こんにちは。
2023年7月11日火曜に放送されたドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」第2話の感想です。
あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。
感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。
あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。
第2話|ストーリー|シッコウ!!~犬と私と執行官~|テレビ朝日
第2話 ストーリーの感想
第2話で伊藤沙莉さん演じる吉野ひかりが犬担当の執行補助者となり、織田裕二さん演じる執行官・小原樹との凹凸バディが誕生しました。よっ、待ってましたー!
第2話は、EXtuberの「ハット」こと轟木羽人役で細田善彦さんが、「ブケショ」こと山田史嗣役で内野謙太さんがゲスト出演。
細田善彦さん演じるハットが本当に意地汚い性格で。お金を拾わせるとか、酷いー。見てて少しイラッとしちゃいました。細田善彦さん、演技が上手すぎる!
執行官が関わることになる裁判所の決定に頑なに従わない人っていうのは、やっぱり何かしらの問題や事情がある場合がほとんどなわけで。
コメディ要素が盛り込んであるから見られるけど、現実はもっともっとすんごいんでしょうね。
ドラマの中で執行官の仕事は「司法の尻ぬぐい」なんて表現もされていて、大変な仕事なんだなと改めて思いました。
少し疑問に思ったのが、一緒に配信をしていたのに、ハットとブケショの住んでいる家の差がすごいこと。ハットの家、でかすぎる!
ブケショがハットを意地汚いと言っていたけど、ドラマでは語られていないお金に関するいろいろなことあったのかな、なんて思ったり。
そして、最後にはハットとブケショは仲直り。
ハットがブケショがいなくて寂しいと思うのはわかるんですが、あんな酷いことをされても許せるブケショの懐の深さよ…。
ひかりがアルバイトをしている保護動物カフェにブケショとブケショの妻(?)が来ていましたが、妻は妊娠中っぽかった。
今はネット塾で日本史の講師をしているって言ってて、ハットとコンビを解消したのはハットに嫌気が差しただけじゃなくて、子供が生まれることも理由の一つなのかなと思いました。
ひかりの存在が光っていた
執行補助者となった吉野ひかりが第2話からさっそく大活躍でした。
ワンコのことはもちろん、ハットの横暴に怒りで爆発しそうな小原を静め、ハットとブケショが仲直りをする橋渡しまでしていて。
小原もひかりを執行官にうってつけの人材かもって言っていましたけど、酷い状況の中にあっても、見方をガラッと変えて物事を前向きに捉えられるひかりの考え方って、問題のある人々と接する時にすごく大事な要素なのかも。
ひかりの第3話以降の活躍も楽しみです。
執行官の仕事に関する説明がわかりやすい!
執行官という特殊な仕事に関してはわからないことばかりなんですが、ひかりに教えるという形で視聴者にもわかりやすく説明してくれるので助かっています!
・貸している方が債権者、借りている方が債務者
・動産:家具、電化製品、貴金属などの動かすことができる資産
・不動産:家・土地といった動かすことのできない資産
他にも、守秘義務があることとか、執行の手続きは非公開だとか、ちょこちょこと会話の中にも執行官の仕事に関する内容が入れられていて勉強になりました。
頭がポンコツなので、すぐに忘れちゃわないようにがんばるべ。
ただ、ドラマの中でよくわからないこともありました。
ハットからお金を回収したいなら、差し押さえた動産をとっとと売り払っちゃえばいいのにって思ったんですけど、やっぱり現金で回収するのが一番楽で手っ取り早いのかな。
あとあと、回収できたのは369万円であと1万円足りなかったのはそのままでいいのかな。99%達成したからなのか、小原はもう「Case closed(一件落着)」と言っていたけど。
こういう小さなわからないところがちょこちょこありました。難しい!
細かいところまでドラマの中で説明する時間はないと思うので、わからないままでもいいんですけどね。少し気になりました。
心の声のやり取り最高!顔芸最高!
心の声のシーン、おもしろかったー!笑ったー!顔芸楽し~い!
最初はひかりが小原の心の中を読んでいたけど、次の時は小原の心の声が聞こえてきて、さらに会話までしちゃう。
執行官室事務員・栗橋役の中島健人さんや、執行補助者・長窪を演じる笠松将さんのお顔もおもしろかったけど、心の声でやり取りをしていたひかりと小原、伊藤沙莉さんと織田裕二さんの顔芸のやり取りが本当におもしろくて。もっと見たい!おかわりくれー。
顔芸といえば、目とか眉毛とか口とか表情筋の動きとかで感情をいろいろと表現できますが、私はやっぱり鼻の穴が好きです。表現豊かな鼻の穴を見ると嬉しくなる。
織田裕二さんの鼻の穴の演技は昔から大好きなんですけど、伊藤沙莉さんの鼻の穴もすばらしい演技をしていました。ブラボー!
小ネタが盛りだくさん
第2話は小ネタが盛りだくさんでした。気付かなかったけど、第1話にもあったのかな。
わからない小ネタばかりだと疎外感を感じちゃいますが、わかるとおもしろさが倍増しますね。
「栗橋の法学教室」は、名取裕子さん主演の「法医学教室の事件ファイル」のパロディ。
余談ですが、2020年5月24日に放送された30周年記念SPのタイトルの中に「被害者の体内でタピオカがナタデココに変身!?」というへんてこ文を発見。残念、見逃した―。
執行官のおじさまたちのことをひかりが「さすらったり、はぐれたり、はみだしたりしてそうな刑事系」と言っていたのは、ドラマ「さすらい刑事旅情編」「はぐれ刑事純情派」「はみだし刑事情熱系」のこと。
執行補助者の面々への「必殺なんとか」は「必殺シリーズ」。
必殺シリーズはいろんなタイトルで放送されているんですね。「必殺仕事人」しか知りませんでした。
Wikipediaで調べたら他にも「必殺からくり人」「必殺まっしぐら!」「必殺仕事人ワイド 大老殺し 下田港の殺し技珍プレー好プレー」なんてのもありました。
小ネタに使われていたドラマはぜーんぶテレビ朝日系。すごい歴史だ。
他にも気付いていない小ネタがあるかも。
六角精児さん演じる執行補助者(鍵屋)・砥沢の「LST、Lock Smith Tozawa」はネタなのかなんなのかわかりませんでした。残念。
終わりに
第2話はハットの言動に若干イラッとしたりもしましたが、コメディのところが好き過ぎて全体的にはとても楽しく視聴しました。おもしろかった!
勝村政信さん、渡辺いっけいさん、菅原大吉さん、3人のおじさまパラダイスをもっともっと堪能したいので、出番がもっと増えるといいな。おじさまパラダイス、羨ましい~。
今後のひかりと小原のやり取りもとても楽しみです。
それでは、テレビ朝日のYouTube公式チャンネルが配信している、「シッコウ!!~犬と私と執行官~」主題歌・SKAI NO OWARI「ROBO」でお別れです。
それでは、また。
※第1話の感想
※第3話の感想