だらけかあさんの楽観日記

だらけた日々にしあわせを

罠の戦争 第2話感想 草彅剛さんと田口浩正さんのシーン、凄かった!

こんにちは。

2023年1月23日月曜日に放送された「罠の戦争」第2話の感想です。

www.ktv.jp

あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

第1話の感想

www.darakekaasan.com

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認くださいませ。

ストーリー | 罠の戦争 | 関西テレビ放送 カンテレ

 

 

蛯沢眞人の犬飼孝介への恨みが明かされる。そして大活躍

1話で蛯沢(杉野遥亮さん)が生卵を2個持って犬飼(本田博太郎さん)のパーティーにやってきた理由が明かされました。

蛯沢の兄が会社のことを陳述した時に、犬飼は「善処します」と答えた。犬飼の言葉を信じて兄は必死で働いたが何もしてもらえず、その後過労死する。さらに兄の死後に政治資金パーティーの招待状がきたことに腹を立て、犬飼に卵をぶつけてやろうと思ったとのことでした。

そして2話で蛯沢は大活躍。

犬飼の政策秘書・虻川勝次(田口浩正さん)にわざと絡んで殴られたのは蛯沢の友人でしたし、虻川の切り札の裏帳簿まで見つけていました。すんごいな。

植物についてきらっきらした目で語る蛯沢を演じる杉野遥亮さん。ネギはヒガンバナ科ネギ亜科ネギ族。杉野遥亮さんはかわいらしさと美しさを兼ね備えていらっしゃいますよね。ステキだ。

 

華やかなBBQパーティー

農協が主催したBBQパーティーでの出演者の方々の衣装が華やかでした。

本田博太郎さん(犬飼大臣)はスーツもスカーフもおしゃれだったし、犬飼大臣の息子・犬飼俊介役の玉城裕規さんはジャケットの中に鮮やかな濃いピンクのVネックTシャツみたいなのを着ていたし、田口浩正さん(虻川)は紫のジャケット、小野花梨さん(私設秘書・蛍原梨恵役)は黄色のセーターと、みなさん色鮮やかな衣装でおしゃれでした。見ていて楽しかった!

あと、斜め下アングルから撮られた足長蛯沢のイス蹴りもかっこよかったです。あのシーン、好きです。イスは蹴っちゃだめだけど。

 

罠の仕掛け合い

罠の「戦争」というだけあって、罠の仕掛け合いがおもしろいドラマ。

1話では鷲津が犬飼たちの罠にはまって猿岡建設からお金を受け取っていたという嘘のネタで脅されたり、鷲津が犬飼の失言の謝罪会見の原稿をすり替えるといった罠を仕掛けていました。

2話では、鷲津が犬飼の息子・俊介の不正を調べているのを知った虻川が、熊谷記者(宮澤エマさん)と会っている鷲津のところに犬飼も連れて行き、鷲津を追い詰めようとする。しかし、鷲津は虻川に見られていたことに気付いていて、別の写真を熊谷記者に渡していた。

また、鷲津の家に行った虻川に記者の前で鷲津の息子・泰生(白鳥晴都さん)の事件の隠蔽についてしゃべらせたりと、これでもかというほど罠を仕掛けまくっていました。

おもしろいくらい罠にはまる虻川さん。どんどん髪は乱れ、表情も余裕のない険しい顔になっていく。落ちていく虻川を演じる田口浩正さん、かっこよかった!

 

草彅剛さんと田口浩正さんの二人の演技がすごかった

警察署に迎えに行った鷲津と虻川がやり合うシーンは本当にすごかった。

鷲津「考えたこともないだろ、他人の痛みも悔しさも。だから平気で人を踏みつける」

虻川「やめろってんだよ」

鷲津「弱い者の痛み、せめて想像ぐらいしてみろよ」

セリフ引用:「罠の戦争」第2話

草彅さんの怒りの表現は本当に痺れる。

顔の筋肉の動き、表情、声の抑揚、目の動き、すべてがすごい。

怒りの感情だけでなく、悲しさや苦しさ、憎しみや悔しさなどのいろんな感情が混ざり合ったような表情。

ぐーっと引き込まれて涙がぼろぼろ出る。本当にすごい。

そして鷲津の怒りを受ける田口浩正さん(虻川)もすごかった。

最初のバカにした表情から怯えたような当惑したような表情に次第に変化していって、最後はそれでも必死に抵抗するような表情。すごい。

 

あと、この時虻川は鷲津の胸ぐらを掴んでいるのですが、虻川の手首を鷲津が強く締め上げていて。

虻川が痛いって言っても鷲津は離さない。

これが、傍から見ると鷲津の胸ぐらを掴んでいる虻川を鷲津が止めさせようとしているように見えるんですよね。

だからやってきた犬飼は二人を見て「何やってんだ、虻川!」と言う。

これ、すんごい。

1話で鷲津が怒りでリンゴをぐしゃーっとするシーンがありましたけど、2話では虻川の手首をぐしゃーっとしながら、さらに周りの人には自分を被害者のように見せるという。

これ、本当にすんごい。華麗な罠ですわ。すんごい。

いやー、このシーンは本当にすごかった!!!

 

終わりに

すごいすごいと書きまくりましたが、最後にすんごい演技を見せて(魅せて)くださった田口浩正さんのツイートでお別れです。

あぶあぶ!

第2話はまさにワナワナあぶあぶでしたね!

 

田口浩正さんのことは1994年の「お金がない!」や1995年の「王様のレストラン」の頃に知りました。もう30年近くも前ですね。わお。中学生から中年になってもドラマ好きなのは変わらずです。

そしてちょうどこの2話の感想を書いている時に、夫が図書館から借りてきたビデオ「ファンシィダンス」(1989年、周防正行監督)を観ていて、ちらっと見たらお若い頃の田口浩正さんが出演されていてびっくり。すぐにわかるお顔。

今日は田口浩正さんDayとなりました~。あぶあぶした楽しい1日じゃった!

 

それでは、また。