっぱり兄と仲良くはできないなと思いました。
母曰く、夜中の覗きは赤ちゃんがかわいくて見たかっただけみたいなんですけど(兄は子供好き)、私は受け入れられなかった…。夜中に扉が開き、こっそり寝顔を見に来た兄の姿に気付いた時は、ぞくっとしてしまって…無理でした…。
そして、長女が5、6歳の頃でしょうか。
実家に遊びに行くと、母がやたらと長女と兄を仲良くさせようと一緒にゲームで遊ぶように勧めるのです。
長女はゲームが大好きなので、兄と楽しく遊んでいました。
そんな兄と長女の姿を見た母が私に恐ろしいことを言ってきました。
「叔父さん(兄のこと)と姪(長女のこと)が仲良しなら、叔父さんと姪とで暮らすのもいいよね。知り合いに叔父さんと暮らしている方(叔父さんから見たら姪)がいてね。叔父さんの家に姪一家が一緒に住んで、仲良くしているのよ。長女も兄と仲が良さそうだから、それもいいかもね」
私の娘に、結婚できない+家事のできない兄の世話をさせようとしている…?
妹の風呂上りをのぞくようなやつと娘を住まわせる…?
母は私が兄に対して距離を取っているのを知っているので、私の娘を兄の母親代わりにするつもりのようです。
母の兄への愛は恐ろしい…。兄を一人で暮らせるようにするのではなく、兄のお世話をする人に自分の孫を当てがおうとするとは…。
それからは、実家に行く頻度が年に1、2回だったのが、3年に1回あるかないかになりました。母と父がこちらにたまに遊びに来てくれます。
娘に兄を押しつけられたくない。だだそれだけです。
終わりに
淡々と書けたかな。文章を書くのは本当に難しい。
私はブログを書き始めて1年半になります。
今までもブログに自分自身の経験などを書いてきましたが、これからはちょこちょこですけど、自分の中でうまく処理できていない過去についても書いていきたいと思っています。
自分の人生について書く「自分史」なんて言葉もありますが、そんな感じでしょうか。誰も興味ないでしょうけど!
今まで人に言えなかった(夫のみ知っている)ことをブログに書いて、読んでくださった方に共感してもらいたいのか、第三者の目線だとどう思うのかを知りたいのか、自分でもよくわかりません。
書きたいと思っているので、書いてみます。
人を明るくするような内容ではないと思いますので、読んでもいいよと思われた方に読んでいただけるだけで嬉しいです。
それでは、また。