こんにちは。
2023年8月6日日曜に放送されたドラマ「VIVANT」第4話の感想です。
あらすじは書いていません。
あらすじをお知りになりたい方は、TBS公式サイトの「アフターVIVANT」で要点などが詳しくまとめられていますので、そちらをご確認ください。
書きたいことが多すぎて長くなってしまいましたので(簡潔に書く能力がございません)、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。
ここからはネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。
- 第4話 感想
- 第4話で明かされたこと
- 野崎の笑顔が意味するものがわからない
- 長野専務(小日向文世さん)の謎
- アディエルとジャミーンはテント側の人間?
- 堺雅人さん、圧巻の演技!すごかった!!
- おまけ 別班饅頭
- 終わりに
第4話 感想
おもしろかった!
第4話の後半は話の展開が早くて脳みそ大混乱。
ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzulさん)とドラム(富栄ドラムさん)が日本にやってきて、ドラムのおもちびよーんやかわいいジャミーンに温かい気持ちにもなった第4話でしたが、、、
太田梨歩(飯沼愛さん)の男性関係にわお!となって、太田梨歩の母親役が山田キヌヲさんなのに登場人物のところに名前がないのってさすが日曜劇場豪華すぎるじゃん!となって、長野専務(小日向文世さん)が誤送金を仕組んだ黒幕かと思いきや違って、山本(迫田孝也さん)がモニターで誤送金の黒幕だと知って「だまされたー」とにやにやして、松坂桃李さんのこのタイミングでの登場にびっくり、さらにモニター?違った別班!とわたわたして、最後の乃木(堺雅人さん)の恐ろしさにぎゃーとなって。
とにかく頭の中が大忙し。でも、すごく楽しかった!おもしろかった!
第5話以降は別班・乃木が本領を発揮してくるのかな。楽しみです。
野崎(阿部寛さん)やドラムよりも優秀なのかな。わくわくする!
ただちょっと気になるのが、乃木は砂漠で2度死にかけていて。1度目はジャミーンが見つけて柚木薫(二階堂ふみさん)が助け、2度目は野崎がラクダと一緒に助けに来ている。
任務を遂行するのに手段を選ばない別班の人間がすることとは思えなくて。
どちらの時も別の人格のFが乃木を怒っているけど。
この行動はすべて計算されたものだったのか。ジャミーンや薫に近づくために。それとも、たまたま助かったのか。
この疑問もそのうちに説明があるかなと思っています。
第4話で明かされたこと
第4話はストーリーがどんっと進んだので、ちょっと整理してみたいと思います。第4話の怒涛の展開に混乱している自分のためですけど。
誤送金の真相
誤送金を仕組んだ黒幕は山本巧で、テロ組織「テント」のモニターだった。
※山本は第3話で乃木の「ミッション:インポッシブル」にのりのりで協力していたから、今回の迫田孝也さんは味方だな~と安心しきっていたので、もうびっくりでした。ぎゃーっとなった。
太田梨歩はブルーウォーカーという名で暗躍していた天才ハッカーだったが、山本に脅されて丸菱商事に入社し、誤送金に加担。本人はテントのモニターではない。
乃木はテントを調べるためにテントの幹部であるGFL社社長・アリ(山中崇さん)に近づき、共同事業を進めていたところ、誤送金が発生。乃木は誤送金とは関係がない。
公安が別班だと思っていた長野専務は誤送金には関わっておらず、さらに別班ではなかった、とされた。(今のところは。でもものすごく怪しい)
テントについて
アリはすげー上の幹部。
リーダーの最後の標的は日本。
テントのリーダーは不明。リーダーが誰なのかを山本は知らなかった。(知っていても教えなかった)
別班について
乃木は別班。
やっとこさ登場した松坂桃李さんは黒須駿役で別班の人間。乃木の後輩。
別班は人を殺すことも厭わない。
「美しき我が国を汚すものは、何人たりとも許さない」が別班・乃木の決め台詞。
これくらいかな。
テントの目的は何か、リーダーは誰か、役所広司さんや二宮和也さんはどんな役柄なのかなど、まだまだ謎の部分も多いですね。
野崎の笑顔が意味するものがわからない
乃木の家で野崎が、にっこりなのかにんまりなのかどう表現していいかわからないけど、笑顔で乃木をじっと見ていて。
この笑顔、なんなんでしょう。どんな意味があるんでしょう。
第4話1回目の視聴時には野崎って乃木が好きなんだな~うふふ、なんてのんきに思っていたんですが、2回目以降の視聴では謎に思えてきて。
野崎は乃木を見て何を思って笑顔になったんだろう。わからん!
この時の野崎の心の声がそのうち明かされるかな。
長野専務(小日向文世さん)の謎
太田梨歩に“fox.777@jmail.com”というアドレスを使い何度も連絡を入れていたのは、長野専務でした。
※アドレスにも意味がありそうですけど。foxは狐とか狡猾な人という意味で7が3つ。どんな意味だろう。わからん。あと、gmailじゃなくてjmailになってておもしろい。
長野専務は野崎の聴取に対し、太田とは不倫関係だった、防衛大学卒業後の2年間は大分にある薬物依存の更生施設にいた、一橋大学の大学院であまり出席していないのも、この更生施設に通っていたため、と答えていました。
長野専務を別班だと睨んでいた野崎は勘違いをしていたと謝罪。
でも、野崎が部屋を出ると誰も見ていないと安心したのか(視聴者はめっちゃ見てる)ぐにゃっと歪んだ怪しい顔をしていて。
長野専務は別班の人間だと思っていたのですが、どうなんだろう。
第3話での乃木との会話を見ると、別班同士の会話とは思えないけど、やっぱり長野専務は別班だと思う。
乃木と長野専務は別班の別班(別の班)なんじゃないかなと。(おばさんダジャレ)
それともテントかしら…自信も根拠も全くないのでわからない…。
あと、長野専務は1985年3月に防衛大学を卒業後、1987年4月に一橋大学大学院に入学するまでの2年間の空白がありますが(更生施設にいたと長野専務は言っているけど)、この1985年4月~1987年3月までの2年間って、乃木と乃木の両親が武装集団に襲われた時期と重なるんじゃないかなと思っていて。
乃木が拉致されたのは乃木が3~5歳くらいの時。乃木は1981年生まれの41、2歳くらいなので(第2話の偽造パスポートから考えて。他で乃木の誕生日がわかるシーンがあった気がしますが、どのシーンか忘れちゃった…)、1985年は4歳、1986年は5歳になる年。
長野専務の空白の時期と乃木の過去の出来事には関係があるのか。関係がある気がするんだけれども。
全然わかりませんが、小日向文世さんがただの若い子大好き不倫専務で終わるとは思えないので、これからの展開を楽しみにしたいと思います。
アディエルとジャミーンはテント側の人間?
山本がテントのマークが付いた戦闘服を着ている写真。
アディエル(Tsaschikher Khatanzorigさん)とジャミーンが、山本と同じ戦闘服を着た男性と笑顔で一緒に写っていました。
ジャミーンは人の善悪を感じ取れるとアディエルが言っていたけど、テロ組織の人間にも笑顔ってどういうことなんだろう。
人の善悪なんて時代や価値観、思想や宗教によっても変わってくるあやふやなものだから、ジャミーンに好かれている人が「善」だなんて言えないのかな。「善」と「悪」がきっちりと分かれているかというとこれまた難しいし。
アディエルがテント側の人間だとすると、柚木薫や第1話でジャミーンを引き取ろうと言っていた役所広司さんと二宮和也さんもテント側の人間なんでしょうか。
「VIVANT」原作者で演出もしている福澤克雄さんがスター・ウォーズの大ファンだと以前インタビューで仰っていたので、乃木(別班) vs 乃木の父(テント)になるかなとは思っていたんですが、考察されているのをよく見る、役所広司さんが乃木の父親というのはあるかもと思っています。(みなさんすごい)
※福澤克雄さんのインタビュー
役所広司さんが乃木の父親で二宮和也さんが乃木の弟、という考察にのっかって妄想すると、ジャミーンの母親も役所広司さんの娘で、ジャミーンは孫、だから引き取ろうとしているのかな、なんて。
そうなると、乃木にとってジャミーンは姪になるわけで、それを知ってか知らずか、ジャミーンに対する情を感じていてジャミーンのために動いているのかなって。
そして、ジャミーンが乃木 vs 乃木の父の争いを終わらせる「カギ」になるのかなって。
ただの妄想です。的外れなことを書いていると思いますが、これからどんな展開になるのかなといろいろと妄想するのが楽しくて。
また、ジャミーンの母親が亡くなった事故?が今後の展開に関係してくるのかなとも思っています。
それにしても。
柚木薫はどうなんだろう。テント側の人間なんだろうか。
第1話で、乃木のスマホに「VIVAN」というアプリ?みたいなのがあると指摘されている方がいらっしゃいましたが(見返したら確かにあった。気付いた方すごい)、「VIVAN」には最後に「T」がない。
そして、「ヴィヴァン」という言葉から「T」があるフランス語の「VIVANT」と書いたのは薫。「T」を付け足した薫はテント側だと暗に示されていたのかな、なんて思ったりして。こじつけだけど。
乃木の薫に対する「恋」のようなアピールも怪しい。もう全部が怪しい。もう全然わかりません!
堺雅人さん、圧巻の演技!すごかった!!
乃木が別班だというのはたくさんの方が予想されていたし、強気な乃木が出てくるんだろうとわかっていたつもりだったのに、堺雅人さんの演技に圧倒されました。
堺雅人さんの表情、佇まい、山本を見る目、すべてに圧倒されました。
すごかった。
そして、山本を排除する冷徹さが怖かった。
そこには同期の山本を排除することへの迷いや躊躇が全くなかった。淡々と任務を遂行していて怖かった。
乃木憂助には、明かされていない謎がまだまだたくさんあります。
堺雅人さんの柔らかさやしなやかさ、優しさ、強さ、知的なところや笑顔がステキなところなどがもりっと詰め込まれている、堺雅人さんにしか表せない乃木憂助。
乃木はどんな過去を背負って生きてきたのか。早く知りたい!
おまけ 別班饅頭
なんということでしょう。
「別班饅頭」という、なんともおいしそうな商品が発売されているようです。
そして、別班饅頭なのにテロ組織「テント」のマークがどどーんと載っています。赤飯おこわの商品にもこのマークがあったし。
別班とテントの関係はお互いに「敵」だと思うのですけど、なんで「テント」のマークがつけられているんだろう。きっと理由があるんだろうけど、さっぱりわからん。
公式キャラクターの黒猫のヴィヴァンちゃんも謎。謎だらけドラマ。
終わりに
はい。長々と失礼しました。
他にも、迫田孝也さんの自白剤でべろっべろになった演技もおもしろかったし、第4話での登場なのにすんなりとドラマの空気になじんでいる松坂桃李さんもすごかった。書きたいことが多過ぎるー。
第4話は日本でストーリーがどどんと進みましたが、第5話からまたバルカ共和国が舞台になるようです。チンギスも出てくる。嬉しい!
乃木と野崎の関係はどうなっていくのか、役所広司さんや二宮和也さんもいよいよ本格的にストーリーに絡んでくるのかな。
そして、予告の乃木の「オレがヴィヴァンだ」という言葉。
「別班」じゃなくて「ヴィヴァン」。「VIVAN」なのか「VIVANT」なのか。
ドラマのタイトル「VIVANT」の持つ「別班」以外の意味が出てくるかな。
日曜が待ち遠しい!
第5話も楽しみです。
それでは、また。