だらけかあさんの楽観日記

だらけた日々にしあわせを

ドラマ「ハヤブサ消防団」第1話「桜屋敷の住人」感想 のどかで不穏な田園風景 早くも一人目の犠牲者が

こんにちは。

2023年7月13日木曜日に放送されたドラマ「ハヤブサ消防団」第1話の感想です。

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あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

※原作は未読です。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。

第1話<初回拡大スペシャル>|ストーリー|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日

 

2023年夏クールで一番楽しみにしていたドラマがついに始まりました!わーい!

第1話、すっごくおもしろかった!!

のどかな田舎の風景に不穏な空気が入り混じっていて、わくわくぞわぞわしながら視聴しました。

クスッと笑えるところもあり、ゾクッとくるところもありで1時間があっという間。

「ハヤブサ消防団」第1話の感想は、おもしろかったところや怖かったところ、これからの展開が気になる「謎」について書いています。(原作は未読なので、的外れなことばかり書いているかもです)

第1話のあまりのおもしろさに興奮し過ぎて、感想がねちねちっと無駄に長くなってしまいましたので(約4500字)、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。

 

 

第1話 おもしろかったところ

にやりとしたところを書きました。

主人公のカメラ目線ありの語り

中村倫也さん演じる三馬太郎がカメラ目線をしながら語る演出、おもしろかった。

中村倫也さんの声ってまろやかできれいな声ですね。

ドラマの最初の方と最後に「語り(独白)」が入っていましたが、これからどんな物語が始まるんだろうというわくわくが増したように思いました。

「このハヤブサは僕が信じていたようなのどかで平和な場所ではなかった」

ひ~、怖い!そして楽しい!

 

地球の裏側でブラジル

出版社「草英社」で、太郎が担当編集者の中山田洋(山本耕史さん)にハヤブサ地区に引っ越すことを告げ、「地球の反対側に行くわけじゃない」と言った時に、ブラジルの写真集?かなんかのポスターがしれーっと映り込んでいました。

こういう小さい遊び心、好き。いつも全然気付かないので、気付けると嬉しい。

 

鶏(けい)ちゃん、おいしそう

鶏(けい)ちゃんは岐阜県の郷土料理。

鶏ちゃん 岐阜県 | うちの郷土料理:農林水産省

以前、「孤独のグルメ」に出てきた料理のマネでけいちゃんをつくったことがありました。

【日記】ドラマ「孤独のグルメ Season10」第6話 とんちゃんとけいちゃんをマネしてつくってみました - だらけかあさんの楽観日記

「ハヤブサ消防団」は岐阜県のお話なのかな。けいちゃんおいしそうだった~。

 

おっぱいと股間を隠す中村倫也さん

消防団の制服を着た太郎、ていうか、中村倫也さん。

おっぱいと股間を隠していました。それを見てはしゃぐ満島真之介さん。

二人ともかわいい~。

 

元気いっぱいなおじさまたち

かわいいおじさまたちがいっぱい。

居酒屋サンカクのシーンや、消防団の制服を着た太郎と写真を撮るシーンとか、すごく楽しそうでした。私もおじさんになって仲間に入りたい。

今回、生瀬勝久さんが演じる山原賢作はおちゃらけないキャラクターなので、おじさまたちのわちゃわちゃに加わっていないのが残念。

 

第1話 怖かったところ

居酒屋サンカクでうどんを湯がいているシーンからの滝壺での捜索

うどんを湯がいている大きな鍋をかき混ぜる時の音と、滝壺の底をさらっている音を合わせるって。怖い~。

うどんを湯がくという日常から、滝壺に人が沈んでいないかを捜索するという非日常が、すぐそこにある、隣り合わせにある感じでぞわぞわ度が増しました。

 

山原浩喜の遺体発見

滝壺で発見された浩喜の遺体。

捜索中に滝壺からすごい勢いで浮かび上がってきました。

これは、捜索していた時と遺体(水死体)が腐敗ガスで浮いたタイミングがぴったりと合ってしまったってことなんでしょうね。なんというタイミング。(ドラマだからね…)

ここのシーン、最初に見た時はすごくびっくりしたし、怖かった。

ただ、2回目に視聴した時は、ちょっと違うことを思ってしまって。

ドラマとはいえ、不謹慎過ぎるふざけたことを書いちゃいますが…。

ざぶーん!と水面から飛び出てくる浩喜が、黒いTシャツを着ているからか、クジラみたいに見えてしまって。まるでクジラのジャンプのようだと思ってしまって。

それからは、あのシーンを見ると「ホエール!すごいジャンプ!」とついつい思ってしまうようになりました。怖いシーンなんだからいかんいかんと思えば思うほどホエールが頭から離れない…。ふざけ過ぎててごめんなさい…。

話をぐいっと元に戻しまして。

遺体の服装から、浩喜はおそらく太郎になすときゅうりを持ってきた後に死亡したんじゃないかなと思います。

あの笑顔の後に浩喜に何があったのでしょうか。

 

まだ第1話が放送されたばかりなので謎だらけなんですが、ちょろっと書いてみました。

立木彩(川口春奈さん)

東京からハヤブサ地区に移住してきた映像ディレクター。

ハヤブサ地区を見渡せる場所で目を真っ赤にしてハヤブサ地区を見ていましたが、その目が表していた感情は、怒りなのか、悲しみなのか。ちょっと判断が難しい。

謎の美しい女性が今後どう関わってくるのか。わくわくしますねー!川口春奈さん、美しい~。

 

映子(白髪の女性、村岡希美さん)

同じくハヤブサ地区を見渡せる場所に、5人の謎の人物(男性3人、女性2人)と共に来ていた白髪の女性、映子(村岡希美さん)。

ドラマのメインビジュアルで後ろを向いている白髪の人物はたぶん映子でしょう。

映子も行動を共にしている謎の人物たちもいかにも怪しいですけれども。彼らにはどんな謎が隠されているんでしょうか。宗教的なものかな。

それにしても、映子の着ていた紫のワンピース、かわいかった。黒のワンピースもお似合いでした。

 

落雷の夜に太郎がブレーカーを落としたシーンの意味

わざわざこのシーンを入れ込んだのには意味があるんじゃないかなと思ったのですが。

雷の時はパソコンが壊れないようにブレーカーを落とそうね☆という豆知識を入れ込んだだけってことはないと思うんだけど。考え過ぎか。

 

山原浩喜はなぜ殺された(?)のか

山原浩喜は村八分になっていたっぽかったですね。

浩喜の見た目の怖さよりも、田舎の人の「異物」だと判断した時の冷たさ、田舎の陰湿な面を想像してぞっとしました。村を守るためなんだろうけど、怖い。

浩喜は波川のおじさん(大和田獏さん)の家が火事になった時に現場の近くにいましたが、何かを見てしまって口封じとして殺されてしまったのかな。そして、連続放火犯に仕立て上げられそうになっているのかなと思っていますが、どうだろう。

一ノ瀬ワタルさんはドラマ「アンナチュラル」や、最近は話題となっていたNetflixの「サンクチュアリ」にも出演されていました。

今回、一ノ瀬ワタルさんの演技がまた見られると楽しみにしていましたが、まさか一人目の被害者になってしまうとは。残念。

でも、かわいらしい笑顔が見られて嬉しかったです。めちゃくちゃかわいい笑顔だった。

 

犯人は誰だ!?

※犯人の予想は一人でじっくり考えたい、他人の考察的なものは見たくないという方は、読み飛ばしてくださいませ。

ミステリー系のドラマでは、最初に配役で犯人が誰かを考えるのが好きなんですけど、「ハヤブサ消防団」はどの人物が犯人でも犯人役を印象深く演じられる実力者の方ばかりが集まっているので、正直配役からはわかりませんべいです。

一応、ドラマのおすすめ紹介を書いたブログでは、満島真之介さん演じる藤本勘介が犯人じゃないかと書いています。当てずっぽうですけど、狂気で目がらんらんとした満島真之介さんを見たくって。

おすすめの2023年夏ドラマ紹介!今期はおもしろそうなドラマが多くてわくわくしています! - だらけかあさんの楽観日記

第1話を視聴してみると、今のところ全員怪しくて誰が犯人でもおかしくない。

ハヤブサ消防団の中に犯人がいるんじゃないかと思っているんですが、違うかな。

いかにも怪しい雰囲気を出しまくっている映子(白髪の女性)や、太陽光発電企業「ルミナスソーラー」の営業・真鍋明光(古川雄大さん)が犯人だったら、正直ずっこけます。

 

第1話を見て気になったのは、太郎がハヤブサ消防団に加わることを生瀬勝久さん演じる山原賢作が歓迎していないように感じたところ。

無理強いしないようにと声をかけていたし、太郎がハヤブサ消防団に入ると言った時に「え?」と怪訝そうに言っていたり、みんなで乾杯した時に一人だけ座ったままだったり。(太郎も座ってたけど)

一人目の犠牲者・山原浩喜は親族だから呼び出したとしても違和感がないし。

 

あと、中村倫也さん演じる主人公・三馬太郎も怪しく思えてきました。

スランプだったのに、ハヤブサ地区に来て「いい意味で三馬さんらしくない、というか、まるで覚醒でもしたかのよう」(山本耕史さん演じる太郎の担当編集者・中山田洋の言葉)で、犯罪者側の方(この時は放火のみ、かな)に行ってしまったことがミステリー作家としての覚醒に繋がったんじゃないかな、なんて思ったり。

幼い頃にハヤブサ地区で物語を書いたことが作家としての原点で、創作したいという気持ちが、幼い頃と同じようにハヤブサ地区の雰囲気や空気によって呼び起こされたってことかもしれないけど。

第1話のサブタイトルが「桜屋敷の住人」=太郎で、主人公が「住人」と表現されているのも気になる。主人公が桜屋敷の住人、ハヤブサ地区の住人になったってことを表しているだけかもしれないけど。

ハヤブサ地区に遊びに来た時の記憶がないのも怪しい。そもそも三馬太郎本人なのかしら、とか。これは考え過ぎだとは思いますが、叙述トリックが好きなのでついつい、ね。

 

まあ、みんな怪しいってことです!怪しもうと思えばみんな怪しめちゃう。

三馬太郎も含めたハヤブサ消防団全員を犯人候補として、これからの放送を楽しもうと思っています。

あーでもないこーでもないと考えている時間が楽しい。的外れな推理ばかりでしょうけど、本当に楽しい。ミステリーはやっぱりおもしろい!

 

終わりに

いろいろと書き過ぎて、第1話の注目ポイント、4分間にわたる火災の消火活動の長回しについて書くのを忘れていました…。

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臨場感があって、すごかった!

 

それでは、ドラマ「ハヤブサ消防団」主題歌・ちゃんみなさんの「命日」入り特別PR動画でお別れです。


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それでは、また。

 

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