だらけかあさんの楽観日記

だらけた日々にしあわせを

個人的におすすめする2024年5月スタートのドラマとスペシャルドラマ紹介

※少し下品な感じのアイキャッチになっちゃった気がする...そのまま使うけど。

 

こんにちは。

2024年4月始まりのドラマの放送がどんどこ行われていますが、2024年春ドラマはおもしろい作品が多いですよね。嬉しい!

視聴を断念しちゃったドラマも少しありますが、現在20作品ほど視聴中。「虎に翼」「VRおじさんの初恋」「アンメット」「燕は戻ってこない」「ソロ活女子のススメ4」が特に好き。「滅相も無い」「季節のない街」「アンチヒーロー」はこれから先の展開がどうなっていくのかわくわくドキドキだし。2024年春ドラマの感想もそのうち書きたいなと思っています。

 

話変わって、本日は個人的におすすめする2024年5月スタートのドラマと5月に放送されるスペシャルドラマ(単発ドラマ)の紹介をしたいと思います。

個人のおすすめなんて興味ないよという方は、レモンでおなじみのザテレビジョンをご確認くださいませ。

thetv.jp

thetv.jp

 

自分が視聴する予定のドラマスケジュールを縦型カレンダーアプリでつくったので、そちらも載せておきます。

※2024年5月スタートのドラマやスペシャルドラマは他にもありますので、すべてのドラマ情報をお知りになりたい方は上に載せたザテレビジョン🍋をご確認ください。

それではざっくりとですが各ドラマの紹介をいたします。

 

 

岸辺露伴は動かない

www.nhk.jp

高橋一生さんが岸辺露伴を演じるドラマ「岸辺露伴は動かない」の新作エピソードが放送されます!さらに、7、8話の再放送、そしてそして映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」も放送されます!わーい!岸辺露伴、動きまくりです!

上に載せたドラマスケジュールに放送日時を書いていますが、こちらにも書いておきます。

ドラマ「岸辺露伴は動かない」第9話「密漁海岸」(新作エピソード)

2024年5月5日日曜午後1時~ NHK BSP4K ※先行放送 ※我が家ではBSP4Kが視聴できないので、こちらはドラマスケジュールには書いていません。

2024年5月10日金曜夜10時~ NHK総合

ドラマ「岸辺露伴は動かない」第7話「ホットサマー・マーサ」第8話「ジャンケン小僧」(再放送)

2024年5月5日日曜午後4時10分~ NHK総合

映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

2024年5月6日月曜午後3時55分~ NHK総合

「岸辺露伴は動かない」のことを考えると、岸辺露伴と現在放送中の「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」(テレビ朝日)の星太郎と2024年6月30日に放送される「ブラック・ジャック」(テレビ朝日)の3人の高橋一生さんが頭の中でぐるぐると動き回っちゃうんですが、混乱するどころかものすごく楽しい。「ブラック・ジャック」はまだ放送されていないので、高橋一生さん演じるブラック・ジャックは全部妄想なんですけど、どんな風に演じられるんだろうと考えるのが楽しくてたまらない。そしてきっと妄想のさらにさらに上をいく、ものすごいブラック・ジャックを演じてくれると思う!

「岸辺露伴は動かない」の新作も映画も楽しみです。

 

老害の人

2024年5月5日スタート 毎週日曜夜10時~ NHKBS1

www.nhk.jp

内館牧子さんの老後小説のドラマ化第3弾。

「老害」という言葉はあまり好きではないんですけど、このドラマはすごくおもしろそうで。

ドラマの説明のところなどに書いてある「老害六重奏」という衝撃的な言葉にちょっとびっくり。なんともインパクトのある言葉だけど、なんだか楽しくなる。老害六重奏の方々がピンクのTシャツを着ているのもかわいらしくてステキ。

内館牧子さん原作の2022年に放送された「今度生まれたら」がとても好きな作品だったので、今作も楽しみです。

 

むこう岸

2024年5月6日月曜夜9時30分~ NHK総合

www.nhk.jp

安田夏菜さんの小説「むこう岸」が原作のドラマ。

有名私立中学から公立中学に転校してきた少年と、生活保護を受け、家事や家族の世話をしているヤングケアラーの少女が出会い、、、というストーリー。

親の立場で見ると胸が苦しくなるような物語の展開もあるかもしれませんが、二人が「生活保護手帳」を読み解いていき、未来に希望を抱く結末が描かれるのを楽しみにしたいと思います。

 

パーセント

2024年5月11日スタート 毎週土曜夜10時~ NHK総合

www.nhk.jp

大池容子さん脚本のオリジナルドラマ。

「障害のある俳優を起用する」という条件の下でドラマを制作することになった未来(伊藤万理華さん)と、車いすの高校生・ハル(和合由依さん)が、性別や障害によって周りから付けられる「価値」に悩みながらも、少しずつ前に進んでいく物語。

ドラマの障害者役に実際に障害のある方を起用する取り組みをされているドラマは、数年前から見かけるようになりました。まだ数は多くないけれど。

個人的には、障害のある方が当事者の役を演じる、ということが大々的な話題にならず、そういったドラマがあるのが当たり前になったらいいなと思っています。※障害のある役や性的マイノリティの役を当事者の方だけが演じるべきとは思っていません。

どんなドラマになるのか、楽しみです。

 

柚木さんちの四兄弟

2024年5月27日スタート 毎週月曜~木曜夜10時45分~ NHK総合

※現時点(2024年5月5日時点)では公式サイトがまだないっぽい(見つけられなかった)ので、「製作開始のお知らせ」を載せておきます。

www.nhk.jp

藤沢志月さんのマンガが原作のドラマ。

両親を亡くした四兄弟のホームドラマ、ということ以外あまりよくわかっておりませんが、夜ドラで制作されるドラマが大好きなので、こちらの作品も視聴しようと思っています。

 

終わりに

最近、ドラマのスタート時期がいろいろで情報を追うのが大変。おもしろそうなドラマを見落としてしまわないようにしなくては。

それでは、すばらしいドラマライフを~。

 

 

個人的におすすめする2024年3月、4月のスペシャルドラマ紹介

花粉の季節にこんにちは。

本日は2024年3月、4月に放送される(放送された)スペシャルドラマの中で個人的におすすめする作品をご紹介します。ブログを書くのに時間がかかってしまい、紹介しようと思っていたドラマが何個かもうすでに放送済みでございますが...。

個人の好みのおすすめなんて興味ないよという方は、ザテレビジョンのこちらのサイトをご覧くださいませ。

thetv.jp

それではどうぞ。

 

 

高額当選しちゃいました

2024年3月23日土曜 昼3時30分~ フジテレビ

www.fujitv.co.jp

坂元裕二さん、野島伸司さん、信本敬子さん、尾崎将也さん、金子ありささん、安達奈緒子さん、野木亜紀子さん、生方美久さんなどなどなど、名立たる脚本家を輩出しているフジテレビヤングシナリオ大賞。佳作にも橋部敦子さん、浅野妙子さん、大島里美さん、黒岩勉さんとすごい方々ばかり。

「高額当選しちゃいました」は第35回大賞受賞作品のドラマで、脚本は阿部凌大さん。

同じ児童養護施設で育ち、今もシェアハウスで共に暮らす幼なじみ4人。共同購入した宝くじが1等7億円の大当たりで大喜びをするも、翌朝その宝くじが無くなっていて、、、というストーリー。

出演は木戸大聖さん、山下幸輝さん、西垣匠さん、豊田裕大さんと、もうすでにドラマなどで活躍中の若手俳優の方々ばかり。豪華!

もうすでに放送済みの作品です。

ドラマを視聴しましたが、最初の方はこんな風になるのかな、なんて予想が少しできるんですけど、その後は全く考えもしなかったことが次々に明かされていって、話の流れにスピード感があってすごかった。

ヒリヒリしたりぐっときたりびっくりしたり、最後の4人の選択にはもっと欲を出してもいいんじゃないかなと思ったり。楽しく視聴しました。

TVerにて見逃し配信がされているので、気になる方はチェックしてみてくださいませ。

tver.jp

また、過去のヤングシナリオ大賞受賞作品も2024年4月6日までTVerで無料配信されています。

tver.jp

中村倫也さんが本名の中村友也名義の時に主演を務めた「unplugged~アンプラグド~」(第17回大賞作品、門間宣裕さん脚本)、赤楚衛二さん主演の「パニックコマーシャル」(第31回大賞作品、中村允俊さん脚本)、生方美久さん脚本の「踊り場にて」など6作品。

配信が終わるまでになんとか全部見ようと思っています。

あとあまり関係ないんですけど、杉咲花さんが初主演を務めたドラマ、テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞(現・テレビ朝日新人シナリオ大賞)第13回大賞受賞作品「化石の微笑み」(2015年)もTVerで2024年4月7日まで配信されています。

tver.jp

主演の杉咲花さんの他に、小関裕太さん、山田裕貴さんも出演されています。

過去の作品をたくさん配信してくれるTVerありがたい~。

 

ケの日のケケケ

2024年3月26日火曜 夜10時~ NHK総合

www.nhk.jp

森野マッシュさん作の第47回創作テレビドラマ大賞受賞作品。

感覚過敏を持つ片瀬あまね(當真あみさん)が、部活に入ることが強制された高校で何もしない「ケケケ同好会」をつくろうとする青春ドラマ。

すでに放送済みの作品です。

感覚過敏は聴覚、臭覚、視覚、触覚、味覚・食感過敏と様々な種類があり、症状に個人差もあります。

感覚過敏とは? どんな症状があるのか、日常生活や仕事をする際にできる対処法について紹介します | LITALICO仕事ナビ

私自身、臭覚過敏が少しあって、香水や柔軟剤の強い匂いに頭痛がしたり気持ちが悪くなったりします。年を取ったら鈍感になったのか、若い頃よりは症状が楽になったけど、香水をつけている人よりも汗臭い人の臭いの方が我慢できる。我が子も聴覚過敏が少しあって、大きい音や太鼓の音などに吐き気がして気持ちが悪くなるそうです。

ただ、私は症状が軽い方なので日常生活にそこまで支障が出ることはないため、ドラマに共感するところももちろんあったけれども、感覚過敏について「知る」方側にもなりました。

この作品、すごーく好きでした!

あまねが自分の辛さを人に押し付けて理解されないことを嘆くのではなく(逃げる時もあれど)、決められたルール内で行動し、理解してもらえるように努力し、自分の力で周りの人を味方にしていき、そしてルールや周りの人々の対応を少しずつ変えていく姿がたくましく、美しかった。

2024年4月2日火曜午後10時45分までNHK+で無料配信されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいませ。

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024032634823

創作テレビドラマ大賞は最近チェックするようにしています。まだ「星とレモンの部屋」と「家出娘(大賞受賞作品の「カントリーロード」というタイトルが変更になった)」しか見たことがないのだけど。昨年の「月食の夜は」は見る気満々だったのに見逃してしまった...。今回はばっちり録画して視聴しました。

今作を書かれた森野マッシュさんはもうすでに様々なドラマの脚本を手掛けられていらっしゃいます。

森野マッシュさん、これからのさらなる活躍が期待される、かなーり注目の脚本家の方だと思っています!

2024年4月1日月曜夜10時45分にスタートする夜ドラ「VRおじさんの初恋」(暴力とも子さんのマンガが原作)の脚本も手掛けられています。

www.nhk.jp

森野マッシュさん、ドラマ好きの方々は要チェックです!

 

筋トレサラリーマン 中山筋太郎

2024年3月28日木曜 夜11時59分~ 日本テレビ系

www.ytv.co.jp

2023年9月28日深夜に放送されたドラマの第2弾。

もうすでに放送済みの作品です。まだ視聴していません。

※前作↓(2024年4月4日木曜までTVerで配信)

筋トレサラリーマン 中山筋太郎|読売テレビ

tver.jp

※今作↓(2024年3月29日現在、TVerで配信中)

tver.jp

筋トレに人生をかけるサラリーマン・中山筋太郎をなかやまきんに君が演じます。

前回は西川貴教さんやケイン・コスギさん、草野仁さんと豪華な筋肉自慢の方々も出演されていました。笑った。

今回も西川貴教さんは出るようです。他に出演されるDJ KOOさん、山下真司さん、武田真治さんは筋肉要員かな。楽しみ。

ストーリーは一応あるけど、中山筋太郎の日々の筋トレやオールアウトした顔などを見て、なかやまきんに君や筋トレに、筋肉に魅了された方々の姿をおもしろおかしく楽しむドラマ。

ぼさーっと何も考えずに楽しもうと思います。

 

NHKスペシャル 未解決事件 File.10 下山事件

2024年3月30日土曜 NHK総合

第1部 ドラマ 夜7時30分~

第2部 ドキュメンタリー 夜10時~

www.nhk.jp

www.nhk.or.jp

日本が連合軍の占領下にあった1949年、国鉄の下山定則総裁が行方不明となり轢死体となって発見された下山事件の謎を追う作品。

ja.wikipedia.org

安達奈緒子さん脚本、捜査を指揮することになる東京地検の主任検事・布施健を森山未來さん、朝日新聞の記者・矢田喜美雄を佐藤隆太さんが演じられます。

自死か他殺か。

第1部のドラマでは、取材班が入手した極秘資料を基に、検察が追った真犯人の実像とその背後にある巨大な闇を描き、第2部のドキュメンタリーでは、新たに得た資料から事件の真相に迫ります。

未解決事件シリーズ、おもしろいですよね。全部は視聴できていないのですが、ちょこちょこと見ています。

未解決の事件を扱っているので、フィクションとノンフィクションの間くらいの感覚でいつも視聴しています。

森山未來さんが事件の真相を追う検事の姿をどう表現されているのか、そして事件の真相とは。

楽しみです。

 

黄金の刻~服部金太郎物語~

2024年3月30日土曜 夜9時~ テレビ朝日系

www.tv-asahi.co.jp

楡周平さんの小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」が原作のドラマ。

服部時計店(現・セイコーグループ)の創業者・服部金太郎の明治、大正、昭和に渡る波乱の人生を描きます。

服部金太郎の壮年期を西島秀俊さん、青年期を水上恒司さんが演じられます。

こちらは西島秀俊さん目当てで見ます。楽しみです。

 

アリバイ崩し承りますスペシャル

2024年4月6日土曜 夜10時~ テレビ朝日系

www.tv-asahi.co.jp

大山誠一郎さんの推理小説「アリバイ崩し承ります」が原作のドラマ。

2020年に浜辺美波さん主演でドラマ化された作品が4年ぶりにスペシャルドラマとして帰ってきます。

www.tv-asahi.co.jp

4年前のドラマはとにかく浜辺美波さんがかわいくてかわいくて。安田顕さんや成田凌さんとのやり取りも楽しかった。

2020年のドラマは現在、TVerにて配信中。

tver.jp

第1話が2024年4月14日まで、第2~4話は2024年3月30日まで、第5~7話は2024年3月31日~4月14日まで配信されます。

スペシャルドラマが放送される前に視聴して復習しようと思っています。

 

広重ぶるう

2024年4月27日土曜 夜8時40分~ NHKBS

www.nhk.jp

2024年3月23日土曜のNHKBSプレミアム4Kに放送されたドラマが、NHKBSで4月27日土曜に放送されます。

梶よう子さんの歴史小説「広重ぶるう」が原作のドラマ。

「東海道五十三次」「名所江戸百景」などを描いた、江戸時代の浮世絵師・歌川広重の生涯を描いた作品。

歌川広重を阿部サダヲさん、広重の妻・加代を優香さんが演じられます。

広重を魅了した深く澄んだ美しいベロ藍(あい)の藍(あお)。

ドラマの中に出てくる浮世絵や、江戸時代の風景、火消し同心から有名な浮世絵師となった歌川広重を阿部サダヲさんがどのように演じるのかもとても楽しみです。

 

心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL

2024年4月27日土曜 夜9時~ フジテレビ系

www.fujitv.co.jp

君塚良一さん脚本、1984年に第1作が放送されたコメディードラマのFINAL。

明石家さんまさん主演の「心はロンリー 気持ちは「・・・」」は1作も見たことがなくて。

なのでどんなドラマなのか全然わからないのですが、今回は視聴してみようと思っています。さんまさんの娘役で川口春奈さんも出演されるし。

ギャグについていけるようにがんばるぞ。

 

おまけ ブラック・ジャック

2024年6月30日日曜 夜9時~ テレビ朝日系

www.tv-asahi.co.jp

高橋一生さんが主演のドラマ、手塚治虫原作のマンガ「ブラック・ジャック」の放送日が先日発表されました。

脚本は森下佳子さん、人物デザイン監修・衣装デザインを、映画「翔んで埼玉(2019、2023年」や高橋一生さん主演のドラマ「岸辺露伴は動かない」などの作品を手掛けられた柘植伊佐夫さんが担当されています。

このドラマのキービジュアル、最高じゃないですか!?

画像引用:テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』|テレビ朝日

うしろ姿だけだけどピノコがもうすでにかわいい~。アッチョンブリケ!

ドクター・キリコを演じるのはなんと石橋静河さん。キリコを女性が演じることに少しびっくりしましたが、大好きな石橋静河さんがどんな風にキリコをつくり上げてくれるのかも楽しみ。

手塚治虫の世界をどう表現するのか。日本ドラマであの世界を描き出すことができるのか。キリコが出てくるということは、「生」と「死」が主なテーマになるはず。チープなストーリーにならないことを期待しています。

高橋一生さん主演の「ブラック・ジャック」、ものすごく楽しみです。

 

終わりに

他にも、2024年4月1日月曜夜9時放送の「GTO リバイバル」(フジテレビ系)、2024年4月13日土曜夜9時放送の「PICU 小児集中治療室スペシャル 2024」(フジテレビ系)などもあります。どちらも連続ドラマを視聴したことがないので見ませんが...。

 

2024年春ドラマの前に3月、4月のスペシャルドラマを見てドラマの世界をたくさん楽しもうと思います。

それでは、また。

 

 

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1楽章感想 ベートーヴェン先生の「運命」から父と娘の人生が進み出す

※タイトルは夏目俊平さん(西島秀俊さん)に倣ってベートーヴェン「先生」にしました。

 

こんにちは。

2024年1月14日日曜に放送されたドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1楽章「それが彼の運命」の感想です。

www.tbs.co.jp

あらすじは書いていませんので、あらすじをお知りになりたい方は公式サイトをご確認ください。

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』

 

 

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1楽章「それが彼の運命」感想

ドラマを視聴しながらまず最初に感じたのは、ちょうど1年前に放送された「リバーサルオーケストラ」に設定が似通っているということ。

Twitter(X)とか他の方の感想ブログを読んでみたら、同じように感じた方もたくさんいらっしゃったようです。

ただ、視聴している間にそのことは気にならなくなりました。

指揮者の夏目俊平を西島秀俊さんがとても魅力的に演じていらっしゃったからかな。

指揮台に立った時の人の心をぐっと惹きつけるような存在感のある佇まいとか、笑顔で楽しそうに指揮をするところとか、穏やかな雰囲気なのにアパッシオナートに情熱的に音楽をつくり出していく姿がステキだった。見ているこちらもわくわくしてきて楽しかった。

田中圭さん演じる朝陽の指揮もステキだったけど、夏目俊平の指揮にもまた違った魅力があったと思います。

 

ちょっと残念だったのは、演奏シーンが短かったこと。

「リバーサルオーケストラ」でも演奏された「運命」は4分以上の演奏シーンがあって、その演奏シーンがこれまた圧巻ですごかった。

※「運命」は35分ほどある曲なのでかなり省略されているんだけど。

「さよならマエストロ」は演奏中に他のエピソードが流れていて、演奏をしている姿を見せるシーンが少なく、物足りなく感じました。もうちょっとじっくり見たい。

 

他にも感じたことは、雄大で美しい富士山が見られて嬉しいとか、料理が下手なシロさん?と頭の中で別の役柄と混同しちゃったりとか、晴見フィルハーモニーの皆さんが演奏会の時に赤をアクセントにした衣装を着ていて、アパッシオナートでステキだなと思ったりとか、満島真之介さんの登場を待ち遠しく感じたりとか。

響の過去に何があったのか、俊平は娘に何をしてしまったのかを早く知りたい~という気持ちもあるけど、響が父親を拒絶している理由がしょーもないことだったら一気に冷めそうだなと心配する気持ちもちょっとあったり。

最後のフランスに仕事で行ったはずの志帆(石田ゆり子さん)が日本にいたのにはびっくり。しかも古谷さん(玉山鉄二さん)に手料理を振る舞っていたし。

どういう関係だろう~。不倫ではないと思うけどわくわくする~。

第2楽章「エンディングオーケストラ、誕生」も楽しみです。

 

ドラマで使用された曲

ベートーヴェン先生 交響曲第5番「運命」


www.youtube.com

誰もが知るベートーヴェンの名曲。

交響曲第5番 (ベートーヴェン) - Wikipedia

Wikipediaにはドラマでも語られた「ダダダダーン」のフレーズについても書かれていました。

俊平とティンパニー奏者・内村菜々(久間田琳加さん)とのベートーヴェン先生の「運命」の解釈などから、「運命」について少しだけれども学ぶことができて楽しかったです。

また、「運命」という楽曲が響(芦田愛菜さん)の過去の記憶と重ねて描かれていて、第1楽章(第1話のこと。公式サイトの表記に合わせました)全体を通して楽曲の「運命」がテーマとなっているように感じました。第1楽章のタイトルは「それが彼の運命」だし、西田敏行さん演じる小村二朗のセリフでも同じようなことを言ってたし。

まだ第1楽章しか見ていないのでわかりませんが、1話ごとに一つの楽曲をモチーフにして描かれたりするのかな。もしそうなら楽しみ。

 

ドラマで使用された他の曲

私はクラシックに詳しくないので、「運命」以外で扱われた楽曲についてはこちらの方のYouTubeで知りました。


www.youtube.com

木村厚太郎さんのYouTubeは、「リバーサルオーケストラ」の時からちょこちょこと見て勉強させてもらっていました。ドラマをより深く楽しめる解説が聴けるのでありがたい~。

木村厚太郎さん(YouTubeでは木村カンタービレというお名前で活動されています)のYouTubeでは3曲紹介されていますが、ここではそのうちの2曲について。

 

ヨハンシュトラウス2世 ポルカ「狩」


www.youtube.com

ドラマの最初の方で、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団が出演した演奏シーンで流れた曲。

上の動画がおもしろくてただ載せたかっただけなんですけれども。

指揮の田中瑞穂さんが早々に指揮棒を置いて銃をばんばか撃っているのがおもしろくて。ばんばん撃っている割にお顔は穏やかでにっこり。たまらん。

俊平が銃をバーンと撃っていたシーンもびっくりしたけど楽しかった。

銃の発砲音も音楽にしてしまうとは。おもしろい!

知らないだけでクラシックもおもしろい名曲がたくさんあるんでしょうね。

 

アマポーラ

西田敏行さん演じる小村二朗の「うたカフェ二朗」で歌われていた曲。

「アマポーラ」はスペイン出身の作曲家、ホセ・ラカジェの作品。

アマポーラ - Wikipedia

日本でも淡谷のり子さんや沢田研二さんなど、たくさんの方が歌っているとのことです。

ここでは、淡谷のり子さんバージョンを載せておきます。


www.youtube.com

前奏が長いですがちゃんと歌もあります。

淡谷のり子さんの美しい歌声にうっとり。

 

二朗が歌っていた歌詞は誰が日本語に訳したものかがわからず。淡谷のり子さんのでも沢田研二さんのでもなかった。

その歌詞がとてもステキだったので、引用したいと思います。

アマポーラ ひなげしの花

風に揺れて微笑む

アマポーラ アマポーラ

若き日の思い出

アマポーラ アマポーラ

若き日の思い出

歌詞引用:「さよならマエストロ」TVer配信の字幕より

西田敏行さんの歌声ものびやかですばらしかった。ここのシーンは好き過ぎて何度も繰り返し見ました。

うたカフェ二朗でみんなで歌うシーンがまたあると嬉しいな。

 

心に残る美しいセリフ

今回、心に響くセリフもたくさんありました。

その中でも特にぐっときたセリフを二つだけ。

取り返しのつかないことを取り返しにきた

二朗が俊平に言ったセリフ。

この言葉通り、きっと俊平と響の関係は修復すると思うし、その後のアパッシオナートな演奏が今からとても楽しみです。

僕は信じてるんです。音楽は人の心を救うことができる

晴見フィルハーモニーの定期演奏会の舞台袖で俊平が言ったセリフ。

大した人生を送ってはいないけど、私も音楽にはたくさん救われています。

音楽を通して父と娘の再生がどんな風に描かれるのか。楽しみです。

 

終わりに

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1楽章は、25分拡大だったのを感じさせないくらい楽しく視聴することができました。

第2楽章「エンディングオーケストラ、誕生」は15分拡大スペシャル。


www.youtube.com

予告の最後、響の「うまいんかい」にガッツポーズをする西島秀俊さんのかわいさったら。

第2楽章も楽しみです。

 

それでは、また。

 

 

2023-2024 個人的におすすめする年末年始スペシャルドラマ、再放送ドラマ紹介 年末年始はドラマ三昧だ!

こんにちは。

年末年始はスペシャルドラマや再放送ドラマがどんどこ放送されますね!

本日はおすすめの年末年始ドラマを紹介します。おすすめといっても、私が視聴予定ってだけなんですけれども。

個人のおすすめなんてどうでもいいですよという方は、年末年始のドラマが紹介されたたくさんのサイトの中でも、情報量が多かったこちらのサイトをもしよろしければご覧くださいませ。

dorama9.com

 

それでは、個人的におすすめする年末年始スペシャルドラマ+再放送ドラマを紹介します!

※2023年12月26日現時点での情報です。放送が変更になる場合があるかもしれませんので、公式サイトのご確認をお願いいたします。

※私が住む福岡では、なんと「アンナチュラル」と「MIU404」の再放送がありません!なんてこったい!というわけで再放送の紹介もしていませんので、ご注意ください。「アンナチュラル」「MIU404」の再放送の日時はこちら↓をご確認ください。

金曜ドラマ『アンナチュラル』|TBSテレビ

 

 

あれからどうした

2023年12月26日(火)、27日(水)、28日(木) 夜23時〜 NHK総合

www.nhk.jp

「あれからどうした?」

その後に語られる出来事を「音声」で、実際に経験した出来事を「映像」で表し、音声と映像が異なるという独特の映像手法を通じて人間の「表」と「裏」を見せる新しい形のドラマ。

「手法がテーマを担う」をコンセプトに、佐藤雅彦さん、平瀬謙太朗さん、関友太郎さんの3人で構成された監督集団「5月」が作・編集・演出を担当されています。

26日火曜に第1話「虚実の社員食堂」、27日水曜に第2話「久保家の隠しごと」、28日木曜に第3話「制服を脱いだ警察官」が放送されます。

音声と映像が異なる演出でどんな風に人間の本質が暴き出されていくのか、そしてそんなドラマを視聴したらどんな感覚になるのか。

出演者の方々も好きな方ばかりだし、すごくすごく楽しみなドラマです。

 

心霊内科医 稲生知性2

2023年12月26日(火)、27日(水)、28日(木)、29日(金) フジテレビ系

www.fujitv.co.jp

2023年3月に4夜連続で放送されたドラマの続編。

怨霊が見える「心霊内科医」稲生知性をシソンヌのじろうさんが演じていらっしゃいます。

放送は26日火曜24時25分〜24時55分、27日水曜24時5分〜24時35分、28日木曜24時50分〜25時20分、29日金曜24時55分〜25時25分です。私が住む福岡では放送されないので、TVerで視聴予定。

前作は怨霊が怖過ぎず怖い話が苦手な私でも見られたし、話もおもしろくて。

稲生が患者と患者に取り憑いた怨霊、両方の話を聞き真相を探っていく心理戦が見事でした。全然読めない結末が待ってたりして、おもしろかった。

今回も楽しみです。

 

孤独のグルメ

2023年大晦日スペシャル 井之頭五郎、南へ逃避行『探さないでください。』

2023年12月31日日曜 夜10時~ テレビ東京系

www.tv-tokyo.co.jp

今年の大晦日も五郎さん(松重豊さん)が見られる~。なんてステキな一年の締めくくりでしょうか。しあわせ。

今回は沖縄が舞台。どんな沖縄料理が出てくるのか、ストーリーの方も楽しみです。

再放送

2023年12月31日日曜朝5時45分~午前11時55分 Season1:第1話~12話、Season5:11話~12話

2023年12月31日日曜午前11時55分~午後1時30分 「孤独のグルメ2022大晦日スペシャル」

2024年1月1日月曜朝6時30分~夜6時 Season6:1話~12話、Season7:1話~8話

大晦日も元旦も大量の再放送!全部見られるかな...。

全部は見られないかもしれませんが、年末年始は五郎さんの食べっぷりと独白をたっぷりと楽しみたいと思います。

 

À Table!(ア・ターブル)〜歴史のレシピを作ってたべる〜 再放送

2024年1月1日(月・祝) BS松竹東急

第1話~第3話 11時30分~13時、第4話~第6話 13時30分~15時

第7話~第9話 15時30分~17時、第10話~第12話 17時30分~19時

www.shochiku-tokyu.co.jp

ジュン(市川実日子さん)と夫のヨシヲ(中島歩さん)夫婦が歴史上の人物たちの食べた料理を再現するという新感覚のグルメドラマ。

この作品は本当に好きな作品でして。

料理を再現する時の調理のシーンも食べるシーンも大好きだし、夫婦の物語も音楽も映像も全部好き。夫婦の物語は自分が同年代ということもあってか、じんわりと心に染み入るものがたくさんありました。

またあの世界を感じられるなんて嬉しい。楽しみです。

 

正月時代劇 いちげき 再放送

2024年1月1日月曜 午後4時30分~6時

www.nhk.jp

2023年1月3日に放送されたドラマの再放送。

前回の放送時に録画はしていたのですが、悲惨な結末が待っているんじゃないかと思うとなんだか怖くて、見る勇気がなくて視聴せずに消してしまいました。

今度こそはしっかりと視聴したいと思っております。がんばる。

 

相棒 Season22 元旦スペシャル 第10話「サイレント・タトゥ」

2024年1月1日月曜 夜9時~11時15分 テレビ朝日系

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毎年恒例の「相棒」元旦スペシャル。

なんと今回は、右京さんの3代目相棒・甲斐享の息子が登場するというのだからびっくり。そして、甲斐享の名を見ると懐かしくもあり寂しくもあり悲しくもあり。

甲斐享のパートナー・悦子役の真飛聖さんも出演されるとのこと。

わくわくしますね。楽しみです。

 

正直不動産

再放送

第1話〜第5話 2024年1月1日月曜 夜11時20分〜翌午前3時9分 NHK総合

第6話~最終回 2024年1月2日火曜 夜11時50分~翌午前3時41分 NHK総合

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嘘がつけなくなった不動産営業マン・永瀬(山下智久さん)と月下(福原遥さん)のコンビが不動産の問題で悩む人々を救っていく、2022年春ドラマの再放送です。

正直不動産スペシャル

2024年1月3日水曜 夜9時~ NHK総合ほか

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なんとスペシャルも。今回のスペシャルドラマのテーマは「家族」。

さらにさらに、2024年1月9日火曜夜10時から「正直不動産2」も放送されるとのこと。

ディーン・フジオカさんが永瀬の先輩・神木として出演されるとのことで、さらにパワーアップしそうですね。楽しみです。

 

松本清張 二夜連続ドラマプレミアム 第一夜「顔」

2024年1月3日水曜 夜9時~ テレビ朝日系

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殺人を犯した覆面アーティスト・井野聖良を武井咲さん、殺人犯を目撃した弁護士・石岡弓子を後藤久美子さんが演じられます。

刑事の進藤役に上川隆也さん、動画クリエイターの岩城役に緒方直人さんなどなどなど、他のキャストの方々もとても豪華。

武井咲さんが実際に歌を歌われるということで、歌がずっこけ要素になってしまわないかとちょっと心配ですが、武井咲さんと後藤久美子さんの美しい対決を楽しもうと思います。

 

松本清張 二夜連続ドラマプレミアム 第二夜「ガラスの城」

2024年1月4日木曜 夜9時~ テレビ朝日系

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部長が殺害された事件を二人の女性がそれぞれ別に調べていく。一般事務の地味な的場郁子を波瑠さん、バリキャリの三上田鶴子を木村佳乃さんが演じられます。

二人の女性が別々に事件を調べていき、最後は誰がどんな真相に辿り着くのか。地味な人物役の波瑠さんも楽しみです。

 

終わりに

他にも2023年の話題作「ブラッシュアップライフ」や「VIVANT」などの再放送もあります。とてもじゃないけど全部は見られない~。厳選して楽しまなくては。

ドラマ三昧の年末年始を過ごして、ドラマを存分に楽しみたいと思います。

それでは、年末年始もすばらしいドラマライフを〜。

 

 

視聴している2023年秋ドラマ感想 料理・食関連のドラマが多くて嬉しい~

こんにちは。

2023年夏ドラマは豊作でしたね!そのおかげか、そのせいか、大好きだった夏ドラマの最終話視聴後に脱力してしまいまして。ブログに感想をまだ書けていない...ちょろちょろと書いています...。

まだまだ2023年の夏ドラマを引きずっていますが、2023年秋ドラマの放送はとっくに始まっていますので、2023年10月25日水曜日現時点までで、視聴しているドラマの感想を書きました。放送前におすすめドラマ紹介のブログも書いていたんですが、書き終わりませんでした...。

曜日ごとに分けて書いていますので、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。

感想部分にはネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

それでは、どぞ。

 

 

月曜日

ブギウギ

2023年10月2日スタート 毎週月~土曜朝8時~ほか NHK総合ほか

www.nhk.jp

主演は趣里さん。戦後に「ブギの女王」といわれた笠置シヅ子をモデルに描かれる2023年度後期放送のNHK「連続テレビ小説」第109作目。

NHKの連続テレビ小説を見るのは2020年後期「おちょやん」以来で久しぶり。連続テレビ小説は毎日放送されるし放送期間も長いので飽きちゃうこともあって、よっぽど主演の方が好きじゃないと見ていなくて。(「らんまん」は評判が良かったので見とけばよかったと後悔...いつか見るぞ)

今回は主演が趣里さんということで楽しみにしていました。

すでに第4週が放送されていますが、楽しく視聴しています。花田鈴子(福来スズ子)の少女時代を演じた澤井梨丘さんの歌声も演技もすばらしかった!水川あさみさんも蒼井優さんもステキだ~。おもしろくておいしそうだったドラマ「どんぶり委員長(2020年)」の伊原六花さんもいい!

第1週初回の趣里さんのステージも楽しかったし、今日(2023年10月25日)放送されたラインダンスには感動して涙が出ました。趣里さん愛らしくてかわいい!

[ブギウギ] 『東京ブギウギ』 第1回放送 フルバージョン オンステージ | 朝ドラ | 連続テレビ小説 | NHK - YouTube

[ブギウギ] ラインダンス『四季の宴』フルバージョン オンステージ | 朝ドラ | 連続テレビ小説 | NHK - YouTube

今後どんどん出てくる趣里さんの歌や踊りもとても楽しみです。

 

ミワさんなりすます

2023年10月16日スタート 毎週月~木曜夜10時45分~ NHK総合

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青木U平さんのマンガが原作の夜ドラ。

第1週を視聴しました。

夜ドラは放送期間が短いのでよく視聴しています。そしておもしろい!前々作の「褒めるひと褒められるひと」も前作の「わたしの一番最悪なともだち」もおもしろかった!

今回の松本穂香さんと堤真一さん、山口紗弥加さんとのやり取りもおもしろく見ています。

スーパー家政婦になりすました久保田ミワの正体がいつバレちゃうのかとドキドキするサスペンスコメディだと思って視聴し始めましたが、意外にのんびりと見られて楽しい。松本穂香さんのゆっくりとした口調と堤真一さん演じる俳優・八海崇のおおらかでゆったりとした雰囲気がそうさせてくれているのかな。

これからどんな展開になっていくのか、楽しみです。

 

トクメイ!警視庁特別会計係

2023年10月16日スタート 毎週月曜夜10時~ フジテレビ系

www.ktv.jp

橋本環奈さん演じる一円(はじめまどか)が「経費」の視点から事件を解決に導いていく、という新しい警察エンターテインメント。

第2話まで見ましたが、そこそこおもしろいかな、という感想。橋本環奈さんはかわいらしいし、刑事課の湯川哲郎(沢村一樹さん)率いる湯川班のメンバーや警務課長の須賀安吾(佐藤二朗さん)もいい感じなのになんでだろう。ドタバタ劇みたいになっているからかな。

経費の視点から事件を解決する、というのはおもしろいと思ったので、視聴は続けようと思っています。

 

火曜日

家政夫のミタゾノ 第6シリーズ

2023年10月10日スタート 毎週火曜夜9時~ テレビ朝日系

www.tv-asahi.co.jp

松岡昌宏さん演じる家政夫のミタゾノさんの第6シリーズが、金曜深夜からなんとゴールデンの時間帯にお引越し。わーい!(といってもいつも通り録画視聴だけど)

村田充役の伊野尾慧さんも続投、そして第6シリーズは矢口実優役で桜田ひよりさんが新加入!嬉しい~。

第1話はドラマ「ハヤブサ消防団」のパロディみたいなところもあったし、第2話は「家政婦は見た!」という感じの不倫ものが令和仕様になっていておもしろかったし、第3話はオレオレ詐欺に個人売買、VTuberとてんこ盛り。

今後もにやにやへらへらしながら楽しく視聴したいと思います。

 

マイホームヒーロー

2023年10月24日スタート 毎週火曜深夜1時28分~ほか TBSほか

www.mbs.jp

原作:山川直輝さん、作画:朝基まさしさんのマンガが原作のドラマ。2024年春の劇場版公開も決定しています。原作のマンガは未読です。

第1話をTVerで視聴しました。

怖かったー。原作マンガが怖いのは知っていましたけど、ドラマもしっかり怖かった。そして佐々木蔵之介さんの裸写真...。

佐々木蔵之介さんの目は狂気でぐりぐりぎらぎらしちゃっているし、妻役の木村多江さんもこれでもかと不穏な空気を出しまくりだし、とにかく怖い~。

怖いシーンは薄目でちらちらと見ながら、最終話までなんとか視聴したいと思います。

 

水曜日

パリピ孔明

2023年9月27日スタート 毎週水曜夜10時~ フジテレビ系

www.fujitv.co.jp

原作:四葉タトさん、作画:小川亮さんのマンガが原作のドラマ。原作は未読、アニメも未視聴です。

現代の日本に転生した諸葛孔明(向井理さん)が月見英子(上白石萌歌さん)の歌声に魅了され、軍師のような計略でマネージャーとして英子を成功に導いていく、というストーリー。

第4話まで視聴しましたが、おもしろいです!

諸葛孔明の向井理さんも三国志オタクの森山未來さんもおもしろい!他の演者の方々もすばらしいし、音楽がこれまたすごい!楽しい!

ただ、英子を演じる上白石萌歌さんの歌声はさらーっとしているので、歌はとても上手だし澄んだ歌声でステキだけど、個人的な好みとしては、心に引っかかったり魅了されるとまではいかないのが少し残念かな。演技は好きです。

孔明がどう英子を売り出していくのか、これからの展開を楽しみにしたいと思います。

 

相棒 season22

2023年10月18日スタート 毎週水曜夜9時~ テレビ朝日系

www.tv-asahi.co.jp

season21で亀山薫(寺脇康文さん)が「相棒」に帰ってきてくれてすごく嬉しくて!

2000年に単発ドラマとして始まった「相棒」ももう23年目。単発ドラマの頃からずっと見ているので、相棒は必ず見ることにしています。

初回放送はまだ見ていないのですが、右京さん(水谷豊さん)と亀山薫の活躍が今シーズンも楽しみです。

 

木曜日

天狗の台所

2023年10月5日スタート 毎週木曜夜11時~ BS-TBS

bs.tbs.co.jp

田中相さんのマンガが原作のドラマ。

第3話まで視聴しましたが、このドラマ、すごくステキです!丁寧につくるおいしそうな料理、自然豊かな景色の美しさもすばらしい!

そして天狗の末裔の飯網基を演じる駒木根葵汰さん、弟のオンを演じる越山敬達さんの演技もステキで。越山敬達さんは、思春期特有のとげとげしさと子供らしいかわいさが共存しているオンを丁寧に表現されていてすごい。「初恋の悪魔」の12歳の頃の雪松弓弦を演じていたと知ってこれまたびっくり。

もちろん、基の幼なじみの愛宕有意を演じる塩野瑛久さんもいつも通りステキ。同じ木曜日に放送されている「ブラックファミリア」の早乙女倫太郎とは全然雰囲気が違う。すごい。

駒木根葵汰さんは後ほど紹介する土曜放送のドラマ「たそがれ優作」にも出演されていますし、同じく土曜放送の「商店街のピアニスト 永遠の調べ」の前作「商店街のピアニスト」では主演を務めていらっしゃいました。

駒木根葵汰さん、これからどどんと出てくる方だと思っています。

基の14歳の頃を演じるのが「罠の戦争」に出演されていた白鳥晴都さんというのも嬉しいし、有意の14歳の頃を演じるのは、市村正親さんと篠原涼子さんの息子さん・市村優汰さんというのもすごい。

配役のことばかり書いちゃいましたが、ゆったりとしたストーリー展開も丁寧につくられる料理もステキです。

心が少しひりっとするところもありながら、静かで優しくて瑞々しい美しいドラマ。料理ドラマ好きな方にもおすすめです。

現時点(2023年10月25日時点)ではTVerで第1話~第3話まで配信されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいませ。

TVer(ティーバー)|見逃し無料配信中!ドラマ、バラエティ、アニメの人気番組が動画見放題で楽しめる

 

ブラックファミリア~新堂家の復讐~

2023年10月5日スタート 毎週木曜夜11時59分~ 日本テレビ系

www.ytv.co.jp

木村多江さん主演の「ブラックリベンジ(2017)」、山口紗弥加さん主演の「ブラックスキャンダル(2018年)」に続く、ブラックシリーズ第3弾。

板谷由夏さん主演、次女の死の真相を探る家族の復讐劇。

第3話まで視聴しましたが、テンポも良いですしとても見やすいです。

復讐ものは好きですけど、ブラックシリーズはどろどろとし過ぎていなくて、のんびりと見られるところが好きです。(私の感覚がおかしいだけだったらごめんなさい)

学校の屋上から落ちていく次女と目が合うシーンはぞっとしたけど。

新堂家がどう復讐していくのか、次女の死の真相、そしてその先には何が待っているのか。これからの展開も楽しみです。

 

いちばんすきな花

2023年10月12日スタート 毎週木曜夜10時~ フジテレビ系

www.fujitv.co.jp

「silent」の生方美久さんが脚本を手掛けるドラマ。

第2話まで視聴。

「silent」がとても好きだったので、今回のドラマもすごく楽しみにしていました。

ただ、「男女の間に、友情は成立しますか?」というテーマは、2023年夏ドラマの「こっち向いてよ向井くん」で坂井戸さんが「パートナーの女友達ほど嫌なものはない」とずばーっと答えを出していたので、またその話か、、、という気持ちも少しあり。

ちょっと不安を感じながら視聴して思ったのは、セリフが浮いているというか、役の後ろに生方美久さんがちらちらと見えちゃうというか。(ホラーではない)

主役の春夏秋冬をイメージさせる名前が付いた4人と同じような経験があるのに、共感はできなくて。4人の出会い方も無理矢理で不自然過ぎてぽかーんとなってしまったし...。その不自然さを忘れちゃうくらいにストーリーにぐっとのめり込めたらよかったのでしょうが、それもできず。

あと、私が「silent」を好きだった理由の一つに、脇役も自分の人生を歩んでいる、人格を持つ一人の「人」として描かれていると感じたところがあって。

でも今回は、周りの人間はドラマの中で主役4人に体験させたいこと、その経験から役に感じさせたいこと、言わせたいことを描くための装置みたいになってしまっているように思えて。そこがまた不自然に感じてしまって。特に夜々の周りは酷い...泉澤祐希さん...。

主演の4人は大好きですし、好きなシーンやセリフがなかったわけじゃないのですけど、ドラマの世界に入り込めないでいます。

ただ、生方美久さんがこの4人にどんな結末を用意しているのかはすごく楽しみなので、最後まで視聴したいと思っています。

 

金曜日

きのう何食べた? season2

2023年10月6日スタート 毎週金曜深夜0時12分~ テレビ東京系

www.tv-tokyo.co.jp

よしながふみさんのマンガが原作のドラマ。

第3話まで視聴。

「きのう何食べた?」はやっぱりおもしろいですね!好きだ!

シロさん(西島秀俊さん)とケンジ(内野聖陽さん)が過ごす日々をまた見られて嬉しい。料理もおいしそう~。

第3話の小日向さん(山本耕史さん)とジルベール(磯村勇斗さん)の4人のハロウィンパーティーも楽しかった!

料理をマネしてTwitter(現・X)にツイート(ポスト)しているので、感想ブログを書こうとは思っていますが、いつになるかはわかりません。書かないかも...。

これからもシロさんとケンジの日々を楽しく視聴したいと思います。

 

うちの弁護士は手がかかる

2023年10月13日スタート 毎週金曜夜9時~ フジテレビ系

www.fujitv.co.jp

ムロツヨシさんが元敏腕マネージャーのパラリーガル・蔵前勉を、平手友梨奈さんが天才新人弁護士・天野杏を演じるリーガルエンターテインメント。リーガルドラマな感じは今のところあまりないけど。

第2話まで視聴しましたが、ムロツヨシさんの昔のドラマネタはおもしろくて好きですし、香澄法律事務所のメンバーのドタバタも結構好きです。

ただ、平手友梨奈さんが演じる天野杏の魅力がまだよくわからない...。

第2話のエピソードで天野杏の正義感の強さを感じられたので、これからもっと人間味のあるところが出てくるのかなと思っています。ショートパンツの平手友梨奈さんはかわいらしい~。

時任三郎さんのナレーションもステキだし(出演もされるのかな)、コーヒーショップの本田力さんもくどくて好き。

のんびりと今後も視聴しようと思います。

 

すべて忘れてしまうから

2023年10月13日スタート 毎週金曜深夜0時52分~ テレビ東京系

www.tv-tokyo.co.jp

燃え殻さんのエッセイが原作のドラマ。2022年9月にDisney+で配信されたドラマが地上波でも放送。

ミステリー作家の「M」(阿部寛さん)が、ハロウィンの夜に失踪した恋人「F」(尾野真千子さん)を探す、というミステリアスでビタースイートなラブストーリー。

まだ第2話までしか視聴していないので、「F」の失踪の謎は全然わかっていないですし、「ラブストーリー」な展開は今のところはまだないですね。

謎ばかりなのにふんわりとした空気のドラマ。みんなトイレに行ったら帰ってこないとか、意味不明で謎過ぎるけどおもしろい。

エンディングを毎回違うアーティストの方が担当しているのもおもしろいです。第2話のエンディングを担当していた三浦透子さんの歌声は初めて聴きましたが、とろけるような魅力的な歌声ですごかった。三浦透子さん、すごい人だー。

主演の阿部寛さんもすごくかっこいい。

秋の夜に謎と音楽を楽しむドラマ。楽しく視聴しています。

 

フェルマーの料理

2023年10月20日スタート 毎週金曜夜10時~

www.tbs.co.jp

小林有吾さんのマンガが原作のドラマ。高橋文哉さんと志尊淳さんのW主演。

第1話を視聴しましたが、おもしろかった!

ミスター味っ子を彷彿とさせる演出ににんまりしたり(ナポリタンを食べた及川光博さんの口から光がどわーっと出るかもと思ったら出なかった)、渋い仲村トオルさんが出てきたと思ったら高橋光臣さんの裸にケチャップで頭の中が???になったり、なんだかすごかった!

配役もいい~。

W主演のお二人がすばらしいのはもちろん、高橋文哉さん演じる北田岳の父親に宇梶剛士さん、同級生に白石聖さん、数学オリンピックの仲間が細田佳央太さんと久保田紗友さんって豪華だし、志尊淳さん演じる朝倉海がオーナーシェフを務める二つ星レストラン「K」のスタッフに、小芝風花さん、板垣李光人さん、宮澤エマさん(黒縁メガネがたまらなくかわいい!)、細田善彦さんなどなどなど、とにかく華やか、そして濃い!

わくわくしました!楽しかった!

北田岳と朝倉海が「料理×数学」でどんな活躍を見せてくれるのか、演出も高橋光臣さん(ちょっと変わった役がたまらなく似合う!)も楽しみながら視聴したいと思います。

 

土曜日

たそがれ優作

2023年10月7日スタート 毎週土曜夜9時~ BSテレ東ほか

www.bs-tvtokyo.co.jp

安倍夜郎さんのマンガが原作のドラマ。

第3話まで視聴しました。

北村有起哉さんが実力派脇役俳優の北見優作を演じているのですが、ドラマ内のドラマの撮影がおもしろくて。ドラマの撮影でいろんな役を演じる北見優作を通じて、北村有起哉さんの演技の幅をこれでもかと堪能できて、見ていてすごく楽しいです。

ドラマの前半はドラマの撮影パート、後半は惚れっぽい優作の淡い恋(下心)エピソード、そして最後に坂井真紀さん演じる茜のバー「ともしび」でたそがれる、といった流れ。

実在するお店で食事をするというのもおもしろい。そして料理がどれもおいしそうで、ドラマのステキなアクセントになっています。

北村有起哉さんの魅力を存分に味わえるドラマ。楽しく視聴しています。

 

商店街のピアニスト 永遠の調べ

2023年10月7日スタート 毎週土曜夜11時~ BS松竹東急

www.shochiku-tokyu.co.jp

2022年10月期に放送された「商店街のピアニスト」の続編。渡辺典子さん脚本のドラマ。

妻・花織(藤田朋子さん)を亡くしたフレンチレストランのシェフ・水崎恵太(田口浩正さん)が、妻の残したピアノをレストラン内のストリートピアノにしたことで、ピアノを通じて生まれる人との温かい交流を描いたドラマ。

ドラマの中で演奏されるショパンの曲がとても美しくて。

切なくてやわらかくて美しいストーリーとショパンの名曲を味わえるドラマです。

 

おいしい給食 season3

2023年10月14日スタートほか 毎週土曜夜21時30分~ほか BS12 トゥエルビほか

oishi-kyushoku3.com

市原隼人さん演じる、給食をこよなく愛する中学教師・甘利田先生が帰ってきました!

season1、2とライバルだった生徒・神野ゴウ(佐藤大志さん)は中学を卒業してしまいましたが、season3で舞台は北海道函館市に移り、新たなライバル粒来ケン(田澤泰粋さん)も登場。このドラマのかわいらしくておもしろくて魅力的な子を見つけるセンスはすごい。生徒役の子たちがみんなかわいい。給食のおばさん役のいとうまい子さんが続投してくださっているのも嬉しい。いとうまい子さん、ずっとかわいい。

第2話まで視聴しましたが、「おいしい給食」はやっぱりおもしろいいいいいい!!!!大好きです!!!!

我が家の子供たちも今シーズンから一緒に視聴するようになりました。給食を食べられる子供たちが羨ましい~。

私が住む福岡では放送されていないため私は「BS12 トゥエルビ」で視聴していますが、お住まいの地域によって放送日時が違いますので、公式サイトの放送情報をご確認ください。

ドラマ『おいしい給食 season3』 » 放送情報

もちろん、TVerでも視聴可能です。

TVer(ティーバー)|見逃し無料配信中!ドラマ、バラエティ、アニメの人気番組が動画見放題で楽しめる

甘利田先生の給食愛、今回もたくさん感じたいと思います!

 

あたりのキッチン!

2023年10月14日スタート 毎週土曜夜11時40分~ フジテレビ系

www.tokai-tv.com

白乃雪さんのマンガが原作のドラマ。和食店「賛否両論」店主・笠原将弘さんが料理を監修。

絶対味覚を持つ、人とコミュニケーションを取るのが苦手な辺清美(桜田ひよりさん)が定食屋「阿吽」でアルバイトをすることになり、お客さんの好みや体調に合わせてつくった料理を通じて人と繋がっていく、心がじんわりと温まるハートフルグルメドラマです。

定食屋「阿吽」の店主・中江善次郎を渡部篤郎さんが演じていらっしゃいます。

第2話まで視聴しましたが、このドラマ、すごく好きです。

「食べることは生きること」って言いますけど、人を思いやりその人に合わせて料理をつくることって、その人の「生」そのものをつくっているというか、ものすごく大切で重要なことで。

やっぱり食事をつくってもらうことってとてもありがたいことだと改めて思いましたし、私は食事をつくる側ですけど、家族に合わせて食事をつくっていることにもっと自信を持っていいのかな、なんて思ったり。ドラマのように丁寧に料理をつくってはいませんが...。

心が温かくなるステキなドラマ。おいしそうな料理と清美の成長を今後も楽しみたいと思います。

 

日曜日

下剋上球児

2023年10月15日スタート 毎週日曜夜9時~ TBS系

www.tbs.co.jp

「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘著)にインスピレーションを受けて企画されたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクション。

「アンナチュラル」「MIU404」「最愛」などの数々のすばらしいドラマをつくり出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督の初の日曜劇場枠の作品。

第2話まで視聴。

スポ根ものの良さもありつつ、謎の部分もあっておもしろいなと思って見ていましたが。

第1話では3年生の日沖誠(菅生新樹さん)に、第2話では根室知廣(兵頭功海さん)など、試合の中での球児の成長にぐっときて涙したと思ったら、南雲先生(鈴木亮平さん)の謎の部分がもうびっくりで。これどうなるんだろう。

途中で入るアニメーションは最初はびっくりしたけど、こういう演出もおもしろいかな。試合のシーンは迫力のある映像が盛りだくさんだし、試合の展開もおもしろい。製作者側の「熱」を感じて、見ているこちらも胸が熱くなります。

小日向文世さん演じる犬塚樹生のヤジが酷すぎるけど、小日向さんご本人の品の良さのおかげかおもしろい。酷いけど。

高校野球を通して描かれる人間ドラマ。大好きな作品になりそうな気がします。これからの展開が楽しみです。

 

終わりに

長々と失礼しました。

2023年秋ドラマも豊作の予感がびんびんしております。

今のところは、「ブギウギ」「天狗の台所」「きのう何食べた?season2」「フェルマーの料理」「たそがれ優作」「おいしい給食 season3」「あたりのキッチン!」「下剋上球児」がすごく好きですね。食べることが大好きなので、好きな作品が料理・食関連のドラマが多めになりました...。

 

秋の夜長に楽しいステキなドラマを見て、幸せな時間を過ごしたいと思います。

それでは、すばらしいドラマライフを~。

 

 

「VIVANT」第9話感想 テントがつくられた理由と経緯 林遣都さんの演技がすごくて泣いた

こんにちは。

2023年9月10日日曜に放送されたドラマ「VIVANT」第9話の感想です。

www.tbs.co.jp

あらすじは書いていません。あらすじをお知りになりたい方は、要点が詳しくまとめられている、TBS公式サイトの「アフターVIVANT」をご確認くださいませ。

topics.tbs.co.jp

ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

 

 

第9話感想

2時間半の生放送に続いて始まった第9話。最終回に向けて、VIVANT祭りが盛り上がっていますね!楽しい!わくわくする!

第9話では、テントが土地を購入していたのは、フローライトという半導体の原料となる鉱物を独占し、そこから得る莫大な利益をバルカの孤児や貧しい人たちに分配するためだったことや、乃木卓(役所広司さん、林遣都さん)の悲劇的な過去、そしてテントを創設した経緯などが描かれました。

林遣都さんの演技、すごかった~。震えたし、泣いた。

第9話はにやっと笑った楽しいところもありました。

ノコル(二宮和也さん)が乃木憂助(堺雅人さん)がつくった赤飯を食べて、「ん?おいしい!」という顔をした後に「不味い不味い」と言ったところでみんなが笑ったところとか。ノコル、おにぎりにした赤飯をこっそり5個くらい食べていそう。

他にも、乃木の黒須駿(松阪桃李さん)の声まねが雑だったり、黒須の目がテープで留められちゃってたり。堺雅人さん、松坂桃李さんのものまねをどんな風にされるんだろう!とわくわくしたらアレで笑った。

そして、次回が最終話という段階で、新たな謎が出てきました。

フローライトをバルカ政府に漏らしたのは誰か。

また、乃木が殺害したと思われていた別班員4人が生きているとテントに知らせた日本のモニターは誰か。

日本のモニターが誰かはあまり気にしていなかったんですけど、TVerで配信された「VIVANT」の最終回直前ダイジェストでポイントとして挙げられていたので、がんばって考えてみようと思います。後ほど簡単に書いています。

 

テントがつくられた理由と経緯

これがものすごく自然な流れで。

ベキはバトラカ(今井柊斗さん)に助けられた後に憂助を4年探し歩いたが、死んでしまったと知る(本当は死んでいないので、別の日本の子供)。

生きる気力を無くしているところに赤ちゃんノコル(かわいいいい)と出会い、ノコルを息子として育てることが生きる希望となる。

自衛するために武器を持ち、近くの村から護衛の依頼をもらって金銭を得る。

金を稼いで孤児院をつくると決め、子供たちの未来を守るためにテントをつくり、そしてテントは大きい組織となっていった。

テントが武器を使うことによって資金を得て孤児院を運営してきたという一連の流れがすごく自然で、ベキにはそれ以外の選択肢はなかったようにも思えました。

 

ただ、慈善活動のためとはいえ、テントがテロ行為で金銭を得ているということに違和感はどうしても感じてしまう。

ドラマの中の出来事とはいえ、テロの犠牲になる一般人の数を計算しているとはいえ。

これはどこの視点からテントを見るか、によると思う。

自分が経験したことではないし被害にもあっていないので書くかどうかずっと悩んでいたんですけど、ちょろっと簡単に書くと、私の父は1995年3月20日の地下鉄サリン事件が起きた一本前の時間の電車に乗って出社していて(当時、父は単身赴任をしていた)。もしかしたら父が巻き込まれていたかもしれないという話を聞いた時、体が冷たくなるような恐怖を感じました。

被害にあっていなくても感じた恐怖。実際に被害にあわれた方、そのご家族の方の恐怖、悲しみ、憎しみ、怒りはどれほどのものだろう。

この経験から、テロは日常を脅かす卑劣で恐ろしい行為だという考えがずっとあるので、テントを「善」だとは思えないんですよね。どうしても被害にあった人側の視点を除外してテントを見ることはできない。テロを起こされた国から見たら、テントは悪の組織以外の何物でもないと思うし。

ただ、先ほども書いたように、ベキに他の選択肢があったとも思えなくて。

私個人の結論としては、テントは自国の子供を救うために悪業を行う組織であり、見る視点によって善でも悪でもある、というのが第9話を見て感じたことです。

そしてドラマをつくっている方々も、テントの持つ悪の部分と善の部分両方を見せていると思う。

ドラマの中でテントのテロで女の子が母親を探して泣いているシーンが入れられていたのは、テロ行為がどれほど悲惨なものかを見せることで、ベキの正義によって引き起こされる悲劇もきちんと描いているんだと思います。

 

真面目に書いちゃいましたけど、そもそも善だけ、悪だけの人間なんていないし、そんな人間がつくった組織も同じですね。どっちの面もある。善が悪かなんて簡単に分けることなんてできない。

そして、テントが善でも悪でもあるということは、ベキが黒、ノコルが白であることと関係があると思っています。

 

ベキが黒、ノコルが白の意味

第1話の感想にもベキが黒でノコルが白の意味があるんじゃないかと書いたのですが、黒はテントの悪の部分を表していているんじゃないかなと思っています。

「VIVANT」第1話感想 乃木の謎、かっこいい野崎、かわいいドラム、そして「VIVANT」とは - だらけかあさんの楽観日記

白のノコルに犯罪歴を付けさせないようにしているのは、フローライトで利益を得ることができるようになったら、ベキは白の部分だけノコルに託して、黒い悪の部分を全部背負い、罪を犯した責任を負うつもりなんじゃないかなと思っています。勝手にそう考えてているだけなんですけども。

 

乃木明美の遺言「復讐して」

ベキの妻・明美(高梨臨さん)の最後の言葉は「復讐して」でした。

高梨臨さんが演じた明美は本当に優しい美しい笑顔の人で、その明美が最後に声を低くして「復讐して」と言うくらい、誰かを憎み恨んで死んだというのが本当に悲しい。

この言葉をベキは忘れていないと思う。

公安を恨み、日本に激しい怒りを感じていたが、ノコルと出会い孤児救済に尽力する中でそんな気持ちが無くなってしまった、日本を狙うことはないとベキは言っていたけど、どうなんだろう。

ベキは何かしら日本(公安?)に復讐する準備もしているような気がします。暴力行為以外で復讐するんじゃないかなと思っていますが、どうだろう。

 

フローライトの情報をバルカ共和国に漏らしたのは誰か

テントの結束を見ると、テントの人間がベキを裏切ることはないと思うんですよね。優秀な乃木にいくら嫉妬したからといって、ノコルが3年もかけて準備してきた計画を壊すようなことはしないと思うし。

ノコルの友人のゴビ(馬場徹さん)側の人間の仕業だと思っています。

 

別班員4人の生存をテントに知らせたモニターは誰か

これ、最初の方でも書いたのですが、あまり重要視していませんでした。でも重要なポイントっぽいですね。

公安部部長の佐野(坂東彌十郎さん)がノゴーン・ベキが乃木卓だと知ってテントのモニターになったのかな、とか、もっと目立ってほしいという理由だけで柚木薫(二階堂ふみさん)かな、とか、不倫専務で終わるのがもったいないから長野専務(小日向文世さん)かな、とか、ちょい役なのに登場人物の中にいる看護師の三井(水谷果穂さん)かな、とか。

いろいろと考えたんですけど、わからない~。

考察って難しい。お手上げです。

 

若きバトラカを演じた今井柊斗さん、光っていた!

若い頃のバトラカを演じられた今井柊斗(しゅうと)さん、すばらしかったですね!声も演技も佇まいもかもし出す雰囲気も全部すごかった。発光してた。

ちょろっと調べてみたら、監督・主演で映画をつくっていたりとすごい才能を持っている方のようです。

今後の活躍がとても楽しみです。

 

まだ明かされていない謎

最後に今までの流れの中で気になっているところを書き出しておきます。

駐バルカ共和国・日本大使の西岡英子(檀れいさん)とバルカ共和国・外務大臣のワニズ(河内大和さん)の話、日本とバルカ共和国の関係

西岡英子がバルカに対して強く出られない理由って何なんでしょうか。

また、乃木が西岡英子かワニズを見て(匂い?)びっくりしたような顔をしていた理由も知りたいです。

 

奇跡の少女・ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzulさん)の意味

ジャミーンのことを奇跡の少女と言っているのは、今のところ別班の櫻井司令(キムラ緑子さん)と乃木だけですよね。(違ったらごめんなさい)

別班が勝手に呼んでいるだけなのかな?どういう意味なんだろう。

 

テントが別班を恐れる理由

アル=ザイール(Erkhembayar Ganboldさん)は別班を恐れて自爆したし、ベキもアリ(山中崇さん)の護衛の人間を殺害したのが別班だと気付いて拠点を移動させていたし。テントが別班を恐れる理由がきっとあると思うのですが、何だろう。

ザイールの自爆で家族同然のアディエル(Tsaschikher Khatanzorigさん)が死に、ジャミーンは孤児となってしまった。そしてその自爆を引き起こしたのは息子の憂助という...。ベキにとってはすごくつらい出来事だなと勝手に思ってる。

 

長野専務はただの不倫専務で終わるのか

長野専務を演じる小日向文世さんは、次の日曜劇場「下剋上球児」にも出演されるのでお忙しいから、もしかしたらただの不倫専務で終わっちゃうんじゃないかと心配しております。あんなに怪しい顔してたのに。

あと、別班の人間だと思っているんですが、どうなるかな。

 

終わりに

第9話の最後のシーン、ベキが刀を振り下ろしていますが、これは乃木を切らないでしょう。話が終わっちゃうし。

ベキは乃木が重さがわかる特技を使って黒須を殺そうとしていなかったこと、国を裏切っておらず、別班としてテントに潜入したことをすでにわかっていると思う。だから自分の日本への復讐心を隠したんだと思うし。

別班としてやってきた愛する息子に自分のつくり上げたテントのすべてを見せたベキ。どういう意図があるんだろう。

 

最終回直前の9月16日の番組プロデューサー・飯田和孝さんの記事を読んでいたら、こんな言葉が書かれていました。

topics.tbs.co.jp

「家のテレビが壊れてしまうんじゃないかという豪華なシーン」があるとのこと。

この言葉を見て、金田一耕助ばりに乃木が豪華な俳優陣を集めて謎解きをしてみたり、ドラマ「エール」の最終回みたいにみんなで歌を歌ったりしたら楽しいな(二階堂ふみさんと吉原光夫さんの歌が聴きたい!)、なんてあほなことを考えてしまいました...。

どんなシーンになるのかな。すごく楽しみです。

 

そして、最終回前に食べる晩ごはんは赤飯を食べようと思っています。(あほ)

レンジでチンできるのを買った。最終回に向けて準備万端だ!

 

3ヶ月間にわたり楽しませてもらったドラマ「VIVANT」もいよいよ最終回。この夏のVIVANT祭りを最後まで思いっきり楽しもうと思います!

それでは、また。

 

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ドラマ「ハヤブサ消防団」第8話「聖母の帰還」感想 恐怖と爆笑など

こんにちは。

2023年9月7日木曜に放送されたドラマ「ハヤブサ消防団」第8話「聖母の帰還」の感想です。

www.tv-asahi.co.jp

あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

※原作は未読です。

あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。

第8話|ストーリー|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日

書きたいことが多すぎてあほみたいに長くなってしまいましたので(大したことを書いていないのに6000字を越えてしまいました...)、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

 

 

第8話「聖母の帰還」感想

アビゲイル騎士団の後続団体「聖母アビゲイル教団」のハヤブサへの侵食がどんどこ進んだ第8話。恐ろしかった~。

そんな不安感や恐怖を感じる物語の中にあっても、三馬太郎(中村倫也さん)をはじめとする、ハヤブサ分団のハヤブサを守ろうとする気持ちにぐっときたり、中山田さん(山本耕史さん)に大爆笑するシーンもあって。怖さとおもしろさのバランスがこのドラマは本当にすごい!!!

また、第8話は最終回直前の回ということもあって、様々な謎が明かされました。

アビゲイル騎士団の教祖や幹部が信者を殺害していた理由が、教団を脱会しようとしていたからということ、殺害された信者の中に立木彩(川口春奈さん)の友人もいたこと、事件後にアビゲイル騎士団は聖母アビゲイル教団として新たに活動していたこと、太郎の家のポストに「警告」としてシャクナゲの花を入れたのは彩だったこと、ルミナスソーラーは教団のユートピア実現のためにつくられた会社で、営業の真鍋明光(古川雄大さん)は熱心な信者であること。

他にも、徳田省吾(岡部たかしさん)はオンラインサロンからの信者で、放火犯として利用された後は信者としては扱われず使い捨てにされたこと、また、教団のユートピアにハヤブサが選ばれた理由や彩の使命、江西住職(麿赤兒さん)と山原展子(小林涼子さん)の関係も明かされました。(彩の使命と江西住職に関しては、後ほどもう少し詳しく書いています)

様々な謎が明かされましたが、まだわかっていない点もあり。(こちらも後ほど書いています)

最終話がどうなるのか、ハヤブサからアビゲイルを追い出せるのか、どんな結末が待っているのか。ものすごく楽しみです。

 

演出がすごかった

このドラマは、演出が本当におもしろくて。

カメラワークもだけど小物の使い方もおもしろい。わかりやすいからわざとらしさを感じそうなものなのに、全然嫌な感じがしないし、物語にぐっと引き込む演出になっている。すごい。

隋明寺で丸く並べられた湯呑み茶碗がひとつ(おそらく江西住職のもの)だけ離れていたり、最後のシーンで太郎がアビゲイルの信者を割って入って行くところは、映画「十戒」の海を割るシーンを思い出しましたし。

十戒 (映画) - Wikipedia

「十戒」で海が割れるシーンは、エジプトで迫害されたヘブライ人(イスラエル人、後のユダヤ人)が安住の地・カナンを探しに旅をする途中のシーンですが、安住の地を探してハヤブサにやってきたアビゲイルの信者の海を、太郎が割って歩いて行くっていうのがまたおもしろい。太郎の2作目のタイトルが「カナンの東」というのも繋がっているような、繋がっていないような...。

また、アビゲイル信者の海を割って歩く太郎の周りに蝶が舞っていて。

蝶が意味するものを調べてみたら、「輪廻転生」「復活」「長寿」などの良い意味や、「死」「霊」といった不吉な意味もあったり、また、「死者の魂が宿る」とされていたり。

www.i-nekko.jp

スピリチュアルなところまで調べてみると、他にもたくさんの意味があったので(白い蝶で調べてもたくさんでてくる)、太郎の周りを蝶が舞っている意味は「これだ!」と断定することはできないのですけど、アビゲイルの犠牲となった人の魂が宿って舞っているのかな、とか、第1話で5歳の太郎が書いていた「ハヤブサの守り神」が太郎と共にあることを表しているのかな、なんて思いました。

 

私はドラマを見ていて演出がどうこうとかを思ったことがあまりなかったのですが(いつも気付けない...)、このドラマはストーリー展開だけではなく、引っかかりのある演出や自然の音と重ね合わさった音楽など、すべてが「ハヤブサ消防団」という一つの作品の中ですごくバランスよく配置されていておもしろいと思ったし、そのおもしろさに気付けたし、作り手のこだわりを感じられて楽しい。

 

第8話でわかったこと

第8話は最終話直前の回ということもあって様々な謎が明かされましたが、特に気になった部分を書き出してみました。

聖母アビゲイル教団のユートピアをつくるのがハヤブサだった理由

第7話の感想で、教団の新たな施設をつくるために数ある候補の中からハヤブサが選ばれたんじゃないかと書いたのですが、ハヤブサではなくてはならない理由があったことがわかりました。

ハヤブサは、聖母アビゲイルである山原展子の誕生の地でもあり、展子が自然と一体となり悟りを開き、教団の教義が生まれた地でもありました。

そして、町長の愛人がアビゲイルの信者だったり、彩が移住していたりと、数年前からその準備をしていたことがわかりました。恐ろしい...!

 

立木彩は聖母アビゲイルの魂を受け継ぐ者だった

第7話の感想で書いたのですが、立木彩は教団の広報だと思っていたら、教団にとってものすごく重要なポジションである、新たな聖母アビゲイルとなる人だったことがわかりました。

ドラマ「ハヤブサ消防団」第7話「最後の晩餐」感想 連続放火犯の使命とは...ハヤブサに何が起きたか - だらけかあさんの楽観日記

これにはびっくりした!聖母は目を見張るような美しい人が絶対条件なんでしょうね。

彩は彩を教団に引き入れた友人・滝川明日花(金澤美穂さん)を教団の幹部たちに殺害されていますが、それでも教団への信仰は変わらず。

その後は、聖母アビゲイルの魂を受け継ぐ者として一足先にハヤブサに移住していました。

彩の回想から、彩は山原浩喜(一ノ瀬ワタルさん)の殺害や放火には関りがないこと、でも、教団の仕業だと薄々は感づいていたこともわかりました。

 

また、第7話の感想でも書いたのですが、太郎が消防団のみんなと東京に行く前に車の中で彩とキスをして、車を降りた後に彩は唇を手でぬぐっていて。

だから、彩は太郎のことを好きではなく、有名な作家である太郎を教団の仲間に引き入れるために近づいただけだと思っていたのですが、第8話の太郎と彩の会話から、彩は太郎に好意を持ってはいたようでした。山原展子の写真が太郎の家にあったから、というのも大きいかもだけど。

なので、キスした後に唇をぬぐっていたのは、彩の中身の川口春奈さんの本音が出て思わずやっちゃった行動だったのか、チューで思いのほか太郎のよだれがべちょっとついちゃったのか。

どんな理由だったのかはわかりませんが、彩が太郎に好意を持っていないから唇をぬぐった、という理由ではなかったようです。たぶん。

 

教団の教本の中で、聖母アビゲイルは「天空にて円が重なる時、その生涯を閉じる」と書かれていて、彩がこのまま皆既日食の日に新たなる聖母アビゲイルとして生まれるとなると、それと同時に死ぬことになるんじゃないかなと心配。

太郎は止められるのか。太郎は彩をどう説得するのか。

私の母は某宗教を信仰していて、私は子供の頃にその宗教の勉強をしたり集会に行ったりしていた、いわゆる宗教二世でして、深く信仰している宗教から人を離れさせることがどれほど難しいかを少しはわかっているつもりです。

神に近い存在(それとも神そのものかな?)になろうとしている彩にどんな言葉なら届くんだろう。

彩は太郎より前にハヤブサにやってきて、少しの時間かもしれないけれども、教団の中から離れてハヤブサの人々と触れ合っているので、洗脳が解ける可能性はあると思います。

太郎と彩の何気ない毎日はもう戻らないかもしれないけれども、太郎はきっと教団のやり方とは違う形で彩を救ってくれると思っています。

 

ワトソン江西住職は、聖母アビゲイル・展子の異母兄妹だった

隋明寺の江西住職が、やってきたアビゲイルの信者たちを「ハヤブサへようこそ」と迎え入れた時はぞわっとした~。

山原展子は江西住職の父親・江西忠男の愛人の子で、母親の山原リンコが自死した後、忠男に引き取られていました。

そこで虐待を受けた展子を、江西住職が父親代わりになって世話をしていた。

江西住職は「ハヤブサへようこそ」とアビゲイルの信者たちを迎え入れましたけど、アビゲイルの信者ではないんじゃないかなと思っています。

アビゲイルを信仰しているなら、別の宗教の般若心経を唱えられないと思う。信仰するってそういうものだと思う。

最終話で江西住職の口から説明があると思います。

自分のことを「ワトソン江西」と言ったおちゃめな江西住職が、脱会しようとした信者を拷問して殺害し、自分たちのユートピアをつくるために放火や殺人をするような教団を信仰するとは思えない。思いたくない。ワトソン江西を信じるぞ。

 

まだ明かされていない謎

あと残り1話。まだ明かされていない謎を書き出しておきます。

徳田省吾は自殺したのか、殺害されたのか

これ、気になっています。

浩喜の殺害や連続放火は、事件が起こった八百万署が管轄で(浩喜の事件は違ったかもしれません...間違っていたらごめんなさい)、ドラマ「晩酌の流儀」でへっぽこ支店長をしているおかやまはじめさんが署長を演じているというのもあって、捜査が微妙なんじゃないかなと。たぶんですよ、たぶん。

でも、徳田省吾は東京で死んだので、警視庁の管轄。

また、徳田の件にたった3年前に12人もの信者を殺害したアビゲイル騎士団の後続宗教が関わっているとなると、警視庁も本格的に捜査をしていると思う。

この事件の解明も、アビゲイルをハヤブサから追い出すための重要な点になると思っています。

 

太郎の父親と山原展子の関係

太郎の家にあった山原展子の写真。

太郎の父親はなぜ山原展子の写真を撮ったのか。

この理由って明かされるかな。

 

映子の謎と太郎に何を伝えようとしたのか

謎の白髪の女性・映子(村岡希美さん)が何者なのか、まだわかっていません。

太郎の家にカギを壊すという行為までして入ってきた映子。何を太郎に伝えようとしていたのか。

杉森に対して悪い感情を持っていそうでしたし。

あの囲われ方を見ると教団にとって重要な人物なのでしょうが、教団とどんな関係があるのか。さっぱりわからん。

 

メインビジュアルのうつむいている消防団員は誰?パート2

第6話感想でもメインビジュアルのうつむいている消防団員は誰なのかと書いたことあるのですが、中村倫也さんよりも背が高いように感じて、背格好からアビゲイルの顧問弁護士をしている杉森登なんじゃないかと書きました。

ドラマ「ハヤブサ消防団」第6話「放火犯の正体」感想 連続放火犯は誰なのか。あの愉快な消防団の中に放火犯がいるって悲しい... - だらけかあさんの楽観日記

で、Twitter(X)を見てみると、太郎の父親なんじゃないか、と言っている人が結構いて。

太郎の父親だったらおもしろい!

もしそうなら、誰が演じているんだろうとわくわくします。

このうつむいている消防団員は物語の重要な役割を担っていると思っているのですが、最終話で誰だかわかる描写があるかな。

 

太郎の家にいた映子に叫ぶ中山田さん 恐怖と爆笑

このシーンは最高に怖くて最高におもしろかった!!!

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恐怖と爆笑が合わさることがあるなんて!おもしろすぎる!

中山田さんを演じる山本耕史さん、本当にすごい。なんであんなにふざけた空気を出せるんだろう。おもしろい。

第4話の太郎と彩の怖くて美しいキスといい、恐怖を楽しむという不思議な感覚をこのドラマで初めて知りました。びびりなもので怖い話は苦手なのですが、このドラマの恐怖は楽しい。クセになる。

藤本勘介(満島真之介さん)のTシャツも恐怖心を減らしてくれたし。(勘介ありがとう)

このドラマは笑いと恐怖のバランスが本当に良くて、本当にすごいと思う!

 

ハヤブサ分団、やっぱりかっこいい!

ハヤブサを守ろうと奔走するハヤブサ分団、かっこよかった!

杉森に悲しみと怒りをぶつける勘介、杉森の言葉を静かに、でも怒りを込めてはっきりと否定する山原賢作(生瀬勝久さん)と怒りをあらわにする宮原郁夫(橋本じゅんさん)。

不甲斐ない村岡町長(金田明夫さん)に「エロガッパ」と喝を入れる森野洋輔(梶原善さん)。(へろへろに困っている金田明夫さんもおもしろかったしステキだった)

ここに徳田省吾がいないのがすごく寂しいけど、みなさま、かっこよかったです!

 

ドラマの本筋とはあまり関係ないけど書きたいことをちょろっと

杉森の言葉言いたい

彩の家に来た太郎に言った杉森の言葉。

「三馬さん、聞きたいことが山ほどあると思いますが、無駄を省きましょう。すべてお答えする義務はありません

あー、言ってみたい。目をらんらんとさせて言ってみたい。こんな風に言われたら、何も聞けなくなっちゃう。

いつかどどーんと言ってみたい。この言葉が言える場面が自分の人生にはありそうにないけど。

 

アビゲイル信者の色の意味

これはずっと気になっていて。

紫系の人、ベージュっぽい人、緑系と黒系の人、アビゲイルの信者はその階級みたいなもので色分けされているように思います。

彩は緑系の服が多いですが、聖母アビゲイルが修行している時に深緑の服を着ていたので、教団の中でも熱心な信者が修行をしている時の色なのかなと思いました。彩の他にも緑系の色を身に付けている人がいましたし。

黒は幹部なのかな。彩、杉森、真鍋、映子の世話をしている人の中にも黒を着ている人がいました。

これ、知りたいんですけど、色分けの意味はアビゲイルが定めたものだと思うので、アビゲイルが教えてくれないとわかんない。

Twitterとか、どこかで知ることができるといいな。

 

終わりに

このブログは2023年9月14日18時ちょい過ぎ、最終回放送直前になんとか書き終わりました。書きたいことが多すぎるー。

いよいよ今夜が最終回。

太郎を含むハヤブサ分団のみんなは、ハヤブサを聖母アビゲイル教団から守れるのか。

 

一人の女性の運命が数十年の時を経て、このハヤブサを大きく変えようとしている

その女性の人生を紐解くことが、今、僕がするべきことだと直感した

「その正体に、もうすぐ辿り着く」

 

このシーン、太郎の表情もセリフも本当に好きで。何度も何度も視聴しました。この時の中村倫也さん、いつにも増してかっこよかった~。

ドラマが終わってしまうのが寂しいですけど、最終回の放送がとても楽しみです。

 

それでは、また。

 

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「VIVANT」第8話感想 テントの秘密が少しずつ明らかに。ベキ、ノコル、黒須と乃木の関係などについて

こんにちは。

2023年9月3日日曜に放送されたドラマ「VIVANT」第8話の感想です。

www.tbs.co.jp

あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

あらすじをお知りになりたい方は、TBSの「アフターVIVANT」で詳しくまとめられていますので、そちらをご覧いただければと思います。

topics.tbs.co.jp

書きたいことが多すぎて無駄に長くなっていますので、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

 

 

第8話感想

第8話では、乃木憂助(堺雅人さん)とノゴーン・ベキ(役所広司さん)が対面し、息子として扱われるようになるまでが描かれました。

また、テントの内情が少しずつ明かされました。

※テントのことは後ほど書きます。

DNA鑑定のところはちょっとドキドキした。

乃木は以前、島根の乃木家でDNA鑑定を受けて、乃木卓の息子だということが証明されていましたけど、大丈夫だよね?となんだか心配に。

そして、DNA鑑定の結果。

99.999%が上下逆さまになって映っていたので66.666%に見えて、あれ?すんごい微妙じゃん!とちょっとだけ0.5秒だけ思ったのは私だけじゃないはず!と思ったけどもしかして私だけかしら...。

DNA鑑定で乃木がベキの息子だと証明された後、銃を構えていたピヨ(吉原光夫さん、吉原光夫さんにピヨという役名をつけるセンス!)は銃を下ろすし、見張りのマタ(内村遥さん)もこっそりと親し気に話すようになるし。乃木の優秀さを見たからか、バトラカ(林泰文さん)も協力的になっていたし。

実の息子であり、優秀でもある乃木が突然現れたことで、ベキとノコル(二宮和也さん)の関係にも影響がありそうですね。

 

黒須について

黒須駿(松坂桃李さん)については、たくさんの方がTwitter(X)で考察されていたのを見ましたが、乃木は重さがわかる特技から、ノコル(二宮和也さん)の銃に弾が1発しか入っていないことに気付いていたと思います。乃木はノコルの銃を別班の人間を撃った時に使ったことがありましたし。

そして、黒須を助けるために猿ぐつわを撃って、弾切れにしたんだと思います。

猿ぐつわを撃たれた後の黒須の目の動きを見ると、乃木の思惑に黒須も気付いていると思ったのですが、その後の黒須の怒りが本物なのか、演技をしているのかどうかがわからず...演技だったらうますぎるよ黒須...。

黒須はドラマのビジュアル画像?かな?で「信頼」と書かれていたので、裏切られたと思っていても最終的には乃木をきっと信じると思う!

 

テントについて

第8話でテントについてわかったことなどを少しまとめてみました。

テントの目的はお金を集めること

テントのテロ活動はすべて、発注を受けて行っていた。

テロ活動の他に、サイバー攻撃、暗殺、誘拐などの犯罪行為を請け負って行い、成功報酬を得るという仕組み。

テントの目的はお金を集めることだった。

集めたお金の使い道

児童養護施設の運営と3年前から土地購入に使われている。

土地購入に多額の費用が必要なため、3年前からテロ活動を盛んに受注するようになった。

土地の購入にはノコルが社長を務めるMURUUDUL(「夢」という意味)という会社を通して行われている。

購入した土地の使用目的は、第8話放送の現時点ではまだ不明。

 

※以前、TBSショッピングで販売しているVIVANTのグッズで、MURUUDULのマークのものがあって、MURUUDULは何のマークかを妄想してブログに書いたことがあります。

テントに対抗する、別班+公安+バルカ警察の共同戦線のマークだと書きました。全然違いましたー。

「VIVANT」第5話感想 野崎とチンギスが協力関係に!乃木の過去とテントのリーダー、ノゴーン・ベキについて - だらけかあさんの楽観日記

※終わり

 

テントがどうして土地を購入しているのか、というのをちょっと考えてみましたが、「土地購入......テントはアビゲイル騎士団!」とか考えちゃって。ドラマ「ハヤブサ消防団」の影響が大きくて大きくて。

土地を購入しているノコルの会社の名前が「夢」なので、ノゴーン・ベキの夢を実現させるための土地購入かなと思っています。

テントが購入した土地をどう使うつもりなのかはさっぱりわかりませんので、妄想することを楽しみつつ、わからないことはわからないこととしてドラマの展開を楽しみに待ちたいと思います。

 

テントがテロ活動を請け負っていることについて

これは物語の展開とはあまり関係ないけど、個人的に疑問に思っている点です。

テントが他の組織から受注してテロ活動をしている、というところまではわかるのですが、依頼したテロ組織には主義・主張があるんじゃないか、その主張を表明しなくてもいいのか、というところを疑問に思って。

そもそも「テロ」って主義・主張のある破壊活動のことだと思っているので、依頼した組織の主張を出さない、さらにはテントのマークのみ掲げるっていうのがしっくりこない...。

テロリズムの定義などに関する質問主意書

気に入らないところに報復してくれ、という依頼を受けている、とかならわかるんですけどね。それが国際社会にはテロ活動に見えた、とか。

ドラマの本筋とは関係ないですけど、違和感を感じてしまいました。

 

また、テロ活動などの犯罪行為をして集めた資金で、児童養護施設の運営をしていることについても違和感を感じています。

よその国で人を殺害して、孤児を増やすかもしれないようなことをして得たお金で、バルカの孤児を救済するって。意味わからん。

そして、慈善活動をしているからって、テントを善良な組織と思わせるような物語の展開に今後なるとしたら、ちょっと怖いです。攻撃したところに攻撃されるだけの理由があった、とかならまだ少しわかるけど。それでも少しです。

テロ行為って、たくさんの人を傷つけ恐怖を感じさせる、ものすごく恐ろしい許されない行為だと思っているので、やっぱりテントという組織を好意的に見ることは個人的には無理。

ドラマなのに、創作物なのに、まじめに考えすぎだと思われるかもしれないし、自分自身でもそう思っていますが、無理なものは無理じゃー。

といっても、まだあと2話ありますからね。(10話が最終回)

うだうだ書いちゃいましたが、このドラマがテントという組織にどういう結末を迎えさせるのか、今後の展開をおとなしく待ちたいと思います。

 

ノゴーン・ベキは乃木憂助を信用したのか

児童養護施設で乃木が重さを手で量れる特技があるとわかり、ベキは黒須を殺すように命じた時、乃木は銃の弾が何発入っているかわかっていた、黒須を殺すつもりがなかったということに気付いたと思います。

以前、ベキは裏切者に対して厳しい制裁を加えていて、息子とはいえ、国を仲間を裏切り殺した乃木に嫌悪感みたいなものを感じていたように思いましたが、息子がそういう人間じゃないことがわかって息子として認めることにしたんだと思います。

ただ、信用しているかというと、息子が国も仲間も裏切っていないかもしれないということは、別班として組織に潜り込んだ可能性もあるということで、信用した、とはいえないのかなと思っています。

 

そして、血の繋がりのある優秀な息子が現れたことで、ベキとノコルの関係も変化していきそうですね。

アリ(山中崇さん)の処遇に対しても、ノコルはピヨを行かせて殺そうとしていたように感じましたし、二人の考えが一致しないことは今までにもあったんじゃないかな。

そこに血の繋がりがある優秀な息子が現れた。ベキとノコルの関係が変化しないわけがない。

3人がどういう関係になっていくのかも楽しみです。

 

乃木とノコルの関係

乃木とノコルの関係については、ノコルが乃木の存在を疎ましく思っている、と考えているのですが、ノコルが乃木にとって助けとなる行動をしているのがおもしろいなと思っていて。

ベキに黒須を殺すようにと言われた乃木に、ノコルは1発しか弾が入っていない銃を渡したり、ポリグラフ検査の時にナイフを指の間に「どぅん!」として、針が動いたのが質問に対してなのかをわからなくさせたり。

この時の質問が「おまえは父親に会うためだけにここに来た」というもので、この時に乃木の目元がぴくっとなっているんですよね。この質問で乃木の反応がどう出るのか、私も知りたかったのにー。ノコルー。

余談ですけど、ポリグラフ検査の時、ノコルが「じゃあ、ここからはYesかNoで答えろ」と言ったら、乃木が即座に「Yes」と答えていて。

この時にノコルはイラッとしたように感じましたが、「ここからは」って言ったけど、ここで「Yes」って言わんでも「やーい、YesかNoで答えなかった―」って言うわけないじゃん、やっぱりなんか嫌な奴、みたいなことを思ったのかな。年下の自分の命令に従順な感じにイラッときたのか。

この乃木の「Yes」は、ドラマを見ている側だからそこまで感じないけど、目の前にいたらイラッとする気がする...。

これも余談ですけど、ポリグラフの後に乃木が監視カメラ(を見ているであろうベキ)に語る経歴がちょっとだけ違ったのが少し気になりました。

乃木は「20歳の時にアメリカから一時帰国した際、テレビで乃木家の家紋を見て断片的な記憶が蘇りました」と言っていましたが、あれは18歳の時。ただ単に脚本の間違いなのかな。ちょっと気になったので一応書いておきます。

 

第7話で、ベキとノコルはアリの護衛が殺されたのは「別班」の仕業だと考え、拠点を移動させることにした時に、ベキが妻と息子の写真をじっと見ていて、さらにその姿をノコルが見ていて。(乃木が別班だと知っているのかなと思ったら違った)

ノコルは息子の写真を愛おしそうに見つめるベキを何度も見ていたんじゃないかな。

その息子が生きて現れ、しかも父の血を受け継いで自分よりも遥かに優秀。疎ましく思うのは当たり前だと思う。

でも、最初に書いたようにノコルは乃木にとって助けになる行動もしていて。

視聴者だからこそ見えるノコルの表情から、どんなことを感じているかがわかるところもある一方、何を考えているかわからないところもあって。

そこがノコルというキャラクターのおもしろさかなと個人的には思っています。

 

戦場ジャーナリストの飯田さんは長野専務じゃなさそう

第4話視聴後から、長野専務は幼少期の乃木と関りがあると思っていて(長野専務の空白の2年間と乃木が誘拐された時期が重なっている)、戦場ジャーナリストの飯田さんは別班活動中の長野専務だったんじゃないかと考えていました。

「VIVANT」第4話感想 迫田さんそっち側か!松坂桃李さんついに登場!乃木がものすごく怖い!と脳みそ大混乱の回でした - だらけかあさんの楽観日記

「VIVANT」第5話感想 野崎とチンギスが協力関係に!乃木の過去とテントのリーダー、ノゴーン・ベキについて - だらけかあさんの楽観日記

でも今回、飯田さんを和田聰宏さんが演じられていて、和田聰宏さんは現時点で46歳。

乃木に会った時の飯田さんの年齢が和田聰宏さんの実年齢と近いと考えると、今の飯田さんの年齢は80歳以上になる。

なので、飯田さんは長野専務ではなかったと思います。逆に飯田さんが長野専務だったら、年齢的におかしなことになっちゃう。

読みがばっちり外れました!

 

おまけ

長くなっているので、ちゃちゃっと書きます。書きたいことが多すぎる~。

乃木の家に柚木薫とジャミーンが住む

乃木の家に薫(二階堂ふみさん)と退院したジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzulさん)が住むことになりましたね。

野崎(阿部寛さん)がドラム(富栄ドラムさん、林原めぐみさん)に一緒にここに住むのかを聞いた時、ドラムが「薫さん、好き」と言っていて、慌ててみんなが好きって言い直していましたけど、ドラムも薫さんを好きなのかなとにやにやしちゃいました。私も薫さん好き。

あと、これはあるある過ぎて違うとは思いますが、一夜の契り(わお♡)で薫に乃木の子供ができて、乃木の帰りを子供と一緒に待つかも、なんてことも考えちゃいました。薫なら子供と一緒に探しに行くかな。

 

乃木憂助の若い頃を堺雅人さんが演じる

乃木の若い頃を堺雅人さんが演じていらっしゃいましたね。22~24歳くらいなのかな。

乃木の18歳を櫻井海音さんを演じられていたから、櫻井海音さんでも良さそうだけど。

若い乃木さん、つるっとしていてかわいらしかった!

 

ピヨ(吉原光夫さん)

世界中の諜報機関が恐れるテントの幹部の名前がピヨ。なんてかわいい名前なんでしょう。でもやることは全くかわいくないという...。ギャップがすごい。

ピヨを演じていらっしゃる吉原光夫さんは元劇団四季の方で、二階堂ふみさんも出演していたドラマ「エール」に馬具職人・岩城新平役で出演されていました。

そして、最終回の「エールコンサート」での「イヨマンテの夜」は本当にすごかった!!!ものすごくかっこよかった!!!

「VIVANT」で二階堂ふみさんと一緒に歌を歌うシーンはない、でしょうね...無理矢理でもいいからねじ込んでほしい...。

今回のピヨという名前といい、馬具職人役の岩城新平の迫力のある美しい歌声といい、吉原光夫さんにはびっくりさせられっぱなしです。もっとドラマに出てほしいな~。

 

終わりに

はい。

圧倒的なスケールで描かれたドラマ「VIVANT」もいよいよ残りあと2話。お祭りが終わってしまう~。考えただけでも寂しい。

2023年9月10日日曜に放送される第9話は79分スペシャル、7時からは生放送と、最終回に向けてどんどこ盛り上がっていますね。


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録画視聴になりそうだけど、生放送も本編もすごく楽しみです。

それでは、また。

 

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「VIVANT」第7話感想 乃木は「任務」ではなく「愛」を選んだのか、目玉焼き焼いてみた、など

こんにちは。

2023年8月27日日曜に放送されたドラマ「VIVANT」第7話の感想です。

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ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

あらすじは書いていません。あらすじをお知りになりたい方は、TBS公式サイトの「アフターVIVANT」がわかりやすく要点をまとめられていて、おすすめです。

topics.tbs.co.jp

いつも読んでいます。

書きたいことが多すぎて無駄に長くなっていますので、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

 

 

ドラマの予告テロップで気になっていることを少し

最初に、最近気になっていることを吐き出しておきます。(グチみたいなものなので、苦手な方は読み飛ばしてくださいませ)

ドラマの予告のテロップについてです。

 

第7話の予告


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第7話のテレビ放送の方の予告では「ついに“宿命の兄弟”対峙」とテロップに書いてあって、二宮和也さんが演じる役・ノコルが乃木憂助(堺雅人さん)と兄弟だということがネタバレされていました。

また、公式Twitter(X)で「7話は一番衝撃的な回になる」というツイート(ポスト)を見た後に気付いたのですが、「父子の宿命 愛か、任務かー」という、7話で乃木がどちらかを選ぶんじゃないかと予想ができちゃうような二択が書かれていたり。

このテロップから、乃木が「愛」を、「父」を選んだら、テントに寝返るかもと予想ができてしまったし。このテロップがなかったら絶対に予想できなかった。

※該当ツイートを一応載せておきます。

 

第8話予告


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第8話の予告でも「血の繋がりか 40年の繋がりか」という言葉で、ノコルがノゴーン・ベキ(役所広司さん)と血の繋がりがないということが本編を見る前にわかってしまっています。

 

ただのドラマ好きな素人の人間が偉そうに言うのも申し訳ない気がしますが、予告でネタバレし過ぎだと思ってしまう。

考察されている方々がすごいから、もう知っているでしょ?ってことなのか。少なくとも私はテロップを見なかったら知らんかったよ...。

あまりにも的外れな考察をけん制するためかな、なんて思ったり。私も勝手な妄想をブログに書き過ぎかな...。

ドラマを制作している方々がネタバレテロップを予告にちょろっと出している意図はわかりませんが、個人的にはあまり好きではないです。

「VIVANT」は考察ドラマではなくてアドベンチャードラマだと思って見ているので(いろいろと予想したり妄想したりしているけど)、謎がテロップで明かされてもいいかなと思おうとしましたけど、やっぱり本編で明かしてほしい。

偉そうに失礼しました。そんだけです。

 

はい。

気になっていることを吐き出してスッキリしたところで、本題です。

 

第7話感想

第7話は乃木が任務遂行中に仲間を撃ち、黒須駿(松坂桃李さん)と共にテントに捕らえられたところで終わりました。

衝撃的な展開になりましたね。

前半部分で柚木薫(二階堂ふみさん)との甘いやり取りが描かれ、野崎守(阿部寛さん)との含みのあるやり取り、そして後半で別班の任務とその後が描かれました。

「衝撃的な回」という前述したドラマ公式のツイートを見ていたので、ある程度身構えて視聴しましたけど、それでも衝撃的だった。

そしてこの展開にどう決着をつけるのか。

まだまだ謎の部分も多いので、これからの放送を楽しみにして待ちたいと思います。

 

第7話でわかったこと

乃木卓の過去

第7話では、乃木卓が農業使節団として行ったバルカ共和国で、砂漠地帯を作物の取れる土地に変えて、バルカ政府から感謝状を贈られるほどの成果を上げ、緑の魔術師・ノゴーン・ベキと呼ばれるようになった、ということがわかりました。

バルカの内乱を調査するための潜入捜査先で、すごい成果を上げて目立ち過ぎているような気もしますが、優秀!当時の公安の仲間たち、ざわざわしただろうな...。

そんな優秀な乃木卓が生きていることを日本政府に知らせていない、知らせられなかった理由は何なんでしょうか。別班も公安もまだその理由がつかめていません。第8話でわかるかな。

 

野崎が乃木を見てにんまりする理由

ずっと気になっていた、野崎が乃木をじっと見てにんまりする理由。

乃木は、かつて野崎のエージェントで、野崎に好かれたいあまり無茶な調査をして死んでしまったリュウ・ミンシュエンに似ていて、つい見てしまうとのことでした。彼を守れなかった過去から、野崎は乃木を必死に守ろうとしていたのでしょう。

私は、乃木と野崎はバルカで誘拐された時に出会っていて、その時大きかった野崎は乃木のことを覚えていて「立派になったなあ」なんて家族愛みたいなものを感じているのかなと妄想していました。妄想が過ぎた...。

※第2話の感想でその的外れな妄想を書いています。

「VIVANT」第2話感想 VIVANTの意味とテロ組織「テント」、そして乃木と野崎、乃木と柚木薫の関係についての妄想 - だらけかあさんの楽観日記

亡くなった野崎のエージェント、リュウ・ミンシュエンのことは、このブログの上の方でリンクを載せた第7話の「アフターVIVANT」に詳しく書かれています。

詳しく書かれているので、もしかしたら今後の展開に何か関りがあるかもしれません。ないかもしれません!

 

第7話で気になったところ

ノゴーン・ベキは乃木のことを知っている?

アリの護衛をしていた3人の遺体を見て、ノコルもノゴーン・ベキも別班の仕業だろうと考えていました。

そしてその後、ノゴーン・ベキが妻と子(憂助)が写っている写真を見ていて。

ノゴーン・ベキは乃木が別班の人間だと知っているのかな?

ちょっと気になりました。

 

ノコルに犯罪歴を付けさせたくない理由

これ、なんででしょう。さっぱりわかりません!

 

Fはどこに行った

乃木が別班の仲間を撃ったり、テントに捕まった後にもFは出てきませんでした。Fが出てくる暇はなかったけれども。

乃木は前に、父に会ってみたい、話してみたい、愛されたいと口にしていました。それを止めたのはF。

Fは乃木の行動を静観している、あるいは同じ考えなのか、それともFが乃木の中に押し込められてしまうくらい乃木の父からの愛の渇望は強いのか。それとも、柚木薫との触れ合いで愛を知り、Fの力が弱まったのか。

Fはまだ消えてはいないと思うので、Fが乃木の行動をどう考えているのかが気になっています。

 

乃木と柚木薫

夜の桜並木を歩くシーン、美しかった~。キレイだった~。

柚木薫はいろいろと裏がありそうにも思えますが、乃木と薫の思いは本当のことだと思う。というか、思いたい!

二人のシーンはにやにやしてしまいます。二人ともどこか人を愛するということにカクカクしている感じで不器用で、見ていて愛おしくなります。

目玉焼きを焼く薫を動画で撮っていたのはなんでだろう。最後の思い出に撮ったのか。そこは気になりました。

 

愛の人、スネイプ先生

ジャミーンのプレゼントで、野崎はハリー・ポッターが大好きだということがわかりました。

野崎に乃木が言った言葉「あなたは鶏群の一鶴 眼光紙背に徹す」と「スネイプ」社。

「鶏群の~」は他のサイトや考察動画などで説明されているのではしょりまして、ここでは大好きなスネイプ先生について書きます。

スネイプ先生は愛する人と愛する人の子供のために二重スパイとなり、愛する人を命を懸けて守った愛にあふれた人。

乃木は「スネイプ」の名を出すことで、これから行うことを野崎に示唆したんだと思います。

 

スネイプ先生はハリー・ポッターの中で一番好きなキャラクターです。

ハリー・ポッターがヴォルデモートを倒すことができたのは、たくさんの人の愛の力があったから。

VIVANTもきっと愛のある結末になると思っています。

 

乃木は「任務」を捨てて仲間と国を裏切り、「愛」を選んでテントに寝返ったのか

乃木が自身をスネイプ先生に例えたと考えると、答えは一つしかありません。

「任務」も「愛」も選び、愛する人を守るために命を懸けてテントに潜入したということ。

別班は今回の任務で「テントがなぜ主義主張のないテロを繰り返すのか、日本の何を狙っているのか」を知ろうとしていました。

乃木は自分がノゴーン・ベキの息子であることを利用して、テントの中に入って探ろうとしているのではないのかなと。

テントの結束の強さを見ると、無理矢理聞き出そうとするよりも自分がテントの人間になってしまう方が手っ取り早い。

別班のメンバーは乃木に撃たれてしまいましたけど、野崎とチンギスがすぐに来てくれると信じていたんだと思います。

乃木は誰よりも野崎を信用している。

野崎たちがすぐに来れば、別班のメンバーの生存確認をテントはする暇がないし、急所を外して撃っているので、すぐに処置すれば助かると踏んだんじゃないかなと。野崎に医療の知識があることを乃木は身をもって知っているし。

第8話の予告で映された4つの柩は、乃木の意志を理解した野崎の作戦。

どこにテントの内通者がいるかわからないので、乃木を守るために別班の人間が死んだように見せているんじゃないかなと思っています。

 

黒須は、テントの人間のびっくりした表情(目出し帽でもわかるびっくり表情。演じられた方、うまい!)に気付いて振り返ったために、乃木は撃ち損ねてしまったんじゃないかなと。一緒に捕まることは計算外だったんじゃないかなと思っています。

そしてこの「任務」は「愛」のためでもあって。

愛する薫やジャミーンを守るためでもあり、父に愛されたい、そして愛したいという願いもあって、テントの中に命懸けで入ろうとしているんじゃないかなと思っています。

 

そして今の乃木は、かつての乃木卓と同じ状況になるんじゃないかなと思っています。

乃木卓がどういった経緯で生きていることを日本に知らせられないのかはわかっていませんが、乃木は国の裏切者としてその行動は隠蔽され、死んだものとして処理されるんじゃないかなと。

父と同じ道を歩み始めた乃木。でも乃木には野崎やチンギスがいる。きっと愛する人たちを守り切ると思う!

 

あーでもないこーでもないと考えるのは楽しいですね。目障りで的外れな妄想かもしれませんが、楽しい。

物語もいよいよ後半戦。どうなっていくのか、楽しみです。

 

おまけ ぷりっぷりの目玉焼き

これ、やった人がたくさんいたんじゃないでしょうか。Twitterでツイートされている方も多かった。※いつまでもTwitterと言い続ける頑固者...。

ドラマの目玉焼きのシーンを考察されている方もいらっしゃるようですが、私は「おいしそう!やってみよう!」としか思わなかった...食い意地が張っているから...。

ドラマを見た次の日の朝ごはん

つるんぷりんとした目玉焼きができました。家にあった残り物野菜の炒め物付き。

でも、私は白身のだら~んとしたところも好きだし、もったいないおばけが出るぞ~と思ってしまうので、これからも普通の目玉焼きをつくろうと思います。

 

終わりに

はい。

第7話は衝撃的な展開で予想をしていたとはいえ頭の中も大混乱でしたし、予告のテロップへの不満もあってどういう風に感想を書こうかと悩んでしまい、書き終わるのに時間がかかりました。

この「終わりに」を書いているのは、2023年9月3日18時40分。第8話の放送まであとちょっと。第7話の放送から1週間もかかってしまいましたが、自分の中では、第8話の放送前に公開できてほっとしています。

 

第8話で乃木は父の愛を知ることができるのか、ノゴーン・ベキの回想もありそうですね。あと、黒須は大丈夫かな。物語がどう展開していくのか、放送が楽しみです。

それでは、また。

 

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ドラマ「ハヤブサ消防団」第7話「最後の晩餐」感想 連続放火犯の使命とは...ハヤブサに何が起きたか

こんにちは。

2023年8月31日木曜に放送されたドラマ「ハヤブサ消防団」第7話「最後の晩餐」の感想です。

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あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。

※原作は未読です。

あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。

第7話|ストーリー|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日

書きたいことが多すぎて無駄に長くなっていますので(約5500字)、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。

感想部分にネタバレが含まれますので、まだ視聴されていない方は読む読まないの選択をお願いします。

 

 

第7話「最後の晩餐」感想

第7話は、三馬太郎(中村倫也さん)の長めの独白から始まりました。中村倫也さんは表情や表現が本当に豊かですね。

太郎のサイン会と東京観光でハヤブサ消防団の面々がわちゃわちゃしていたところにちょろっとにやにやした以外は、ずーーーーっとぞわぞわしっぱなしでした。ものすごく怖かった。

裏切者を追い詰めていくところも、追い詰めた裏切者がびっくりするほど飄々としているところも、あっという間にハヤブサが侵食されていくところも。

太郎が「戻りましょう。戻りたいです、ハヤブサに」と言っていましたが、もうハヤブサは太郎が思うハヤブサではなくなっている。

第7話の予告から、アビゲイル騎士団をまだ信仰している信者たちがハヤブサに押し寄せてくることは予想できていましたが、それでもものすごく怖かったです。

隋明寺を離団する人も増え、ハヤブサに新たにやってきた信者だけでなく、地元の人も信者になっていそうで。

町おこしのドラマもアビゲイルの復活のPR動画になりそうだし。

最終的にこのドラマはどんな結末を迎えるのか。

 

第7話でわかったこと

第7話は物語が大きく動いた回だったので、自分の脳みその中を整理するためにもわかったことを書いておきます。

連続放火犯は徳田省吾だった

太郎の畑を放火した人物が乗って逃げた軽トラのエンジン音、放火に使われたベンジンやいつでも放火できるようにベンジンが軽トラに積まれていたこと、アリバイの有無から、ハヤブサ消防団の徳田省吾(岡部たかしさん)が連続放火犯だということがわかりました。

徳田は否定も肯定もせずに店を出てしまい、その後遺体で発見されましたので、徳田が連続放火犯だと断定していいのかとちょっと悩んだのですが、徳田の回想シーンは真相を視聴者に見せたものだと思うので、徳田省吾が連続放火犯で間違いないと思います。

 

追い詰められたと思ったのに、徳田がびっくりするほど軽くて。自分の行為に対して罪悪感を全く感じていない。

太郎の言葉や藤本勘介(満島真之介さん)の涙も徳田の心には届かない。いつも通りの徳田省吾。ふざけててちょっと軽くて。

岡部たかしさん、すごかった。感情的になって怒鳴ったり叫んだりもしない気のいい人物、でも、得体の知れない、理解を超えた思考を持つ人間からにじみ出る怖さ、不気味さを感じました。

それと同時に、東京に憧れて夢破れて故郷に戻った、徳田の抱える孤独や虚しさ、弱さも感じられて。

その他のことは、後ほど「徳田省吾の使命とは」のところで書きます。まだ書き足りない!(ブログの構成を組み立てるのが下手くそなため、話があっちこっちに飛んで読みにくくてすみません)

 

山原浩喜を殺害した犯人は真鍋明光

徳田の回想シーンから、山原浩喜(一ノ瀬ワタルさん)を殺害したのは真鍋明光(古川雄大さん)で間違いないと思います。

浩喜が殺されたのは、放火犯である徳田を目撃してしまったから。

真鍋は浩喜を殺害する時に全く躊躇がなくて、人を殺し慣れているように感じました。

浩喜が大柄なため、タオルをわざと落として滝壺?崖?をのぞき込ませて落とすやり方。パッとできることではないと思う。

真鍋はアビゲイルの信者で、教団で起こった信者の殺害にも関わっているかもしれません。

 

サンカクの賀来さん夫婦はアビゲイルとはおそらく無関係

怪しい怪しいと思っていた居酒屋サンカクの店主・賀来さん夫婦(福田転球さんと氏家恵さん)。

ドラマの相関図で賀来さんは重要人物のところにいるし、何かあるんじゃないかなとずっと疑って見ていました。アビゲイル信者かな、とか。

でも今回、アビゲイル信者がハヤブサに大量に押し寄せてくることを事前には知らなかったようでした。お客さんが少ないからと値上げの話をしていたし。

なので、賀来さん夫妻はアビゲイルには無関係。だと思う。そもそもアビゲイル側の人間だったら、苗字が「賀来(かく)」だとしても、サンカクじゃなくて丸に関する店名にしていたかなとも思う。

 

徳田省吾の使命とは

連続放火犯だった徳田省吾。おそらくアビゲイルの信者でしょう。

徳田は最後まで真相を明かしませんでした。

予約投稿していた動画でも、「王様の耳はロバの耳」と言っていた割に真相を全部話したわけではなかったし。

ただ、徳田は動画の中で「使命」という言葉を口にしました。

まだ徳田の使命が何かはっきりとはわかっていませんが、単純に考えて、放火によって住民から土地を奪うことが使命だったんじゃないかなと思います。

そしてもう徳田の使命は果たされたんじゃないかな。教団はもうすでに必要な土地を手に入れていそうに思います。

 

そして、徳田の死。自殺か他殺か。

徳田がお店から出て行った後に、追いかけた男女2人はアビゲイルの信者で間違いないと思います。ずっと尾行していたようですね。そして女性は真鍋の元へ、男性はそのまま徳田を追いかけたんだと思います。

「もうちょっと待ってくれんか。ハヤブサに戻ったら全部話すわ。約束する。みんなには特別に、全部や(特別に全部を知れるなんてすごいことで、みんなもそれを喜ぶはずと信じて疑っていないところも怖かった)」と言っていたので、自死ではないと思う。

徳田を追いかけた男性が殺害したとは思えないので、やっぱり真鍋が関わっているのかな。

だけれども。

予約投稿した動画の中で、清々しい笑顔で敬礼して「じゃあな」と言っていて、使命を果たしたと自死したのか。

この辺りは今後明らかになっていくと思います。

 

あと、これはこじつけなんですけど。

太郎の新刊「郭公は都会で笑う」というタイトル。

ストーリーはわかりませんが、暗殺者のコードネームが郭公でっていうようなことを太郎が言っていました。

連続放火犯の徳田が東京で高らかに笑い、そして死んだのを見て、この改題されたタイトルを思い出しました。こじつけです!

 

立木彩の使命とは

ハヤブサに潜伏しているアビゲイル信者にはそれぞれ使命が与えられていたんじゃないかなと思います。

立木彩(川口春奈さん)はまだアビゲイルの信者だと思います。

そして、彩の使命は以前と変わらず、教団の広報なんじゃないでしょうか。

その活動をハヤブサでしている中で、三馬太郎というそこそこ有名なミステリー作家がハヤブサにやってきた。

太郎は、徳田や彩と同じように都会の生活に疲れてハヤブサにやってきている。教団に引き入れる価値のある人物。そして、彩に気がある。

宗教団体が有名人を広告塔に使うのはよくあることですし、太郎がつくった脚本で教団のPR動画(「探偵ハヤブサの事件簿」は結局教団のPR動画になってしまうんだと思う…)をつくる。さらに、太郎が教団の人間と親密になるために、彩は太郎に近づいたんだと思います。

彩は太郎を本当に好きではないと思う。好意は持っているかもしれませんが。

第7話で太郎が東京に行く前、車の中で太郎とキスした後に、彩は手で唇をぬぐっていて。自分からキスしにいっているのに、ぬぐっている。ここは彩が太郎への思いがないことを見せる演出なんじゃないかなと思っています。キスでも口をぬぐうのなら、太郎と関係を持った時はどうしているんだろうとつい考えてしまう…長風呂かな…。

第8話で彩の本心が明かされるのではないかなと思っています。

 

また、第5話の最後に彩が太郎の家にある山原展子の写真を見てニチャアと笑ったのは、徳田と同じように太郎がハヤブサに「導かれている」と思ったからかな。

あとは、第5話の感想で書いたのですが、彩をアビゲイルに連れてきた友人(金澤美穂さん)が怯えているように見えまして。

ドラマ「ハヤブサ消防団」第5話「ある女の運命」感想 ベテラン俳優陣の大根演技と最後の彩の怖すぎる怪しい微笑みに痺れた! - だらけかあさんの楽観日記

そして今、彩は怯えているように見える。

教団は最初はやさしく導き入れるが、次第に信者を恐怖で支配するようになるのかな。

怯えて見えたのは勘違いかもしれません。喜びで打ち震えているだけかも。

ここはまだわからないんですけど、気になったので書きました。

 

ハヤブサに何が起きた

今ハヤブサで起きていることでわかっているのは、薄紫のアイテムを身に付けたたくさんの人々がハヤブサにやってきている、ということです。

そしてそれは、アビゲイル騎士団の後続の団体がハヤブサに拠点をつくろうとしている、ということだと思います。

太郎がハヤブサの土地の安さを口にしていましたが、それは土地を大量に購入しやすいということを意味していたのかな。

山原賢作(生瀬勝久さん)が3年前に真鍋をハヤブサで見たのは、真鍋がアビゲイル騎士団の次の活動拠点の候補を選んでいたところだったんじゃないかなと思います。

そして、たくさんの候補の中からハヤブサが選ばれ、教団の施設をつくる準備のために1年前に真鍋と彩がやってきた、ということなんじゃないかなと思っています。

 

宗教団体が静かな田舎町に拠点をつくることは実際にあることで、有名なものはオウム真理教の旧上九一色村ではないでしょうか。

下↓の記事はオム真理教の施設の近くに住んでいた方の話が詳しく書かれていますので、気になる方はチェックしてみてください。

bunshun.jp

※「オウムが棲んだ村」は#1もあるのでそちらの方も一緒に読まれることをお勧めします。

bunshun.jp

恐ろしいですね。でも、現実に起こり得ることでもある。

 

教団をハヤブサから追い出すのは簡単なことではないと思います。最終回でどんな決着をつけることになるのか。

恐ろしいことを思いついちゃったのですが、放火で住人から土地を奪った教団は、火事で施設を失い去っていくんじゃないかなと。

住人から土地を奪った教団とはいえ、ハヤブサ消防団は消火活動をする。それでも全焼してしまう、という。乱暴な結末ですね。

教団の人間が放火したことが証明されて、教団が去って行くのが一番いい終わり方かな。うん。

結末がどうなるのか、早く知りたい。

 

勘介の「丸なんかだっせえわ」と言う言葉への反応から見える、何かを盲目的に信じることの怖さ

勘介が居酒屋サンカクで「丸なんかだっせえわ」と言った時の、サンカクにいるお客さんたちの反応。

排他的な集団の怖さを感じました。

何かを盲目的に信じている人は、それを否定されることに対しての拒否反応が強い。(宗教に限らず)

他の考えを許さない、自分(たち)だけが正しい、という考えは、自由意志や思考停止に陥る原因になると思います。

同じ言語を使っているのに、話が通じない怖さを感じました。

 

第1話を見直してみた

ここにきて、第1話を見直してみました。

そしたら、太郎が住んでいる地名は「紫野」で、太郎も紫の服を着ている〜。太郎、お前もか〜。大どんでん返しがあったりして。

そして、太郎が5歳の頃に書いた物語。

 

するとそこにおそろしいかいじゅうがあらわれて、ハヤブサをこうげきします。そこにあらわれたのがハヤブサのまもりがみです。

「ハヤブサはぼくがまもる」

 

この物語のように太郎がハヤブサの守り神となり、攻撃してくる教団からハヤブサをまもってくれるのか。

第1話を見直して、いよいよ混乱。早く結末を知りたい〜。でもドラマが終わるまでは原作は読まんぞ。

 

藤本勘介とともに泣いた第7話 勘介がいてくれて良かった

軽い感じで感想を書いていますが、第7話を見た当初はもうしんどくてしんどくて。岡部たかしさんが演じる徳田省吾を好きになりすぎていたよ…。

そんな中で勘介の存在は救いだった。

勘介が笑っているところで笑い、泣いているところでは一緒に号泣しました。

「おかわりしたいなー」と無邪気に言う35歳。Tシャツもおもしろい。

勘介、ステキなキャラです。満島真之介さんの人懐っこさ、かわいらしさが存分に活かされた勘介。このドラマに勘介がいてくれて本当に良かった!

 

終わりに

はい。長々と失礼しました。

第8話から、最終章に突入するとのこと。

公式サイトの第8話のあらすじを見てみると、「アビゲイル騎士団」は「聖母アビゲイル教団」と名前を変えたようです。

「アビゲイル」はヘブライ語で「神は喜んでいる」という意味を持ちますが、女性名でもあります。

アビゲイル - Wikipedia

「アビゲイル騎士団」は「アビゲイル」という名の女性を守る騎士団ということだったのかな。

 

「アビゲイル騎士団」は「聖母アビゲイル教団」という新たな名前で活動し始めました。

そして、アビゲイルは山原展子(小林涼子さん)のことを指しているのかもと思っています。山原展子の公式サイトでの紹介の写真は、薄紫のブラウスを着ているし。まだわかりませんけれど。

 

ついに姿を現したハヤブサを乗っ取ろうとするアビゲイルの信者たち。

太郎やハヤブサ消防団のみんなはハヤブサを守るためにどう動いていくのか。とても怖いけど、第8話も楽しみです。

それでは、また。

 

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