先日、この春から小学4年生になった長女に、大人から見ればちょっとしたことだけれども、長女にとっては大きな問題が起こりました。
学校から帰ってきた長女は玄関でだらけかあさんの顔を見た途端、わーっと泣き出しました。
「先生に怒られた!がんばって給食を残さずに食べたのに、『食べるのが遅いからもっと早く食べなさい』って怒られた!わーん!(怒り泣き)」
長女が通う小学校では昨日から給食がはじまりました。
あわわわわ、さて、どうしたものでしょうか。
長女と共にがんばって考えてみました。
まずは話を聞くところから
まずは、長女からゆっくりと話を聞き出しました。
・給食を時間内に食べられなかったこと
・そのことで食べ終わった後に先生から怒られたこと
・今までの先生(3人)からは給食を食べるのに時間がかかることを怒られたことはない、何で今度の先生は怒るのかがわからない、不満だということ
この3つを聞き出すことができました。
長女は話をすることで、落ち着きを取り戻し、話し終わる頃には涙は出なくなっていました。
長女について
ここで、長女について少し書かせていただきます。
長女は家では超が付くほどマイペースで甘えん坊の身勝手さん。
ただ、学校では怒られるのが嫌で、ものすごくがんばっています。内弁慶タイプですね。
食べ物の好き嫌いはないけれども少食な長女は、1年生の頃から「給食の時間」はかなりがんばらなければならない時間。
1、2年生の頃は、給食の量を最初に減らし、給食の時間をオーバーすることがあっても残さずに食べる、というのが長女本人の立てた目標でした。
3年生の時は、つがれた給食を完食することが目標で、給食の時間が過ぎて、休み時間に遊べなくなりそうでも、先生がもう残してもいいよと言ってもがんばって完食していました。
そんな我を通す長女を「がんばり屋さん」として受け入れてくださった先生方には、本当に感謝していました。
4年生になり、3年生の時と同じように給食を時間がかかりながらも食べ終えたところ、今度の担任の先生には怒られた、今まではほめてもらえてたのに何で?という気持ちのようです。
どうして先生は怒ったのかを考える
今までは許されていた長女自らが進んでやる居残り給食。(長女恐ろしくまじめ)
どうして、怒られたのか。
※「怒られた」という言葉より「注意された」という言葉の方が今回のことには当てはまると思います。
正直、先生に聞いてみないとわからないことですが、もう4年生になったのだから、時間のことを考えながら行動しようということではないか、と考えました。
給食をきちんと残さず食べることは大事なことだけれども、そろそろ時間内に食べ終えることを考えましょうね、ということです。
先程も書きましたが、先生は怒ったのではなく、注意をしただけだと思う、ということも長女に伝えました。不服そうでしたが…。
長女の考えた対策
長女は給食の量を減らして、時間内に食べ終えられるようにすると決めました。
お昼ご飯を食べる量が今までよりも減ることになりますが、おなかがすくようなら帰宅後のおやつの時間に、おかしだけではなくおにぎりやパンも用意するようにしておくことにしました。
本日の給食は、牛丼なのでおみそ汁で牛丼を流し込んで食べる、かまずに飲み込むなんて言うので、それだけはやめて、のどにつまるって!と言っときましたが、大丈夫かな。汗
親が先生と子供間の問題に関わるかの判断
これは、子供の性格や親の考え方によって変わってきますが、今回の給食問題はまだ親が関わるほどの問題ではないと判断し、見守ることにしました。
ただし、先生にも様々なタイプの先生がいるとはいえ、毎日長女が学校に行くことを苦痛に感じるようなら、早めに対応しなければいけないなと思っています。
もうすぐ授業参観がありますし、5月には家庭訪問もありますので、ぎょろ目でクラスや先生の雰囲気を探っていきたいと思います。
まとめ
長々と書いてしまいました。
人によっては、そんなささいなことでうだうだ言ってうっとうしいと思われる方もいると思います。
正直、長女に対して、そんなことで泣いてたらこれから先の人生どうするんだい、という気持ちもあります。
超適当な子供だった私が、超真面目な長女に寄り添うのは難しいミッションです。
今回はまだ新学年がはじまったばかりということで、様子を見ることにしました。
今朝、長女の不安そうに登校していく姿を見ると、「長女に変身して給食をたらふく食べてやりたい(牛丼食べたい)」なんて思いましたが、親は子供の代わりに子供の人生を歩むことはできません。
サポートすることしかできない。
もどかしさを感じます。
今日は笑顔で帰って来れるかな、と子供の心配をしつつも1人の時間をだらけ満喫しているだらけかあさんです。
悩みながら書いた長いまとまりのない文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
追記(4月11日)
長女は、投げキッスをしながら笑顔で帰ってきました。なぜだ。
「給食の牛丼を食べ過ぎて吐きそうだわー」と爆笑していました。
強いんだか弱いんだかよくわからない長女ですが、ほっとしました。
長女のがんばりに、ちょっとだけ感動したのでした。
(吐くほどはがんばらないでほしい…)