だらけかあさんの楽観日記

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「シッコウ!!~犬と私と執行官~」第1話感想 織田裕二さん演じる小原樹に青島俊作の面影を見る

こんにちは。

2023年7月4日火曜日に放送されたドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」第1話の感想です。

www.tv-asahi.co.jp

あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。

第1話<拡大スペシャル>|ストーリー|シッコウ!!~犬と私と執行官~|テレビ朝日

 

 

「シッコウ!!~犬と私と執行官~」について

おすすめの2023年夏ドラマ紹介のブログでも同じようなことを書いたのですが、こちらにもちょこっと書きます。

おすすめの2023年夏ドラマ紹介!今期はおもしろそうなドラマが多くてわくわくしています! - だらけかあさんの楽観日記

 

「シッコウ!!~犬と私と執行官~」の原案は、小川潤平さんの「執行官物語」。

www.neowing.co.jp

本の表紙の男性を見ると、ハードボイルド執行官を想像してしまいます。

本の解説にはこんな言葉が書かれていました。

執行官とは斯くも辛く厳しき職業なり! 執行官の仕事にはその性格上、怖いことも面白いこともある…。人生の歓び、悲しみ、怒り、焦り、安らぎにあふれた事件の数々。執行官が綴る52のドキュメント。

【「TRC MARC」の商品解説】

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やっぱり酸いも甘いも知ったハードボイルド執行な感じ。たぶん。

ドラマの方はというと、お堅いイメージの執行官という仕事が、個性豊かで魅力的な登場人物たちの軽妙なやり取りのおかげで、とても見やすいお仕事コメディーとなっています。

 

第1話 感想

第1話で伊藤沙莉さん演じる吉野ひかりは、ペット禁止なのにワンコを飼い、家賃を滞納しながらも部屋に居座っていた二川家(中村俊介さん、鳥居みゆきさん、三浦綺羅さん)に寄り添う描かれ方でしたが、どう見ても大家さん・青柳昌代(宮崎美子さん)の方がかわいそうすぎて。(もちろん、子供は被害者)

こちらは大家さんに同情する気持ちで見ていたので、ひかりの執行官・小原樹(織田裕二さん)に対する言動に最初は違和感がありました。

ただ、中村俊介さんが無表情で押し入れに隠れていたのはすごく怖くておもしろかったし、子役の三浦綺羅さんはかわいかったし、鳥居みゆきさんは普通に演技していたし、最終的にひかりは二川一家の荷物の整理を手伝っていたし、一家が再出発しようとしているところまで描かれたのは、ほっとしたし良かったなと思いました。

 

伊藤沙莉さん(吉野ひかり役)

かわいかったー!にこっと笑顔がかわいすぎる!

伊藤沙莉さん演じる吉野ひかりが、第1話の面接のシーンで「私、この世はそこまで悪いものじゃないと信じてるんです。心のどこかで」と言っていました。

小原が感じたひかりの魅力って、ワンコに好かれるところももちろんだけど、物事を前向きに捉えられるところ、人への接し方が優しくて温かいところ、相手の心に寄り添えるところにもあるんだと思います。

そんなひかるを伊藤沙莉さんがかわいらしく魅力的に演じていて。伊藤沙莉さん、いい!

小原に「節穴子」とか「犬娘」とか言われてて、そこもおもしろかった。

伊藤沙莉さんの魅力についてはいろいろと書きたいことがありますが、今回は織田裕二さんについて長々と書いたので我慢。いつか書くぞ。

 

織田裕二さん(小原樹役)

はい、ここからは少々熱く語らせていただきます!

地球に生まれてくれてたあっついヒューマン・織田裕二さんや、織田裕二さんが演じる役柄について冷静に語るなんて私には無理ってもんです。

 

まずは自分語りを少々。

私がドラマ好きになったきっかけをつくってくれたドラマは「ママハハ・ブギ」(1989年、当時小学校六年生)でして。毎週わくわくドキドキしながら視聴しました。

なので、テレビで浅野温子さん、織田裕二さん、的場浩司さん、石田ひかりさんを見ると、あの頃の大切な思い出がふっと思い起こされて、温かい気持ちにいつもなります。

「ママハハ・ブギ」を見てから、織田裕二さんのドラマは全部ではないけど結構見てきましたが、私のドラマ人生34年(年取ったな…)の中で、一番好きなドラマはやっぱり「踊る大捜査線」です。

※「踊る大捜査線」の映画を観た時の変な出来事についてもブログに書いています。

www.darakekaasan.com

 

そして、今回の織田裕二さん演じる小原樹。

「踊る大捜査線」を好きな人で小原の着ているくすんだ緑のコートを見て、青島俊作を思い出さない人はいないんじゃないかな。

青島俊作のカーキ色(モスグリーン?)のモッズコートはトレードマークだし。

小原がいつも持っている使い込んだ革のかばんには、和久さん(いかりや長介さん)を思い出したりして。和久さんも革のかばんを持っていたと思う。記憶違いだったらごめんなさい。

落ち着いた色合いの緑のコートを着て、使い込んだ革のかばんを抱え、ネクタイもえんじ色などのくすんだ色のものを身に付けている。そんな小原を見ていると、青島俊作も年齢を重ねたら、落ち着いた色合いのものを身に付けているのかな、なんてどうしても考えちゃう。

他にも、走っているシーンとかもう「青島さん!」と叫びたくなるくらい。

小原がしんどそうに走っているところとか、足を上げたら腰をぐきっとやっちゃうところとか、年を取ってへろっへろの自分とも重ねたりして(「踊る」が始まった当時、私は19歳だった…!)、月日の流れを感じてジーンときちゃいました。

青島俊作はよくカップラーメンを食べていたけど、小原はナポリタンなんだな、とか。

青島俊作は人懐っこくて、軽くて、もっとわかりやすく熱くて、小原とはまた違うんだけど。

 

あと、セクシー封印中島健人さん演じる執行官室事務員・栗橋祐介に、電話で「小原さんは目力があってヒーロー顔です。目だけじゃなく、一つ一つの圧が強いというか、そう、小原さんが犯罪者ならすぐに捕まってしまいます。声もむやみやたらとおっきいし・・・(略)・・・生命力にあふれたところ、美点だと思っています。尊敬もしています」なんて言われていたり、ペットサロンの社長・上野原美鶴(板谷由夏さん、クセの強いキャラで好き!)には「ドーベルマンみたいな男前」と言われていて、もうそれって織田裕二さんのことだよ!ってにんまりしちゃいました。

 

あー、楽しい。

好きな役者の方が魅力的な役柄を演じられていて、そしてそれを何年も見続けられるなんて、本当に幸せだ。

織田裕二さんがつくり上げた小原樹が本当に魅力的でかっこよくて。情けないところもあるからこそかっこいい。

革のかばんの中には何が入っているのかな。いろいろと入れてそうだった。執行官7つ道具とかかな。もっともっと知りたい。

まだ第1話が始まったばかり。

小原樹がどういう人物か、これからさらに深く描かれると思います。

織田裕二さん演じる小原樹。これからも楽しみです。

 

終わりに

はい。長々と失礼しました。

執行官室のおじさま方、勝村政信さん、渡辺いっけいさん、菅原大吉さん、執行補助者の、「イエス、アンロック完了」六角精児さん、笠松将さん、皆藤空良さん、立会人の(「納税」という店名のBARのマスターでもある)モロ師岡さんとの絡みももっと見られると思うと楽しみ。(役名は省略)

保護動物カフェの店主役のファーストサマーウイカさんもおもしろかった。

執行補助者となったひかりがどんな活躍を見せてくれるのか、小原との凹凸バディも楽しみだし、第1話ではあまり出番のなかった、中島健人さん演じる栗橋とのやり取りも楽しみ。

 

それでは、テレビ朝日公式のYouTubeチャンネルで公開されている、「シッコウ!!~犬と私と執行官~」の主題歌・SKAI NO OWARI「ROBO」が少しだけ流れる動画でお別れです。


www.youtube.com

それでは、また。

 

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