今では食べることが大好き、ぽっちゃりだらけかあさんの私ですが、子供の頃はご飯をちびっとしか食べない少食さんでした。(高校生の頃からちょい大食いに)
そんな私に母はとにかくご飯だけでも食べさせようと、いろいろなご飯アレンジをしてくれました。
うちの長女(小学4年生、2019年時点)は食が細いながらも好き嫌いが少なく、食に対して困ったことはありません。(小さい頃に卵アレルギーがあったくらいです。今では卵料理が大好き)
次女(年少、2019年時点)は私と同じく少食で偏食です。
卵アレルギーと魚類のアレルギーがあるためか食に対して慎重で、食べた覚えがないものにはなかなか手を出しません。
そして、次女はご飯中に声をかけなければ、おかずしか食べません!
子供の頃の私は、おかずを食べない、ご飯ちびっとさん。
次女は、ご飯を食べない、おかずちびっとさん。
おかずに工夫を!ご飯を入れ込むか⁉︎ってもう野菜をこそっと入れたりしてちっとは工夫しているつもりなので(毎日じゃないけど)、もうおかずに何かするのは私の能力じゃムーリーよー。
というわけで、とにかくちびっとでもご飯を食べさせようと、あの手この手を使っています。
そしてそれは、ご飯ちびっとの私に母がしてくれていたことです。
お母ちゃん、ありがとう、大変だったんだね。涙
前置きが長くなりましたが、わざわざ記事にするかってくらい、めちゃくちゃ簡単な方法です。
ただご飯をいろいろな食べ方にするだけです。
それでは、だらけかあさんのお母さんによる『ご飯をとにかく食べさせよう作戦』の紹介、スタートです!
おにぎりにぎにぎ
ご飯を食べさせたい時のおすすめは、やっぱりおにぎり。
好きな具を入れてにぎにぎしてもいいですし、ゆかり、しらす、わかめなどを混ぜてにぎにぎしてもいいですよね。
でも、少食の子は大きいおにぎりはもう見た目の大きさで、「無理、こんなに食べられないよ」となる子もいます。(私はそうでした)
そんな時は、ちっこいおにぎり!
ちっこい丸おにぎり
ひたすらちっこい丸のおにぎりをつくります。ゆかりやふりかけを入れてカラフルなちっこいおにぎりにすると、楽しく食べることができます。
細長い小さいおにぎり
形を変えて気分転換です。
細長い小さいおにぎりは、母は塩おにぎりにしたり味付け海苔を巻いてくれたりしていました。
おにぎりのラップにお絵描きをして楽しさアップ
以前、モラタメというサイトでお得に購入したサランラップ用のペン。
子供のお弁当用にと思っていましたが、家ごはんの時にもよく使っています。
次女の好きなキャラクターを私が書いたり、次女が自分で書いたりしています。
かわいいおにぎりで楽しさもおいしさもアップ!
小さめのおにぎりだったら2個くらい食べることもあります。
さらさらさらっと流し込むように食べられるご飯
子供にはしっかりかみかみしてご飯を食べてほしいです。
でも、そもそも食べないので、もう流し込み系でもいいのでとにかく腹に入れさせて栄養を取ろう作戦です。
※次女はこの方法ではご飯を食べません。私が子供の頃に食べていたやり方です。
卵かけご飯
※次女は卵アレルギーがあるため✖️
ただの卵かけご飯の時もありましたが、母は飽きないようにとえのきだけ(えのきを甘辛く煮たもの)や納豆、ふりかけも用意してくれていました。
卵かけご飯に醤油をちびっとかけたら、あとは自分の好みにトッピングー。
卵かけご飯がご馳走に変身です。
ねこまんま(ご飯におみそ汁を入れたもの)
※次女はご飯が汁でべちょべちょ断固拒否のため✖️
離乳食のおかゆもあまり食べなかった。あ、でもリゾットは大好き。
若い方はねこまんまをご存知でしょうか。
遠い昔の日本では、ご飯におみそ汁をぶっかけたものを猫ちゃんに食べさせていたのでございます。(注意)猫ちゃんの身体にとても悪いので、マネをしてはいけません!
ねこ(猫)まんま(ご飯)で、ねこまんま。
※余談ですが、ねこまんまって2種類あるのですね!
この記事を書くのに調べていて知りました。
一般的に、東日本の方のねこまんまは、「ご飯にかつお節をのせたもの」
西日本のねこまんまは、「ご飯におみそ汁を入れたもの」
だそうです。
私は西日本の福岡ですので、後者の方です。
また、いぬまんまと言ったりもするようです。
知らなんだなー。
「ねこまんま」は関東と関西で違うメニュー? 「ごはんにみそ汁」派と「ごはんに鰹節」派で盛り上がる - ねとらぼ
※終わり
私はこのねこまんまが大好きで、しょっちゅう食べていました。
母はおみそ汁にいろいろな具を入れていましたが、私はわかめと豆腐のみそ汁の時しかねこまんまにしませんでした。変な、めんどうなこだわりです。
お茶漬け
※次女はお茶漬けも食べません。
母はお茶漬けもいつも用意してくれていました。
海苔茶漬け、梅茶漬け、鮭茶漬けが常備されていて、その時の好きなお茶漬けを選んで食べていました。
おかずやご飯を食べなくても一応並べる
母は、私がほとんど食べないおかずも私の前に並べてくれていました。
当時は食べられないのに並べられても困るなぁ、なんて考えていましたが、一口でもおかずを食べてほしい、バランスの良い食事をしてほしい、という母の愛情や願いだったと思います。
そして、私が残したご飯やおかずは、「おいしいのになぁ、また太っちゃう」とか言いながら母が食べてくれていました。
今まさに私も次女に同じことを言って次女の残したものを食べています。
おいしいのになぁ、太っちゃう。
そして、私も母と同じく太っちゃいました。
母が太っていたのは私のせいだったのかもしれません。
私が太っているのも次女のせいかもしれません、なんて、人のせいにしちゃダメね。
まとめ
少食の子供にご飯を食べさせるのは、本当に大変です。
無理強いすると、ますます食事は楽しくないものと考えてしまいます。
少食な子供だった私が、今では「食事が人生の中で一番の喜びだ!」と思っているのは、母が少食でも楽しく食べられるようにと工夫してくれたおかげだと思います。
次女が将来私と同じようにもりもり食べられるようになるかはわかりませんが、次女には食べることの楽しさを知ってもらえたらな、と思っています。
食べることは生きること、ですからね。
私の母は料理上手です。
今でもうちに遊びにきてくれる時は、手づくりのおかずを持ってきてくれます。
うちは4人兄弟だったので(兄、私、妹、弟)、食事をつくる量も多く、母は毎日何時間もキッチンに立って、おいしいご飯や手づくりお菓子をつくってくれていました。
私はそんな母のすばらしさを受け継がず、なまけただらけたかあさんです。
母と同じようには全くできませんが、自分のできる範囲で子供に愛情をもって食事をつくっていけたらと思っています。