こんにちは。
2023年7月20日木曜に放送されたドラマ「ハヤブサ消防団」第2話「町の噂」の感想です。
あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。
※原作は未読です。
感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。
あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。
第2話|ストーリー|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日
※第1話感想
第2話「町の噂」感想
今回もおもしろかった!
第2話は第1話のような事件は起こらず、コメディ要素がもりっもりに盛り込まれていて。でも、ひひひと笑って見ていながらも、じりじりとした不穏な空気は常にあって、最後のカットにどん!と恐怖が一気に押し寄せてきて。もうすごかった!
コメディパートでしっかりと笑いを取っているのに、ちゃんとホラー。そしてどちらもすごくおもしろいしすごく怖い。
ドラマの手法的なことは全くわからないど素人ですけど、このドラマは「音」がおもしろい。「音」が心を不安にさせる。
アジフライを揚げる音から風の音へ、水の音やマイクの「キーン」というハウリング。
そしてひび割れたミラー越しの映像。
第2話の最後の方、三馬太郎(中村倫也さん)と立木彩(川口春奈さん)が山原浩喜(一ノ瀬ワタルさん)の家の前で話すシーンで、太郎が「僕もハヤブサが好きなので」と言った後にミラー越しの太郎と彩が映って。
誰かがミラー越しに二人を見ているのか、それとも太郎の「ハヤブサが好き」という言葉にひび割れた何かがあるのか。
全然わかんないんですけど、ふわっと温かい「ハヤブサが好き」という言葉の後にひび割れたミラーで二人を映すという演出。すごすぎるー。怖すぎるー。
あと、町おこしでハヤブサを舞台にしたドラマをつくるという話が出てきました。
太郎が出した案は、女性が探偵でドジな男性のワトソン役がいる、ハヤブサの名所を主人公が巡って事件を解決していく、というべったべた町おこしミステリー。タイトルは「探偵ハヤブサの事件簿」って書いてあったと思います。おもしろそう。
ハヤブサ地区の観光名所ってどこでしょうか。浩喜が見つかった滝壺とか、麿赤兒さん演じる江西住職のいる隋明寺とかかな。
できあがったドラマが見てみたいです。ドラマ内のドラマ。ちらっとでも見られるといいな。
謎1 波川(大和田獏さん)が髄明寺に300万円も寄進していた
波川は工場が火の車だったのに300万円という大金を寄進していました。
太郎が江西住職に波川のことを聞いた時、ちょっと変な間もあって。
波川は檀家とはいえ、どうして300万円という大金を寄進したのか。理由があるように思います。
謎2 立木彩の言葉
ハヤブサ地区の町おこしドラマのために役場で太郎と彩が打ち合わせをした時、彩が「またどこかが放火されたら、浩喜さんの無実が証明されますね」と言ってまっすぐに太郎を見つめていました。
この言葉の意味はなんだろう。
また放火が起こる、と予言しているのか、放火が起こることを知っているのか。わからん。
謎3 真鍋が浩喜が放火犯だったという噂を流している理由
浩喜が放火犯で、警察に捕まる前に自死したという噂。
太郎の調べで、浩喜の噂を流していたのは「ルミナスソーラー」営業の真鍋明光(古川雄大さん)の仕業だったということがわかりました。
普通に考えれば、自分が犯人か、犯人をかばっているのか、あるいは放火の原因が他にあって、何かを隠すために嘘の噂を流しているのかってとこなんでしょうけど。
なぜ真鍋は嘘の噂を流したのか。これまたわからん。
謎4 彩と真鍋の関係
そして最後のホラーに見切れた真鍋。怖かったー!ぞわっとした!!
彩と真鍋は知り合いっぽいですよね。
太郎に噂を流しているのを知られた真鍋がなぜ彩のところに現れたのか。
真鍋はひび割れたミラー越しに太郎と彩が話しているのを見ていて、彩が太郎に近づいていることを知って警告に来たのかな、なんて思いました。
太郎がポストに入っていたシャクナゲの花言葉を調べて、「危険、警戒」だと知ったシーンと交互に流れていましたし。わかんないですけど。
彩は浩喜が発見された滝壺にも花(シャクナゲ?)を供えていましたし、謎だらけの女性。
彩は連続放火事件や浩喜の事件と関りがあるのか、そして真鍋との関係はどんものなのか。気になります。
ケツ回
第2話はケツ回と言っても過言ではない、おじさまたちのケツが大活躍の回だったと思います。セクハラになりそうですが、自分たちでケツケツ言っているので大丈夫、かな。
まずは、山原賢作を演じる生瀬勝久さんと宮原郁夫を演じる橋本じゅんさんのどっちのおしりがキレイか対決。
宮原郁夫、というか橋本じゅんさんは赤ちゃんみたいなケツをもっているそう。つるつるふわふわなのかな。
お次は、徳田省吾を演じる岡部たかしさん。
太郎が真鍋に土地を売らないかと打診されたことを話していると、ストレッチをしていた岡部たかしさんが「なんもかんも高い東京とはちゃうんや」とおしりの下からこんにちは。
最後はまたまた橋本じゅんさん。
消防操法大会の後、居酒屋サンカクで打ち上げ中に、宮原を鬼の形相で迎えに来た宮原の妻・桃子(池谷のぶえさん)。
橋本じゅんさんは池谷のぶえさんにおしりを3回もバチーンと叩かれていました。そして、いいおしりなのでいい音が鳴ります。
おしりだけど汚くない、楽しいおしりたち。おもしろかったです!
短ランボンタン
再現ドラマを若作りしないでそのまま演じるなんて。
生瀬勝久さんと橋本じゅんさん、今のまんまの姿で短ランボンタンを着ていらっしゃいました。
お二人とも最高でした!おもしろかった!!
足長古川雄大さん
怪しさもりもりの真鍋明光を演じる古川雄大さん。
足がとにかく長い!
太郎の家で座布団を出されるんですけど、この座布団が小さくて。
長い足を折りたたんで、小さい座布団に何度もきゅっきゅっと体を動かしてなんとか座っていらっしゃいました。
長い足は座布団からはみ出そうだし、大変そうだった。
そして、トラクターから降りる時!
足をしゅわっと回して降りていて。かっこよすぎる~。
今回の真鍋という役柄を美しい古川雄大さんが演じることで、ドラマの怪しさがさらに増しているように思います。あの美しいお顔を歪ませて。歪んだ顔まで美しい。
真鍋にはどんな背景があるのか。それを古川雄大さんがどんな風に表現されるのか。すごく楽しみです。
終わりに
他にも、消防操法大会もおもしろかった。
太郎の失態でびしょぬれになった、八百方(やおろず)町町長の村岡信蔵を演じる金田明夫さん。見事に吹っ飛んでいたし、メガネも髪型も歩き方もおもしろかったです。さすが金田明夫さん!
第3話では、太郎の編集者・中山田洋を演じる山本耕史さんもハヤブサ地区にやってきてくれます。
さらにおもしろくなりそう!楽しみです。
それでは、また。
※第1話の感想