こんにちは。
2023年8月3日木曜に放送されたドラマ「ハヤブサ消防団」第3話の感想です。
あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。あらすじは公式サイトをご確認ください。
第3話|ストーリー|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日
原作は未読です。
感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。
また、無駄に約5000字と長々と感想を書いているので(簡潔に文章を書けません…)、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。
※第2話の感想
「ハヤブサ消防団」第3話「山の怪異」感想
第3話もおもしろかった!
三馬太郎(中村倫也さん)の編集者・中山田洋(山本耕史さん)がハヤブサ地区にやってきて、おもしろさがパワーアップ。
しかし、ハヤブサ消防団の山原賢作(生瀬勝久さん)の家が火事に。このドラマは最後の方で急に怖い展開がどん!と来る…。
賢作さん、死ななくてよかったー。ドラマの中の話とはいえ、ほっとした。
賢作と宮原郁夫(橋本じゅんさん)の絆にもぐっときました。お二人のやり取り、すごく好きです。
再びハヤブサ地区で火事が発生してしまいましたが、防犯カメラに放火犯の姿が捉えられました。
放火犯は誰なんでしょうか。
そして、写真のシャクナゲの花を持つ女性(小林涼子さん)の謎とは。
まだまだ謎だらけです。
あと、第3話の予告で太郎が目を見開いて「うわーっ!」となっていたシーン。まさかの夢オチ。だまされたわい。
でも、その夢がめちゃくちゃ怖かった…。瞬間移動してきた小林涼子さん。ホラー。
第3話のタイトル「山の怪異」の意味するものって?
このタイトルが意味するものって、森をさまよう白髪の女性・映子(村岡希美さん)のことなのか、太郎が森で感じた気配のことなのか。
両方かなと思っていますが、森で感じた気配は太郎たちのことをこっそり見ていた真鍋明光(古川雄大さん)のものだったんじゃないかなと。違うかな。
真鍋は森で道に迷った太郎に帰る道を知らせようと、助けようとしたように感じたんですが。
真鍋は山原浩喜(一ノ瀬ワタルさん)が放火犯だと噂を流していた、怪しさ満点(美しさも満点)の人物。どういうことなんだろう。さっぱりわかりません!
真鍋、謎です。
謎1 立木彩はなぜ嘘をついたのか
第2話の感想ブログの中で、町おこしドラマを見てみたいな~なんて書いていたんですが、八百方(やおろず)町町長の村岡信蔵(金田明夫さん)の一言でまさかの中止に。
※第2話の感想
ドラマ「ハヤブサ消防団」第2話「町の噂」感想 ケツ争い+短ランボンタンの生瀬勝久さんと橋本じゅんさんからのホラー足長古川雄大さん - だらけかあさんの楽観日記
ちょうど太郎と立木彩(川口春奈さん)がご飯を食べている時に彩にその連絡がきていましたが、彩は太郎に中止になったことを知らせず、さらに監督もできるようになったと嘘までついていました。
彩はなぜ嘘をついたか。
町長に直談判してOKをもらうつもりだからなのか。実際、村岡町長に会いに行っていたし。
でも、太郎との仕事に執着している理由がありそうに感じました。というか、太郎に執着している?
彩の存在、謎だらけですね。
謎2 謎の写真の女性・山原展子
太郎の家にあった「田舎に似つかわしくないオーラ」を放つ、シャクナゲの花を持った女性の写真。
藤本勘介(満島真之介さん)の祖母の記憶から、山で自死した「ヤマハラリンコ」という人物の名前が出てきました。
そして、おそらく写真の女性は、ヤマハラリンコの娘「ノブコ」なんじゃないかということに。
写真の女性が「山原展子(のぶこ、小林涼子さん)」だというのは、公式サイトの相関図からわかっていたことですが、展子は何者なのか、ハヤブサ地区とどんな関係があるのでしょうか。
展子の父親も謎。
お妾さんだったリンコの相手は、よその人だったため勘介の祖母にもわからず不明。
物語に関わってくるのかな。これまた謎です。
謎2 白髪の女性・映子は何者か、立木彩との関係は?
謎の白髪女性・映子。村岡希美さんが演じているので、金田明夫さん演じる村岡町長の家族の方だったっけ?とごっちゃになるのは私だけでしょうか…。
映子の苗字はなんじゃろか。「映子」という名前も、公式サイトの相関図で知ったし。
公式サイトの紹介を見ると、
ハヤブサ地区に住む初老の女性。夫に先立たれて以降、大きな屋敷にひとりで暮らしている
と書かれてあります。
映子はひとりで暮らしていると書かれていますが、映子の周りには謎の5人の男女がいることもあって。実は一緒に暮らしているのかな。
太郎が道に迷った時に見た懐中電灯の光は5つ。
山を徘徊している映子を探しに来たのか、見守っているのかはわかりませんが、5つの懐中電灯の光は謎の5人のものでしょう。
この集団は何なんでしょうか。宗教的なものを感じるけど。彩も仲間なのかな。
そしてもう一つの謎。
映子の家の神棚に展子の写真が飾られていました。
詳しく知らないのでちょっと調べたんですけど、神棚に写真を置くことって普通はしないみたいですね。
展子は神聖化されているのか、生きているのか死んでいるのか。
年齢的に映子が展子なのかな、と最初は思ったんですが、ちょっとわからない。
立木彩は映子とどんな関係なのか。映子の娘かな、と最初は思ったけど、こちらもちょっとわからない。
彩の眼差しから映子に対する優しいものを感じましたけど、その後の神棚に飾られた展子の写真の方を見ていた目からは、感情を読み取れなかった。
あと、公式サイトの相関図の映子の顔を見ると、おでこの辺りにあざか火傷の跡があるように見えて。
村岡町長が第2話の消防操法大会で「何年も火事を防げんのも納得や」と言っていたのは、過去にも火事があり、その火事で映子は火傷したのかなと思ったり。
まあ、うん、わからんです。
謎4 放火犯は誰か
ついに放火犯?の姿を防犯カメラが捉えました。
防犯カメラの映像以外からわかったことは、放火犯が荷台にカーキ色のカバーをかけた軽トラで現場の近いところから逃げたことと、その軽トラの助手席にハヤブサ消防団の帽子が置かれていたこと。
第1話を見返していた時に気付いたんですが、太郎がハヤブサ消防団に入団して制服姿を披露していた日に停められていた車が軽トラばっかりで。
勘介だったかな、みんな一台は軽トラを持ってるって言っていて、誰の軽トラかはちょっとわからず。
あと、防犯カメラに写っている人物は体格が華奢に感じました。怪しさ満点の真鍋ではなさそうだった。真鍋だったら車に乗り込む時に足の長さが目に付くと思うし。
体格が華奢な消防団員というと、徳田省吾(岡部たかしさん)、かな。
第2話で太郎にルミナスソーラーに土地を売るのかと聞いてきた時の表情がちょっと怪しかったけど、犯人とは思えなくて。
立木彩が怪しく感じる。防犯カメラに写っていた人物と体格も似通っているように思うし。
でも、彩は軽トラを持っているかな。借りたか盗んだかした(そしてすぐに返した)軽トラが消防団員のもので助手席に帽子があった、とか?
うん、わからんです!
謎5 ドラマのメインビジュアルで消防団の服を着てうつむいている人は誰か
ドラマのメインビジュアル。
ドラマが始まる前、後ろを向いているスーツの男性はおそらく村岡町長、白髪の女性は映子だと思っていて、消防団の服を着てうつむいているのは、あまり考えずに居酒屋サンカクの店主・賀来武彦(福田転球さん)だと思っていました。
でも、最近気になってうつむいている人物をよーく見てみたら、輪郭が細いし、もうちょっと若い人のように見えて。
今は別の誰かのような気がしています。
でもこれがわからん!
顔がしゅっとしていてスタイルも良い方。古川雄大さんかなと思ったんですが、口元が違う気がするし。
このうつむいた人が重要なカギを握っている気がするんですけどね。後ろを向いている村岡町長と映子もきっと今後の展開に絡んでくると思うし。
うつむいているから輪郭が細く見えるだけで福田転球さんかもしれません。うん、わからん!
中村倫也さんの「にゃー」
ハヤブサ地区に遊びに来た中山田洋と一緒にゴルフに来た太郎。
消防団に入ったことを中山田にからかわれて、中山田が打つ時に「にゃー」と叫んでいました。
中村倫也さんのにゃーがかわいすぎてかわいすぎて。
その前の「ちょっと右かな(にゃ)?」もかわいかった。
中村倫也さんと山本耕史さんお二人のシーンはおもしろいですね。どこまでがセリフでどこまでがアドリブかさっぱりわからない。そして息ぴったり。
太郎と中山田さん、一緒に住めばいいのに。中山田さん、ずっとハヤブサにいてほしい。
すぐに打ち解ける中ちゃん(山本耕史さん)
田舎の距離の近さにびっくりしていた中山田さん。
あっという間に消防団のみんなと仲良しになって、中ちゃんなんて呼ばれていました。
もうハヤブサに住んだらいいのに。(2回目)
勘介の地図
勘介の地図、びっくりした!
白い花、鳥が多い、でかい岩とか、目印がわかりにくすぎるー!
満島真之介さんの演じる勘介、めちゃくちゃステキですね。ふざけてて子供っぽくて、でも一生懸命で頼りになって、そしてかわいらしい。
ドラマが始まる前は満島真之介に犯人を演じてほしいと思っていましたけど、もう今は勘介が犯人だったら悲しいです。
勘介の軽トラの荷台のシートは青だったので、きっと違うでしょう。よかった。たぶんだけど。
横溝正史風味
太郎の口からも横溝正史の名前や作品名が出てきましたが、「ハヤブサ消防団」のねっとりじっとりした怖さは、横溝正史の作品っぽさがありますね。
第3話で感じた横溝正史っぽいところをちょっとだけ書きました。
童歌(子守歌)
映子が山を徘徊しながら唄っていた童歌。子守歌かもしれません。
「悪魔の手毬唄」を思い出しました。
TVerの字幕から歌詞を引用します。
手に負えん 童はどこいった
まめな子はやくねておくれ
えーか えーか
母ちゃんのそばにいこまいか
ぬくとい布団でねておくれ
えーか えーか えーか えーか えーか
歌詞※Tverの字幕引用
「ハヤブサ消防団」は岐阜を舞台にした物語なので、歌詞に岐阜の方言が使われていました。
私は福岡出身福岡在住の人間なので、歌詞の意味がわからないところが少しありました。
上のサイトを見てみると、「まめ」は「元気」、「いこまいか」の「~まい」は「~しましょう」なので「行きましょうか」、「ぬくとい」は「温かい」、「えーか(えか)」は「よろしいですか」。
元気で寝ない子を寝かしつけようとしている唄だと思いますが、最初の「手に負えん童はどこいった」ってところが怖い。子供がいなくなっちゃったってことなんでしょうか。
あと、童歌(子守歌)を歌っているいるということは、映子には子供がいる(いた)のかなとも思ったのですが、母親が歌ってくれていた歌かもしれないので、まだわかりません。
山をさまよいながら映子が歌う童歌。不気味です。
鎌を持って仁王立ちした賢作
これは「八つ墓村」ですかね。
鎌は怖い。賢作には鎌を持って夜に出歩かないでほしい。
他にも、「田舎ではひときわ目を引く、洗練された美貌の持ち主」と相関図に書いてある立木彩には「八つ墓村」の森美也子を思い出したり。
横溝正史の作品が好きなので(詳しくはない)、オマージュっぽいものを見つけられると嬉しい。
終わりに
はい。いつも通り長々と書いてしまいました。
第3話の感想は、8月10日の第4話の放送前に9割ほど書いていたのですが書き終わらず、最終的には第4話を視聴後に仕上げて公開しています。
一応、第3話のストーリーのみで感想を書いたつもりです。
それにしても、第4話の衝撃、すごかった!
第4話の感想もまただらだらと書こうと思います。第5話の放送前に公開できるようにがんばるぞ。
それでは、また。