だらけかあさんの楽観日記

だらけた日々にしあわせを

「風間公親ー教場0ー」第6話感想 遠野を追う風間の左目に泣いた

こんにちは。

2023年5月15日月曜日に放送されたドラマ「風間公親ー教場0ー」第6話の感想です。

www.fujitv.co.jp

あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。

風間公親 教場0 - フジテレビ

 

 

第6話は「教場Ⅱ」の最後のシーン、風間公親(木村拓哉さん)と遠野章宏(北村匠海さん)が襲われる事件を描いた回でもありました。事件が起こることを知っているので、じわじわとその時が近づいていくのがわかって、すごく怖かったです。車の中で明かされた遠野の過去の話が美しいだけに余計に。

屋上で張り込み中に雨が降り出し、視界が悪くなって遠野は車のワイパーを動かす。この時の遠野の油断は、後の惨劇に繋がっているように思いました。

 

第6話の事件パート「三枚の画廊の画」

第6話は遠野と風間が十崎に襲われるシーンが描かれたので、事件パートは短めに感じました。「三枚の画廊の画」というタイトルですが、二枚の画の説明しかなかったのが残念で。時間配分的に難しかったんでしょうね。見逃しているだけかもだけど。

今回の事件は被害者の頭部と両手首が切断されている猟奇的な事件に思えたのですが、身元をわからなくさせるための手段ってだけであっさりした感じの描かれ方で。犯人の向坂善紀(筒井道隆さん)もさらーっとしていて、事件の残酷なイメージと犯人の普通な感じが頭の中でうまくかみ合わなくて、少し混乱しました。

遺体の身元がわかったらすぐに犯人が自分だってわかっちゃうから、頭と両手首を切断しとくか、って怖すぎると思うんだけど…。

息子との思い出のある熊乃背山に遺体を埋めちゃうし(よく知っている場所だからかな)、熊乃背山を描いた絵を見て息子は画家になることを決意するっていうのも、良い話風ですけど、その山、実父が養父を埋めた場所だよって思っちゃう。

ドラマの後半で十崎のことがあったので向坂の事件が霞んじゃっていましたが、2回目の視聴でこっちの事件も結構怖いなと思い直しました。いろんな意味で。

被害者の身元がわからなくするために頭部と両手首を切断する考えはあるのに、遺体が発見されたら事件現場に見に行き、野次馬の写真の中にしっかりと写っちゃうの、アンバランスでやっぱり怖い。

 

遠野の2日で熊乃背山の風景画を描かせるという、向坂を精神的に追い込もうとするやり方はおもしろいと思いました。

遠野の言った「世の中には限られた時間しかない人がいるんです」という言葉は、遠野が刑事として認められるかと遠野を待ち受ける悲劇までのタイムリミットの意味だけじゃなく、向坂にとっても当てはまる言葉で。

向坂はこの言葉に「私もだ」とつぶやいて息子の原風景である熊乃背山の絵を描き始め、向坂にとって自首するまでのリミットにもなったのかなと思います。そして、向坂が自首を決めるきっかけにもなった言葉。

風間が遠野に「人の感情に目を向けている」というのはこのことなのかな。違うかな。人の感情を動かし犯人を落とすやり方。遠野らしいやり方なんだと思います。

 

木村拓哉さんと筒井道隆さんの共演

木村拓哉さんと筒井道隆さんの共演は、1993年10月期秋ドラマに月9で放送された「あすなろ白書」を思い出しました。同じように思った方も多かったみたいですね。

mantan-web.jp

向坂のギャラリー前のバス停に、ある仕掛けがあったみたいです。全然気付かなかった!気になる方は上↑の記事をチェックしてみてくださいませ。

あすなろ白書、私も見てました!高校一年生の時のドラマ。あと、取手くん派でした!(いらない情報)

筒井道隆さんはたくさんのドラマに出演されていますが、「君といた夏」「王様のレストラン」「私の青空」が特に印象に残っています。

失礼ながら、キレイな顔立ちをされているわけじゃないのに、人を惹きつける魅力のある方ですよね。何を考えているかわからない捉えどころのないところもありつつ、かわいらしさも持っている方。

今回も息子のことを深く思う向坂という役をすごく自然に演じられていて、ステキでした。

 

城桧吏さん(苅部匠吾役)

城桧吏さんは映画「万引き家族」に出演されていらっしゃいますが、私は「万引き家族」を観たことがなくて。城桧吏さんといえば「赤ひげ3」「5分後に意外な結末」「ファーストペンギン」での演技が印象に残っています。

すごく存在感のある方なので、これからもっともっとドラマや映画で活躍されると思います。

城桧吏さんの活躍、おばちゃん楽しみです!

 

北村匠海さん

恐ろしいシーンが待っているとわかっているため、第5、6話は遠野の優秀さと弱さをなんとも苦しい気持ちで見ていました。そして演じる北村匠海さんの美しさよ。

風間に戻れと言われても遠野が不審人物(十崎)を追ったのは、風間に車の運転を任されて認めてもらえたという驕(おご)りからか、度胸があると見せようとしたのか。風間はなんであんなにあっさりと遠野を行かせちゃったんだろうとも思う。

「指導官、僕は刑事になれませんか」という遠野の問いに「お前はすでに刑事だ。だから寝るな、遠野」という言葉には号泣。

あと、今回「踊る大捜査線」の青島刑事と同じオリーブ色のモッズコートを着た北村匠海さんを見られて嬉しかったです。一緒だ!と思った。そして、似合う~。

北村匠海さんは華やかで表現が細やかで、本当に魅力的な役者の方。

遠野の生死は第7話でわかるのかな。生きててほしい。北村匠海さんが演じる遠野をもっと見たい。

 

遠野の姿を追う風間の左目

ストレッチャーで運ばれている時の風間の左目。電気の光が目に映って光っているけど真っ黒で。遠野と別のところに運ばれていく時に遠野を見る時の目も。

深い後悔と哀しさを湛えているように感じました。

とてつもなく不謹慎なんですが、この時の木村拓哉さんの目や表情がかっこいいし美し過ぎて…!

この感想の下の方に第6話のノンクレジットエンディングを載せているんですけど、何度も何度も泣きながら見ちゃっています。なんという美しさ…。

「教場」も「教場Ⅱ」も風間の義眼の方ばかりに注目していましたが、もっと左目の表情も意識して見ていればよかったと後悔。また見る機会があったら左目ばっかり見るぞ。

特に木村拓哉さんのファンというわけではないし(取手くん派だったけど)、木村拓哉さんが出演しているドラマは7、8作品くらいしか見たことがないんですけど、今まで見た木村拓哉さんの演技の中で一番好きです。

 

十崎役はなんと森山未來さん!

千枚通し男・十崎を演じているのは誰なんだろうと、演じている方が明かされるのをずーっと待っていました。

もうね、びっくりです。森山未來さんだったとは!ものすごく嬉しい。

十崎怖い、出てこないでって思っていたのに、もっと出てきてくれ~になってしまいました。すばらしい配役で本当にすごく嬉しい。

風間と十崎の過去がどう描かれるのか、また、これからの捜査も楽しみになってきました。

風間と十崎の対決、木村拓哉さんと森山未來さんの共演、すごく楽しみです。

 

おまけ AB型の人は病院に行ってください。遠野の血液が足りないそうです

エンディングで流れたセリフ。尾山(結木滉星さん)のセリフかな。(間違っているかもです)

このセリフを聞いた時に、「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の、すみれさんが撃たれて青島刑事が献血を呼びかけるシーンを思い出しました。この時は血液型まで言わなかったんですけども。

えっと、それだけです。

 

最後に

第6話はやだな~怖いな~と思いながら視聴しましたが、終わってみると風間の左目と森山未來さん登場に大興奮してしまいました。第7話のサングラス姿も恐ろしくかっこいい…。

来週は白石麻衣さん登場です。演技、大丈夫かな…。

 

それでは、フジテレビのYouTube公式チャンネルが配信している、月9ドラマ「風間公親-教場0-」 主題歌 Uru「心得」 CASE06:三枚の画廊の絵 ノンクレジットエンディング特別公開【第7話 5月22日月曜よる9時放送!】でお別れです。


www.youtube.com

それでは、また。

 

※第5話の感想

www.darakekaasan.com