突然ですが、岡田あーみん作の『お父さんは心配症』というマンガを知っていますか?
心配症な方にもそうでない方にも、とにかくみんなにおすすめの『お父さんは心配症』
『お父さんは心配症』は遠い遠い昔、まだだらけかあさんが子供の頃のマンガです。
少女マンガ誌の「りぼん」で1983年5月号に読み切りが掲載後、1984年11月号から1988年11月号まで連載されていたギャグマンガです。
もっと詳しく知りたい方はウィキペディアでどうぞ。
なんと、はてなキーワードでも紹介されています。
d.hatena.ne.jp妻に先立たれ、高校生の娘、典子を異常に心配するあまり、異常な行動を見せるお父さん佐々木光太郎のぶっ飛んだ描写、お父さんだけでなく、典子の彼氏の北野くんやその他諸々の登場人物まで巻き込んだ常軌を逸した言動に、まだ幼いだらけかあさんはかなりの衝撃と大爆笑を経験しました。
だらけかあさんの家にもある文庫はこちら。
コミックスはこちらです。
私は楽観主義なのですが、心配性でもあります。極端なのです。
マンガ『お父さんは心配症』は、心配「性」ではなく「症」という漢字を使うことで、お父さんの心配が病的であるということを表しています。私も心配症の方だと思います。
だらけかあさんは心配症
だらけかあさんは、今、かなり緊張しています。
なぜなら、明日は次女の幼稚園の入園式。来週からは毎日、園バスで登園します。
めでたいな、という気持ちより、次女の幼稚園での生活は大丈夫だろうかという心配のあまり、今朝から心臓がぎゅーっとしっぱなしです。
次女はものすごく偏食で少食(離乳食の頃から野菜を拒否)、人見知りや場所見知りが強く、先月の幼稚園の半日入園でもだらけかあさんと離れられませんでした。(見慣れている人には普通に接することができます)
卵白と魚類の食物アレルギーがあるため、みんなが給食を食べる中、次女は1人だけ手作り弁当。
アトピー性皮膚炎でもあるため、顔や手足に湿疹が出ている時があります。
幼稚園児は自分と違うところを容赦なく指摘してきます!
かわいらしい純粋な疑問なんだけれども、言われた方は傷付きます。子供の素直な質問って大人から見ればかわいいんだけどね。
次女は典子と同じで心配しなくてもいいタイプ?
でも、それほど心配をしなくてもいいのかもしれません。
次女は実はうまいことやるタイプです。
近所の図書館の児童書コーナーに子どもが座りやすいようにと低いベンチが置いてあるのですが、以前次女と図書館に行った時に、読み聞かせの絵本を探していらっしゃるご婦人方がそのベンチに座っていました。
いつものようにベンチに座って絵本を読みたい次女は、「◯◯(次女の名前)はどこに座ればいいのかな〜、座るところがないな〜」とご婦人方を見つめながらひとり言。
優しいご婦人方は、「あら、ごめんなさいね。あっちの大人が座るイスの方が空いているから、あっちに行くね」とベンチを譲ってくださいました。
「すみません、すみません!ありがとうござます!」とお詫びと感謝を伝えながら、だらけかあさんは「次女、やるな」と思いました。
長女だったら、「ベンチに座っている人がいるから座れないー!」と怒ってみんなを嫌な気持ちにさせてベンチをゲットしていたことでしょう。
誰も傷付けずに欲しいもの(ベンチ)をゲットした次女。
だらけかあさんも見習いたいわー。
甘えん坊ですが、意外と強気でしっかりものでもある次女。きっといろいろな経験をしながら強く育っていってくれるのだろうと思ってもいるのですが、病的な心配症がえげつなくだらけかあさんの心を支配しています。
ああ、『お父さんは心配症』のお父さんのように次女についてまわりたい…。
本当は心配ばかりするよりも、だらけかあさんの身体のサイズと同じくらい大きい心で、デーンと構えて次女を受け止めてやる方がいいのでしょうが。
まとめ
とにかく、だらけかあさんができることは、
・次女の力を信じること
・食物アレルギーやアトピーについての連絡事項を幼稚園の先生にきちんと伝え、先生を信じて次女を託すこと
・次女にだらけかあさんの不安が伝わらないようにいつも通りふざけてだらけること
・今日は久しぶりに『お父さんは心配症』を読んで大爆笑すること
ですね。
わー、いっぱいだわ。
岡田あーみん先生、心配症をギャグにしてくださってありがとうございます!
次女の幼稚園での生活を心配しつつも、次女とべったりの時間がなくなってしまうことがさみしいだらけかあさんでした。
※後日談
はじめての給食の時は、次女のお弁当だけ違うのでみんながのぞきに来たりしていたようですが、先生がきちんと子供たちに説明してくださり、次女のことを理解してくれたようです。
そして、幼稚園の給食のお弁当を作っている業者の方からお弁当箱をお借りしました。
お弁当業者さんのブログで毎日のお弁当をチェックし、見た目を寄せてつくることで、次女はみんなと見た目だけは近いお弁当を食べています。
だらけかあさん朝だけがんばっています。